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2011年4月19日


○インターネットリテラシーとは:

インターネットリテラシーとは、インターネットをいかに理解し活用するかということを意味します。この頃、"リテラシー"という用語が世間では頻繁に使われるようになっています。特に、ネット上で話題になることが多いようです。インターネットとは簡単に言えば情報が通る道のことです。ですから、これ自体にはさして意味はありません。どういった情報をどのように発信して、どのような方法で情報を受信してそれを日常生活や人生に活用するのか。また質の良い情報を得るにはどういったところから情報を仕入れ選択するのかを考えるのがキーポイントにもなります。この頃、特に尖閣諸島問題やwikileaks登場以降は、ネットリテラシーがますます意味合いを増してきました。

以前ブログでも私は言及していますが、情報に溢れるネット上では、玉石混合の情報の洪水から質の高い情報を選択し正しく解釈して偽情報に騙されないようにすることが大切です。ネットリテラシーは受信者の教養・知性に依存します。モノを知って正しく理解するトレーニングができているヒトはネットリテラシーが高いと思います。


 【東日本大震災に際してtwitterやFace bookが活躍】 

東日本大震災が生じた直後は、電話携帯・メールがほぼ不通に近い状態になりました。あの状況では、twitterがしっかりと他のメディアに優先して震災情報の発信ルートとしての役割をもってきました。電話や携帯やメールがなかなか通じなくとも、twitterやfacebookは活きていました。これは大変にこころ強く思いました。

私も、主にtwitterで大まかな情報を仕入れて、フォローするヒトのツイートのリンクなどから更に詳しい情報を得ました。そして更にそこから多くの情報サイトに飛ぶことも可能でしたから、飛躍的に多くの興味深い情報を得ることができました。
地震発生直後から、海外のメディアへアクセスもして、危険な原発の状況を根拠ある事実や諸々の事故状況の可能性を知ったのです。それと比べ、国内特にTVでは民放もNHKも「安全だ」と執拗に強調するニュースばかりが流されていました。非常事態時には、体制(政府)側から繰り返される根拠の曖昧な「安全」という言葉には、特に注意が必要です。それはかなり危ない状況を意味するからです。

原発事故では国の政策を否定するような、正確な情報が公開されることはないことを忘れてはいけない。TVで解説者の東大教授や専門家と称する人達は、たぶん故意に外部被曝と内部被曝を混同させて安全に聞こえるように説明していました。東大教授が「安全」といったことが、既に危険な線量率であることさえありました。レントゲン撮影での外部被曝と我々の体内に入った放射性物質からの内部被曝は全く比較できません。未だにそういったごまかしの説明をするヒトがありますが、短絡的にレントゲンを引き合いに出す説明はほぼ間違えですから気を付けて下さい。

また、微量な放射線が体に良いと主張する稲恭宏氏(東大の博士)の話など額面通りに信じないようにして下さい。ある限られた状況でのことならあり得るあくまでも一つの説であって、原発事故の環境下での被曝には当てはめるべきではありません。放射線はあくまでも、できるだけ浴びないで防御する方針を変えるべきではありません。放射線の被曝線量と障害にはしきい値(安全の最低値)が存在せず、線量に比例して発症と重症度が決まるからです。

事故の実態が極めて厳しいから情報統制をし、意図的に政府に都合の良い情報操作をしたと思われます。第二次大戦のいわゆる"大本営発表"を知ったヒトなら誰でも解ることです。今回、既にご存じのように本当に事実隠蔽をして、福島原発周辺の住民に、原発に爆発が起き放射性物質が沢山拡散した際に初期被曝をさせてしまったことは取り返しの付かない過失です。将来数々の晩発性放射性障害を生じる可能性があります。将来、疫学的手法を使った調査で明らかになります。その時には政府は「明確な因果関係があるとはいえない」と知らぬ顔をするのが目に見えているが...

どうやら政府に信頼の置ける倫理観のある専門家が付いているとは思えないのです(これも専門家の意見です)。政府の意思決定の間違えで取り返しの付かない放射性被曝を生じてしまったとおもわれます。

当初、政府は福島第一原発から同心円状に放射性物質の飛散と被害があることを示した。しかし、政府のその認識と公開情報は間違えであり、地図状分布図では楕円型に放射性物質は拡散する性質があることを報告して、以前の発表を今更、訂正しています。
事故後初期にコンピュータ解析によるSPEEDIの公開を一回だけ行ったが、その後止めたのはそのデータが非常に小児ガンの発生率が高い値が出てしまったことが理由と噂されています。また言い換えると、安全を強調した政府の発言と矛盾して都合が悪かったからともいえます。

放射性物質の拡散は気象学的要因・特に風向に大きく影響されます。これはチェルノブイリの事故で風向きにより拡散が楕円形で風下で被害が出たこと。更に数百キロ離れた地点でも被害が大きかった地点もあるという斑な被害分布があることが専門家の間では知られています。このようなことは当然政府のブレインも承知しているはずです。それを意図的に伏せて間違った避難勧告の範囲の設定や汚染状況の公開をしたことは、まるで凶悪犯罪を攻めるのと同様に、極めて厳しい非難に値します。

また、チェルノブイリの事故では、ヨウ素131の拡散により若い人達・特に女性に甲状腺がんが多発したことは有名です。今回の事故でも事故後早期に避難しなかった数万人の子供達や若年層の中の一部にも将来、晩発性放射線障害によるガン患者が出る可能性が成人以降の年代層よりも高率であります。政府の倫理性を持たない科学的配慮のない間違った決定で、多くのヒトの命が危険にさらされる可能があります。

晩発性障害は確率論ですから、何万人に何人発症するかといった統計学的数字になります。これは、聞くヒトによって主観的であるため、評価の重大性が異なります。でも少なくとも政府は国民を危険にさらすようなことをするとは言語道断です。いかに原子力関連の利権構造と各人の保身が優先して、国民の安全や生命よりもそちらが重いことが露呈してしまいました。


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えだの君は、政府に責任が及ばないしょうな"霞ヶ関文学的言葉"を使うので気を付けましょう。
例:「直ちに健康に影響がない」.... 「なんだかな〜」by 阿藤怪 
この枝野君は、それにしても気持ち悪いところが似ている (-。-;)

 【 ネット上の言論空間の空気が物語る恐ろしさ 】

地震発生から1〜2週間、自由な言論空間であるはずのtwitterでも、変な空気に支配され始めていました。
それは、政府発表の意図に沿うような態度・すなわち、平たく言えば「ことさらに騒いで、恐怖感を煽るような発言をするのはけしからん」「そういうヤツは馬鹿だ、黙れ」というような態度です。

ある種、理性的態度を装いながらもその実、政府発表の情報を信じた上での国に騙されている"似非知識人"のような態度であった。もしくは原子力村や政府関連機関のヒト達が関与している形跡もあります(安全デマを吹聴したユーザーがネットからアカウントごと消えることが目立ちました)。

その空気は政府の意図通りネット空間が支配されてしまったような気味の悪い状況です。地震発生後、10日くらいで実際私は「その空気感の異様さ」を感じてその感想を危険だとツイートしています。今では、多くのヒトがもう政府発表など信用しなくなっていますが、当初は国民の中には政府が発表している通りと考えるヒトが多くいたようです。今回の事故は目に見えない放射線が関係する事故だからこそ、事故の事態を過小評価するとトンデモナイ事態になります。


当初は、「原発の状況が危険だ」と言っただけで「デマでヒトを煽るな」などと言われていました。今では、政府発表にウソが多く一般市民でも政府や菅直人首相の行った初動対策の失敗を非難するヒトが多いと思います。

AERA.jpg


AERA の表紙が論議を呼んでいました。これくらいは原発事故の恐怖の正当性のある自然な表現だと思います。twitterでも何故か猛攻撃していた連中がいました。その考え方や態度自体が東電や政府の思惑にのせられてしまったのです。ですから、それ自体が異常事態でした。

今ではネット上で頻繁に言及されるように、「政府が正しい情報を発表しないために国民が不安になり、デマや風評被害も出たのでしょう。」
政府の危機管理の仕方が、前時代的で間違っています。現代はあらゆるネット端末から情報が入り得ますし、国内より先に海外メディアから正しい情報が流れてくる時代です。結局、情報を隠蔽したことがすぐに国民に認識されてしまいます。初めから政府が公表する方がむしろ信頼を失わず、国民が正しく備えができて正しい方法論だと思います。このくらいのことは、民間の危機管理コンサルタントでも理解できる程度の基本です。情けないことに政府に思惑があると危機管理さえ大きく間違えてしまいます。

世間では数年前に「KY」という言葉が流行りましたが、ネット上のtwitterのような言論空間でもある種の「空気」はしっかりと存在します。ただ、国民皆が右にならえするのではなく、おかしな空気には積極的にNOとツイート(発言)すべきでもあります。そういった態度を解るヒトがネット上ではむしろ「KYでないヒト」といえるます。

今回この非常事態で、ネット上の情報操作の過程や、ネット上での空気の流動的性質・誤った空気の(ユーザー間での)自浄的作用をリアルタイムで観察できました。
これは誠に貴重な体験でした。近い将来、宮台真司氏のような若きキレのある論客が原発事故と大震災に関わる問題を総括してくれることを期待しています。

私が地震発生直後から原発事故の真相に迫るべく積極的にフォローしていたのは、社会学者のこの宮台真司氏や若き論客達です。
特に宮台氏は、政府や東電の事実隠蔽や発表の矛盾に地震直後から冴えた発言をされていたので、私は彼の言及とリンクから事故の真相を追いかけていました。twitterでは誰もがアカウントを持って参加できるシステムですが、誰をフォローしどう活用するのかが問題です。これが"twitterのリテラシー"のポイントです。これを間違えると方向性を間違えて役に立たずに害になることさえあります。今回の原発事故ではネットリテラシーが低いユーザーは容易に政府や御用学者に騙されました。原発の事故を過小評価して、「安全デマ」を言い続けたのは政府関係者や原子力村のメンバー等でした。

体制側にくっついているいわゆる"御用学者は信用できないので、数名の信頼できる学者"を見つけ、事故のより現実的状況に迫れました。
自由報道協会のユーストリーム(UST)会見などと正しい原発事故の証言者の証言を聞くことができました。TVを通して発表される原子力村のメンバーや政府の事実隠蔽と「安全デマ」に騙されないで防御ができました。

東電がスポンサーだからTVでは評論家のみならず、芸能人も東電の悪口は言えません。芸能人も山本太郎がブログに書いたように反原発運動などすると番組を降ろされたり芸能界を干されるそうです。TVニュースでは東大教授など御用学者が安全を強調したのは、東電から巨額の研究費が出ているし、研究室の人間は原子力事業に就職先を見つけるしかないからそういったしがらみから悪口など言えない。本当に原子力行政は気味の悪いほどのムラ社会です。


twitterでは、そのなかで、京大の小出裕章助教東芝の原子炉設計者からは致命的欠陥の告白を聞くことができた。
米国からも、福島第一原発で使用されているGEの原子炉に欠陥があることを認めた技術者の話をみた。すなわち、かなり前から欠陥は日本も米国でも認識していたらしい。また、原発に関わる社会悪の根源である保安院の体質と過失も現中部大学教授武田邦彦先生のブログや動画で知った。武田邦彦先生は、ペットボトルの回収がエコにならないことなどを発表して、利権族に嫌われた経緯があるので、御用学者のみならず、彼は中傷の対象になることがあるが、科学倫理を説く大変誠実な学者です。私はまっとうな良い先生だと評価しています。

今日、茨城県つくば市へ福島県から転入届けを出した方が、市から放射能被曝検査(スクリーニング検査)の受診証明書の提出を要求されたという事件があった。すなわち、差別の始まりと考えることができます。未だに放射線関連の科学的認識が低く全く間違っています。これこそサイエンスリテラシーが低いことが原因です。公の機関が関与していることが問題です。風評被害も同様な側面があります。ただ、本当に健康被害の起こりえる作物などには徹底した情報開示で、廃棄すべきモノと問題のないモノの区別をすることが重要です。間違ってはいけないのは、汚染食材を安全と偽装して販売することは詐欺行為のみならず有害です。

◎母乳からヨウ素131:母乳からヨウ素131が検出されたことが報告されています。千葉や茨城軒で通常の生活をする母体からの検出ですから。つまり、環境から体に入り込んでいるのです。食物・水etcからの被曝は残念ながら進み始めています。早急に福島を中心とした要注意地域の土壌汚染を除去(除洗)すべきです。入梅前に地表表層を除去する必要を専門家が勧めていますが、政府はやってくれるのか?そうしたければ、福島周辺は全域で耕作できない土地になってしまいます。


◎ 追加 少し良い知らせ:
毎日新聞がやってくれた!新聞社がやっとこのような記事を書いてくれた。市民的には当たり前の心配だが、これれを新聞社が書けなかったのです。浜岡原発は日本滅亡をもたらしかねない危険きわまりない代物です。

よく書いてくれた!もっと書いてくれ!


観てねreference:

* 中部大・武田邦彦 http://takedanet.com/
ネット中傷 http://nikukyuufont.blog22.fc2.com/blog-entry-61.html

京大 小出裕章助教   
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk&feature=related

*元東芝の技術者の話
http://www.youtube.com/watch?v=xdyzKXO-DYQ&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=j6tJmOFIOvk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=yW5FtyQ-RSE&feature=related

*新興宗教じみた東大 稲 恭宏(博士)のホント?話
http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8
http://twitter.com/#!/yamamototaro0/status/56387719269593088

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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

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