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2018年10月10日

  


インターネット専用学術雑誌いわゆる自由にネット上で閲覧出来るハゲタカジャーナルの質が悪い論文の増加が、今問題になっています。
問題になるのは論文の質や信憑性の他にも、世界的に著名な学術雑誌に掲載されたように扱われたり、勘違いされて詐欺的商売に利用されたり、ハゲタカジャーナルを研究業績の水増しに利用されたりする現状もあるために、大学関係者研究者から注意喚起されています。

我々が大学院時代は、まだネット社会ではなかったので、ハゲタカジャーナルのようなネット専用の学術雑誌はありませんでした。よって,大学院の研究者は文科省認定の正式な学会が出す論文が掲載された世界一流学術雑誌のみが学位関連の標準的な引用論文になっていました。もちろん理系の医歯学系学位審査では、今でも査読での厳格さは当時と同様です。ネットジャーナルのような論文は一切引用されません。

もちろん、そういった正式な学術誌は、掲載には審査委員に認定された各大学教授、助教授が論文の内容を吟味する"査読(さどく)"を行い掲載に値する内容と論文の質がある事を確認されたもののみを雑誌に掲載してます。こういったことは、 余りに当然のことです。

よって、査読を経た論文は一応の学問的レベルが担保されています。こういった過程を経て論文に掲載されるので、我々研究者は、それ等の論文を信用して引用し研究や論文作成ができる訳です。


ところで、今回問題になっている"ハゲタカジャーナル"は,上のような査読による論文の質や内容の吟味が成されず、論文は筆者が掲載料を支払えば、無診査で掲載されます。   こういったことから、掲載料を取るだけの目的で何ら権威が無い者が多いので"ハゲタカ"と喩えられるわけです。
 故に、必然的に先に書かれた通常の学術論文のような質や研究自体の信憑性も全く担保されない論文が多くなります。


特に大学などの研究者の場合には、論文執筆数が一種の研究者の賭となる風潮があるために、論文数を増やす目的でハードルが低いハゲタカジャーナルを利用する研究者が多くなるのは当然の結果とも言えますが、崇高な学術的意義を鑑みれば、非常に学問の質と信用性を低下かさせる雑な行為と言い換えられます。これが実態であり、日本での学術界のレベルと品位を失墜させる事は必至です。

学問を志す研究者には倫理の低下につながる事態です。よって、主要なハゲタカ雑誌への掲載本数が多い九大、名古屋大、新潟大では、実態を調査し始めるに至った訳です(下の表を参照のこと)。


上位20校.jpg

学術的な内容が無い論文でも、一流学術雑誌掲載論文と勘違いされることだって有り得るでしょう。

また、一般の商売に利用される事だってあり得ます。

例えば、歯科界なら科学的根拠も無い電動歯ブラシが刷掃効果が非常に高い電動歯ブラシとして論文に掲載されたなどと宣伝されれば一般的消費者は効果が科学的に証明された素晴らしく効果がある電動歯ブラシだとして信用してしまうでしょう。

○○大学の研究で証明された画期的な○○といった文句が宣伝に使われていても、ハゲタカジャーナルに載っているだけのサギ商品だったりすることもあると思います。

とかく、消費者は○○大学研究室で研究されたものというだけで信用してしまう傾向は強いと思います。
このような詐欺商法に大いに利用される事だって有り得ると思います。

どうか、皆さんも学術的根拠を装った商品や3流論文にはご注意下さい。








































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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

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