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2017年1月15日


先週末,青山で年上のある知り合いと会って話をしていた時に彼が語った事でこのような事がありました。彼は難関の早大を卒業された方ですが,「学生時代の同級生で真面目で本当に信用できるヤツほど社会人になってからこの歳でも余り良いポストに就けずに出世したヤツがいないね」と語っていた事です.
妙に現代社会の核心を表現し的を射いていたので印象に残りました。

私も堀江貴文氏のライブドアが有名になり彼の実業家としての挙動に注目が集まり,日本社会の腐った実像を知るに至って日本の未来像に不安感すら感じ始めていました。
堀江氏の一風変わったトリッキーなポリシーは企業活動の多様性の一つとして全く否定はしませんが、虚業で儲けた企業家が経済のトップをなし、一方では高度成長期の日本を支えてきた実業界や地味に働く市井の仕事人達こそが本来日本経済の屋台骨だということすら忘れ去られた状態です。そして真面目に働く事が馬鹿らしく億単位の話以外は日本経済とは無関係のように扱われて日本経済はあたかも頭脳のみで姑息に稼ぐ虚業で成り立つような勘違いした空気が日本に充満しはじめていました。

こういった日本経済界で上手く泳げるような社会人だけが出世コースに乗る,換言すると人間性が良い真面目な者や勤勉な社会人といったことより空気が読めて他人を上手く騙せるような狡猾な姿勢で生きてゆける者の方がより出世するような社会になっているのでしょう。今更社会人なら承知している様な"青臭い事"を私は敢えて説明していますが,
そのように経済界では利己的にウソを上手く操れる者ほど出世できることが解ります。そして更にそれが激化すれば、ウソも平気なずる賢い人間が日本経済を動かして経済界のメインストリームになり得ます。世の中では金儲け関連以外は話題にすらならなく成り得ます。バブル期の体験に全く反省が無い連中ばかりで呆れ果てます。
 利権を得る悪徳政治家もそういった勝ち馬に乗って虚業を支援する政権を推進させています。アベノミクスは狡猾にウソをついてまで勝ち組に属そうとする連中の虚業ゲームのなれの果てです.  実質的にはその偽りの官製市場操作は既に破綻しているのはご存じの通りです。

先日,私は"「ポスト真実」の時代についてブログ記事を書きましたがトランプ次期大統領の奇聞を聞いたり記者団への対応にさえ恣意的な態度を公の場で露わにさせて平気でいるトランプ氏の態度を見るにつけて、ますますトランプ大統領のポピュリズムを煽って大統領選挙で勝利を勝ち取った後の我々が騙されていたことを残念に思いその危うさを思い知ることになりました。
 中身がないニセモノを見極める知性が無ければ生きてゆけないことを大統領選を期に反省する絶好の機会になったように思います.
すなわち,大統領選では大勢と同様に安易な意見に乗ってトランプ氏を選んだが、実は誤った選択であったことが露呈し始めてきたといえます。  そこから何の反省や教訓も得られないのであれば、例えアナタが日本人で選挙権も無い単なる傍観者だとしても知性が無い鈍感な人間と言われても仕方がありません.




○歯科界でも大衆迎合主義が儲ける秘訣か?:

歯科治療の話でも歯科界は素人の患者さんが勘違いしている歯科治療への希望や治療方法でも,それに沿う治療(一般的患者のトレンド)を宣伝すれば、多くの患者に受け入れられて儲かるだろうと安易に考える歯科医が多い訳です.
歯科保健の正しい知識を啓蒙しないで,歯科界で我々歯科医師が儲かるような都合が良い歯科治療や歯科治療の情報を宣伝し一部では儲けようとしていることは歯科界の残念な真実です。


まずは例えば、私的には好まないので余り使わない審美歯科といった造語がトレンドといえます。すなわち最近は歯を綺麗に見える様にする事を主眼とした治療を要望する患者が増えています.そして、正しいラバーダムを使った滅菌環境下での歯内療法も行われないまま、歯周病治療を殆ど行わないままにもかかわらずセラミック冠など平気で装着して時には後年再発などが生じて患者を悩ませます。

審美的治療を達成するためなら、本来は全く行う必然性が無い抜髄や不必要な歯冠形成など行い,1歯欠損でも従来から行われるブリッジで解決できるのに"隣在歯を形成しないで済むから"といった事を執拗に強調してインプラントを欠損部へ1本だけ単独で埋入することを強く勧めます.この時治療の選択肢(従来型のブリッジでも可能)も説明しないでインプラントを単独で1本埋入してしまいます。概して悪い歯科医は治療の選択肢を隠して恣意的に治療を勧めます.

患者が高齢者の小金持ちだ と解ると従来型の義歯で対応可能にもかかわらず「失われた歯が甦る」などと誇張してインプラントを埋入する。患者が近未来,認知症や入院でケアが不充分になる可能性も考慮しないで治療の選択肢を与えないで最高の治療だとインプラント治療を行ってしまう。これは患者の予後やケアに関する考慮が全くありません=患者不在の治療といえます.歯科医の良心はそこには感じられません.従来型の着脱式の義歯が高齢者の多くには都合が良いことを皆さんも理解しましょう!

若い患者にも最近はインプラント埋入例が増えていますが、インプラント周囲炎の話を一切しないで、ケアやメインテナンスさえ不充分なままにしているケースが未だに大変に多いです。そういった患者では半数くらいは初期のインプラント周囲炎が生じています。インプラント周囲炎の治療方法が確立していない事実も隠したまま治療するので正に詐欺治療です。(特に,過半数がインフォームドコンセントの観点から歯科医に説明をしていないという落ち度が多いのが現実←反省すべ点です)

私は上の例のように歯科知識の誤りや意図して歯科医の多くが誤った説明や事実を隠して説明を怠っている点を以前からブログやSNSを介し紹介して正しい知識や情報を啓蒙しています. 

異業種の良識的な方々なら「歯科医師が騙す」といった表現は使用しづらいだろうと思いますが、私は歯科医師ですから自分の業界を反省しその中から現状では"騙す"という表現を使わざるを得ないので、敢えて"騙す"という表現を使用しています.歯科治療の一部は"詐欺治療"だと敢えて堂々と表現しています。
面白い事に科学的根拠無き治療をする先生ほど何故かそういった認識が無いためか都合が悪いのか,事実を騙していると表現したことに大変に抵抗感が有るらしいのです。

ハッキリ言えば,多くのロクデモナイ歯科治療をして歯科界が患者の口腔内を壊してしまった事実に歯科医も患者も共に正しい認識を持つことがまず最初に重要です.
第一義的に歯科医師にこそ歯科界の医原性疾患には責任があります。患者さんには本来全く責任など有りません。彼等は気の毒な被害者です。ただ,現実問題では歯科医師はどれだけ馬鹿で不良歯科医師であっても資格停止さえ,される事もありません。ですから不良歯科医が街中に溢れ不良な歯科治療に満ちています。よってそういった現実から患者自らが身を守るより他は無いのです。 これが酷い現実です
そういった実態から個人レベルで危機管理として最低限,ロクデモナイ歯科治療を避け医原性疾患を負わないように身を守る手段を1人でも多くの患者さんに身に付けて頂きたいと思います. 


 

○デンタルIQとは何か?:
以前、30年以上前には歯科界ではデンタルIQという言葉が頻繁に使われた時代がありました。
最近ではこの言葉は全く使われなくなりましたが、患者さんの歯科的な認識を"デンタルIQ"といった言葉で語られていたのです.
昨今の言葉で言えば"上から目線"のような表現ですが,適切に表現すればやはり患者の認識が低ければ正しい歯科治療を受けられないし、正しい歯の手入れも出来ません.よって,こうした認識こそが現在でも一番重要だということは疑問を挟む余地はありません.


○まずはダメな歯科医を鑑別する:
「良い歯医者がよく解らない」という患者さんの意見をよく聞きます。その度に,まず「ダメな歯科医師を最低限避けることで致命的な医原性疾患を回避してください。」とお答えしています.悪い歯科医を除外することの方がより解り易いからです.

歯科医としての良心や倫理感が感じられない先生は危険なのは当たり前です。まずダメな歯科医は高額な治療費に誘導しようと、強引に恣意的思惑で高額治療を説明して譲りません。
それから、主訴部位を放置して歯科医が好むような治療を執拗に勧めてくる歯科医も高額治療への思惑を強く感じます。 最近はう蝕があるにもかかわらず、やたらに「噛み合わせが悪い」「顎関節症」だなどと,それ等の治療へ誘導して派生する数々の自費治療を強引に行おうとする歯科医が巷には沢山いるようです(私のブログ記事参照のこと)。
これ程までにカウンセリングに来院される患者さんにこういった歯科医への不信感を訴える患者さんが増えているとは思いませんでした。
こういったトンデモナイ歯科医が街には大勢いるのが首都圏の絶望的な現実です。
なぜか、特に銀座周辺には俗に言う"咬合論馬鹿な歯科医"が多くて驚きます。
これも,歯科医院の経営が難しく歯科界を生き抜く事が過酷だからで、安易に高額治療へ誘導するような先生が増えてしまうのでしょう




良医選択の傾向と対策:

○こんな歯科医はご用心:

a) 強引に都合の良い説明で歯科医の思惑で高額歯科治療へ導く

b) 主訴部位の治療をまず治療しないで放置して、他の困ってもいない箇所の治療を強引に行う
   (噛み合わせ、顎関節症等が多い)

c) 話もしないで治療を始める、治療の医学的根拠や治療に関する説明をしない。
 *特に,説明を要求しても応じない歯科医(説明能力が無く馬鹿な歯科医の典型的タイプ)

d) 患者の意見を聞かないで、要望を言ったり疑問を聞くと怒り出す(勉強不足の馬鹿歯科医に多いタイプ,怒り性や更年期障害の可能性も有ります)

e) 患者の言う通りに疑いも無しに安易に治療する(患者迎合主義に多い態度:巷に多い危険なタイプ、後年,再発や悲惨な結果が出て患者が被害を被る)

 f) とにかく,新しい治療方法や治療機械の話が好きで、やたらにそういった方法や機械を使いたがる
    (講習会や機械が好きで投資したモノを早く回収しようと焦りが見えるので根拠無き治療をする可能性が高く危険)

g) やたらに如才なく、患者ウケが良いが後年,他院で治療内容の不良が発覚するような事が多い
(住宅街で長く開業しているタイプ、住宅街で流行っている歯科医院は良医と中身がない口だけでやっているタイプに二分される・口が上手くても治療内容が不良で騙されることが多いので要注意)

h) 未だにホワイトニングを安易に沢山行っている歯科医院(ネイルサロンと同レベルの歯科医院か!?,歯牙に対する脱灰などの障害が解らない馬鹿歯科医が多い)

i) 「審美歯科.ホワイトニング.インプラント」の三種の神器を掲げる歯科医院(余りにベタな歯科医院でポリシーが無く信頼できない典型)

上の様な事はほんの一例に過ぎません。上の様な事項と,もし一致しても自分の目で確認してご自身で的確に歯科医院の素性を鑑別してアナタの勘を養って下さい.
それから,論外なのは医院の待合室が汚い,ラバーダム防湿法を根管治療で使わない,滅菌消毒が見るからに怪しい,異様な色で医院の看板や外壁が塗られている等々の生理的レベルの異常感が有る歯科医院も危険です.これは院長が正常な常識的感覚が無いからです。
これらは言わずもがなですが....

  私はオフィスでカウンセリングをお受けしていて、広範囲な地域から患者さんが来院され多くのトラブルや歯科医の態度を沢山聞いて多くの情報を得て解った事ですが,歯科医が本当の歯科的情報を正しく伝えている真っ当な歯科医が極めて少ない事に驚いています。

  以前から書いてきた通りですが,不良歯科医は前提で患者さんを全く知識が無い素人なのでウソを語っても解らないだろうと心の中で思っているようで堂々とその場限りのウソを言って根拠が怪しい我流の治療を行っている先生が凄くほど沢山います。
 

例えば,似合わない髭を生やした若造の歯科医が怪しいとは誰だって観て理解出来るはずです。結局,歯科医師と話せば、先生の頭の中がいかがわしい思惑があるか否かが概ね疑えます。真っ当な社会人(常識的な知性がある大人)であれば、"怪しい"歯科医師ならば,概ね鑑別できるはずです.とにかくまずは怪しい歯科医からは逃避すべきです。 
 歯科医療に対する感覚はアナタのIQに依存します。すなわち歯科医院選択はアナタ自身の頭の中(知性)が正に試されています.

それほど心配は要りません。真っ当な社会人なら危ない兆候は医院HPや話の端々に出てくるので院長と対面して話せば必ず解るはずです. 




麹町アベニューデンタルオフィスでは、巷の歯科医院や歯科治療に不安をお持ちの患者さんに患者さん本位の歯科治療でご不安を払拭できるように正しい歯科治療を励行しています。

       当オフィスでは,まずお話することからゆっくりと始めます...


歯でお困りの方,治療のご相談もカウンセリングでお受けしています。虫歯1本から正しい治療をお受け下さい。悩んで時間を無駄にしていただけでは、健康は訪れません.是非,当院へお越し下さい。

  当院へ是非ご連絡下さい。  






















2016年12月 6日

今朝モーニングショーを観ていたらDeNAが運営するWELQといういわゆる「まとめサイト」(=キュレーションサイト)が閉鎖されたというニュースが話題に挙がっていた。

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DeNA代表取締役社長兼CEOの守安功氏

健康、医学系のネット上のキュレーションサイト(多くの記事から総論的に良い記事を選択する様なサイトの総称:まとめサイトとほぼ同義)だったそうですが、医学的根拠のない記事が羅列されていたそうで、そのいくつかの例に私は非科学的で根拠がない記事だったので驚嘆しました。

内情はサイトの閲覧数を稼ぐことのみが目的だったようです。
記事自体が他のサイトのコピー&ペーストによりつぎはぎされたモノばかりだったようで主婦やフリーターがバイトで記事を作成していたそうです。
ですから当然医学的知識によって責任ある記事が書かれているわけでは全くなかったといえます。

 記事を書くバイトライターはとにかく検索で上位に位置するような記事を作成するように会社から指示されていたそうです。

私もブログやHPに歯科に関する臨床的記事を書いていますが、臨床家という職業人として歯周病学の研究者として責任を持って臨床例を挙げて責任をもって記事を書いています。しかしWELQのバイトライター達は、ネット上の記事を盗用してコピーしたイイ加減なモノばかりだったようです。
もちろん専門家の責任有る学問的検証も成されないで、記事の信憑性など保証できない状態のままネットユーザーを騙していたようです。

ここで気になることは、そういった根拠がイイ加減で誤りやウソを含む記事を鵜呑みにしていたネットユーザーが存在していた事も想像出来ることです。
私はブログやHPを通じてネットリテラシーを持って、ネット記事や不良歯科医師に騙されないように前々から注意を促していましたが、これで、 ようやくネットリテラシーが足りないと身の危険さえ有る実態を反省する良い機会にもなったように思います。

コピペと言えば,私のHPやブログ記事の写真や文章は幾つもの歯科医師のサイトで盗用されている実態もあります。オリジナルに敬意を示さないような馬鹿が多いところが現在の歯科界の実態とも換言できます。良く知った先生達にもそういった常識が無い馬鹿が幾人かいます。危なっかしいインプラントは埋入していても,科学的根拠を臨床に反映させるような真っ当な臨床もできない不誠実な人間です。

ネットのみならず、TV業界でも局には医学や科学の知識がある専門的で常識レベルのトピックのセレクトが出来る人間が皆無で、視聴率が稼げる事が唯一の目標です。だから医学や健康バラエティーの内容に首をひねるような内容が多いのも当然です。最近では誤ったダイエット情報を科学的コンセンサスがあるかのように報道していました。また,歯科関連では驚くようなウソを○○歯科医院院長というヒトが語っていて驚きました。それはモーニングショーでした。流石に歯科医からのクレームが入ったとみえて、次からは歯学部の某有名なブラックな教授が出演していました。たぶん大学の教授ならばクレームが来ないだろうと思ったのでしょう。

さらに、三流週刊誌では、元々三流で内容がない読者が余りいそうにもない「週刊ポスト」のような雑誌はただ部数を伸ばせば良いという至上命令にライターはただただセンセーショナルな見出しを書けるような意図でインタビューした相手の意図に反するような勝手な記事を創作して書きます。あたかもそれはUFO番組の矢追純一氏のようですが、矢追さんはエンターテイメントだから良いのですが、私も迷惑をかけられたライターの岩澤倫彦氏はそういった魂を三流媒体に売り渡した情けないライターです。彼のようなライターは医療記事を三文記事のレベルで創作して書くので信じないようにしましょう!

我々の業界でもゴーストライターが院長に代わってブログ記事を書いて、医院webの閲覧数を稼ぐ事実も一部では有名です。私の文章や臨床写真、作図を他のサイトで見かけたらご一報下さい。そしてその医院はろくな臨床も出来ないでしょうから信用しないように御願いします。














2011年8月 1日


〖  医原性疾患を作り続ける困った歯科医師  〗

当院のホームページや私の院長ブログをご覧になり、どちらかの歯科医院で治療を受けた後歯の具合が不良のため再治療を希望されて来院する患者さんがますます増えてきています。

特に保険治療を中心に雑に行われているインレーなど充填物の下にう蝕が存在する可能性が高いことも多くの患者さんにご理解頂けたようです。

また、厳密な消毒・滅菌条件を必要とする大切な保存治療である歯内療法の治療も、巷の歯科治療ではイイ加減に行われていることも理解されるようになってきました。 この頃、歯内療法の再治療を希望される方も増えてきました。
たぶん、 近所の歯科医院の治療が雑な状況を知って、キチンと治療する歯科医院を探されている患者さんが増えてきたのだろうと推測致します。
 


〖  患者さんの正しい認識が歯科医療を変える  〗

具体的には、充填物(インレーなど)が外れていなくても充填物を除去し、感染歯質(軟化象牙質など)を除去しコンポジットレジン(CR)やハイブリットレジンなどで再充填を希望し来院する患者さんが増えてきました。

こうした多くの患者さんが私のブログの画像を観て不安を感じたらしいのです。
更にラバーダム防湿法を使用する世界標準の正しい治療方法を知って自分の受けた治療とは全く異なる→自分の受けた治療が雑でイイ加減だと認識されたのでしょう。


これは自分の受けた治療に問題がある可能性を患者さんが知り始めてきたことであり、自分の受けた治療の良否に関心を持ち始めた良い傾向だと私は思います。「現実の歯科臨床はかなり雑で、不良な処置を歯科医師が"治療"と称しているだけなのです。」   


 患者さんが自分が受けた治療に関心をもち歯科治療に正しい認識を持つことはイイ加減に治療をする一般的歯科医師に良い意味のプレッシャーをかけることになると思います。 今後、患者さんから発せられる正しいプレッシャーや正しい治療への要望で歯科医療を変えてゆく可能性は充分にあると思います。 

 また、「再治療は正しい方法論で治療する医院でなければまた同じ問題が生じます。」ですから、正しく歯科医院を選んでください。
 


〖 責任を持たない先生に振り回される気の毒な患者さん 〗


先日、ある患者さんが来院されました。
その患者さんはある歯科医院でう蝕治療としてセラミックインレーを装着されたそうです。しかしそのインレーの噛み合わせが低いので適正な高さに調整するように調整を依頼したそうですが、装着したインレーは変えられない*と説明され、その医院ではそれ以上治療してもらえないので別の歯科医院で治療を受けることにしたそうです。(患者さんの言による)
*インレーなど、噛み合わせが低い時や接触喪失した時には、先生のおっしゃる通り再作製(作り替え)するしか方法はありません。はっきり言えば、その医院の治療における不注意=失敗です。

次の歯科医院では、インレーの上からCRを充填されて、噛み合わせの不良が生じたようです。そのままでは適切に噛み合う場所がないので、当院へ噛み合わせの改善を主訴に来院されました。 


その患者さんは、下顎の第二大臼歯にセラミック製インレーが充填され、しかもその上にコンポジットレジン(CR)が充填されていました。咬合状態は、明らかに第二大臼歯の近心部で早期接触があり、明らかに"咬合が高い"="不良な噛み合わせ状態"でした。

たぶん、2番目の先生は、「患者さんの主訴が装着したインレーの咬合が低いとのこと」だったので、患者さんの希望通りにCRをインレーの上に盛って咬合状態の改善を図ろうと思ったのでしょう(←常識的には、正しくはこんな事はしません)。

しかし、私の審査・診断では患者さんの顎を押さえて、額位を中心位へ(ドーソン法により)誘導して明らかに前医でCR充填されたモノの近心部で強い早期接触があり、僅かに噛み合わせを変位させた状態でも充填状態の形態が悪いために、患者さんのおっしゃる通り安定しないで咬みづらい不良な咬合状態でした。このままでは顎関節に障害を起こす可能性があるので充填部を削除・修整しました。

〖  治療の基本概念が解らない歯科医師は危険  〗


上の2名の歯科医師は、全く責任を持つといった臨床医の姿勢も学問的な知識も無かったようです。ただ治療らしきモノを行っただけです。実はこれが日本の歯科界では現在当たり前の状態です。ですから患者さんはお気を付け下さい。


当たり前ですが歯科医師は、必ずしも患者さんの希望通り=額面通り希望通り行うのではなく、正しく診断して・それに合う正しい処置をすべきです。

一般のサービス業種との違いはこの点です。セラミックインレーの上にCR充填することなど何も意味がないし、今回のように患者さんに迷惑をかけることになります。これは歯科医師が作る"医原性疾患"の良い例です。

 もっとはっきり言えば、以前(この前のブログ記事)にも言及した通り、保険治療のかなり多くの部分が、現状では治療自体が歯科医原性疾患だと思います。

皆さんは、歯科医師の不良治療を受けないためにも歯科医院は正しく選んでください。
一般の歯科医師が正しく歯科界の状況を話さないので、巷の歯科界の状況を私が皆さんにお話させて頂いているのです。 


2011年1月13日

【 伊達直人運動 】

1月11日朝のワイドショーでコメンテーターが 「伊達直人運動ができればイイですね」 と語った。それを聞いた夕方には、全国に沢山の伊達直人の輪が広がった。

伊達直人の名前で児童養護施設にランドセルなどが寄付された話を既に数日前からメディアが報じていたため、気になっていた方も全国には多かったのだろう。しかし、ただメディアが報じただけではこうした善意の輪はこれほどまでには広がらないだろう。
正に、世の中の空気というか、国民的な集団意識というか、多くのヒトの気持ちにある潜在的な意識か何モノかによる共感を呼んだのかも知れない。これはシンクロニシティーかも知れない。

不況で国民全体が厳しい状況を味わっているからこそ共感できるモノがあるのだろう。これを機会に今まで話題に挙がらなかったヒト達のことを真剣に考えるような空気が世の中に生まれてくれれば良いのにと思います。

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タイガーマスクの生みの親・梶原一騎氏もあの世で喜んでおられると思います。

思い起こせば、私が学生時代はバブル絶頂期だった。当時、土地転がしで何億儲かったなどというウソのような話が街でも日常的に聞かれた。下宿の近くのある建築業者は週3日以上も接待ゴルフをして公共事業の暗黙の入札で仕事をもらっていた。真っ黒に日焼けして夕方には近所の寿司屋で酒を飲む毎日だったようだ。当時タレント主婦までノウハウ本を出すような株で利殖生活をするブームもあった。真面目に地道に働くことやそういったヒト達をあからさまに笑うようなトンデモナイ風潮が実際にあった。しかし、狂乱の時代も「東京ラブストーリー」が最終回を迎えて幕を閉じた。
正に、うたかたの夢は泡と消えてしまった。

そういった経験をしていながら20年もすれば忘れてしまうのがヒトの性であります。ほんの10年近く前までITバブルとその余波で少し景気が上向きな傾向もあったが、この数年リーマンショック後は極めて厳しい日本経済の状況がある。これは世界同時で生じた未曾有の不況でもあります。

地球温暖化を世界各国が真剣に考え始めたのも、20世紀以降、先進国といわれる大国のエゴで無計画に利潤主義を貫いた負の総和が結果的に極めて大きかったということに他ならない。
換言すると、全ての国も人々も、皆自分のことしか考えなかったからだろう。中国・インドのような新興産業国が巨大になって来た現在、レアアースなど希少地下資源獲得の熾烈な水面下の戦争が始まったいる。世界的規模では、大国のエゴはますます大きくなるだろうと思います。


【 ヒトのことを考えること・優しさの時代】


そんな中、今年の冒頭にJ-WAVEである評論家が、「今年は、少しは自分のことだけではなく他人のことを考えてヒトの役に立つことを考えるような年にしたい。そうした方が気も楽になるはずです。」といった抱負のような話をされていた。これには私も大賛成です。

我々の業界も懲りずにトンデモナイことを多くの歯科医師がしている現状は、本当の医療のあり方を忘れて、極めて利己的な利潤追求が疑問なく続けられて皆頭の中が麻痺してしまった結果だろうと思います。

患者さんは,そういったことを全く知らずに治療を受けているのですから、これは正常な状態ではありません。
私は、インプラント関連の記事を既に幾つか書いている関係で、それを観た方からメールをいただきました。
全顎的に沢山インプラントを埋入したある主婦からです。「とても良く噛めるから良いといって、勧められて治療したのにダメになったんです」「こういったことは、先生は予想してなかったんでしょうか?」といった内容でした。

はっきり言って、リスクを考えた管理(ケア)の必要性もインプラント自体の特性も全く話されず・適切なケアも実行されていなかったようです。

また、抜歯した本数だけ二十数本もインプラントを埋入するなどということ自体が歯科医師の頭がどうかしています。たぶん、沢山埋入して儲かればリスクを増やしても良いと思っているようです。結局患者さんのことなど最初から全く考えていないのです。

遅すぎたことではありますが、この辺で、自分の行ってきた臨床を省みて。歯科医師も患者さんのコトを高いレベルで考える歯科治療を実践する時代に来ていると思います。

この主婦の話など聞くと、全く「優しさがない歯科治療」です。

勇気を出して正しいことを行う。正しいことを語る そういったことなら、まともな大人であれば誰でもできるはずです。今年からは実践してゆきます。

世の中、今年からの10年を特に「優しさの時代」にできたら良いのにと私はそう思っています。


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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。