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2017年7月 2日

  

先日、宝塚市から新幹線で来院された患者さんと治療前の問診を兼ねた話をゆっくりとしていた時に、
この患者さんは「注射すると口内炎のような痕が残ります」と仰っていました。
それ対して私は「中年の女性患者の一部で注射した部位にそのような痕が残る方がいます」と答えました。


○女性ホルモンと歯周疾患の密接な関係:

例えば、妊娠性の歯肉炎と呼ばれる歯周疾患もあります。
妊婦の場合,女性ホルモンがある種の歯周病菌とリンクして歯周病菌が活性化され歯肉炎を生じる病態です。

妊娠前に歯周病治療を受けることをオススメしています。また妊娠中も定期検査のチェックを受けて頂くようにしています。





○更年期と歯科治療:

長く臨床をしていると極く一部の
来院女性患者さんに歯科治療の痲酔の後で口内炎様の注射の痕を認める事があります。

これは女性だけに生じる症状で、今まで男性に起きた事例はありません。

また、20才ぐらいの若い女性に生じたことは無く,殆どが中高年の女性のみに発症しています。

すなわち、麻酔の注射痕は女性ホルモンが欠乏する更年期に特有な症状です

歯科治療の痲酔注射では、注射の刺入点付近で極く小さなダメージを歯肉組織内に被りますが、通常は痲酔後そういったダメージはキレイに修復されて表にダメージの痕を残すことがありませんが、組織修復が上手くゆかないと口内炎のような痕が残ることがあります。この日に来院された患者さんもその典型的なケースだと思います。


このように,女性ホルモンは歯肉の治癒や歯肉の性状に関係しているので注意深く観察する必要があります。


また、臨床では希に、更年期障害の精神症状を随伴する方もいて、些細な事で怒り.治療に執拗に文句ばかり言い続ける方もいます。
こういったケースでは我々も治療が上手くできずに大変に困るケースにも遭遇します。

以前、ある女性患者の方で歯肉に口内炎様の注射痕の出来たので、更年期が理由だと私が指摘したら、レディースクリニックへ受診して重い更年期障害が緩解された方がいました。

   この方のように 積極的に特有の全身的疾患を治す姿勢は女性には特に重要です。

   このような更年期と歯科治療の関わりは若い臨床家にも是非知ってもらいたい歯科常識です。






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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。