«  2018年11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2018年9月21日

    

  ○最近流行の社会病理か:


  過去30年間には、いなかったようなタイプの患者さんがこの数年増えています.
以前は余りいなかった 歯を削らないで欲しいと強く希望する患者さんがこの数年で異常に増えています。
こういったことを訴えるのは概ね女性患者が多かったのですが、先日の患者さんは現役男性サラリーマンでした。

masaya2.jpg

上顎左側側切歯(2番)に近心隣接面に既に軟化象牙質が自然崩壊したう窩(空洞になっています)があり違和感を感じるそうです。
下顎右側第一大臼歯(6番)は咬合面裂溝部は以前コンポジットレジンで充填されています。
またその後ろの第二大臼歯(7番)は裂溝部に放置されたう窩があります。
また上顎右側第一大臼歯(6番)は頬側面に茶褐色の大きな感染歯質を露出した状態でう蝕が放置されています。患者の言では右側は噛んだ際に違和感や痛みを感じるそうです。

*上に列記したようなう蝕はレントゲン画像上では2番のう蝕以外は、殆ど確認が出来ません。


    この患者さんは、ハッキリとう蝕治療を早急に終えることが必要です。

この患者さんは歯を削りたくないと強く希望していますが、う蝕治療では全く歯質を形成しないでは治療は出来ません。

しかし、我々は巷の金属インレーで雑にう蝕治療する歯科医院とは異なり、細菌が入り込んでいる感染歯質のみ選択的に除去して健全歯質は可能な限り保存する ミニマルインターベンション(MI)の概念に則り 歯の削除や形成は最少限に抑えて、出来るだけ多くの健全歯質を保存する姿勢で治療している事を丁寧に説明しました。


そういった説明を聞いても患者さんは、まだ我々のMIに則るう蝕治療をうけるのも勇気が要るようで、「よく考えてから後日、決心がついたら来院する」と言い残して、この日の診療を終えました。

また、次のような勘違い↓をした患者さんもいました。


最近、インレーが外れた患者さんに窩洞内に残った多量の軟化象牙質を丁寧に歯髄間際まで手用エキスカベーターで徹底的に除去していたら、「タービンで削らないで雑だ・時間がかかるなど」と文句を言った患者さんがいましたが、こういった世界標準の丁寧なエキスカベータを使用した歯科治療に慣れていないので我々が行う徹底した治療を 不適切な治療だと勘違いする方もいるようです。たぶん巷の歯科医院では手用エキスカベータで徹底的に行うう蝕治療を殆ど行っていないので、タービンで雑に削るだけの治療に慣れてそれだけが正しい治療だと認識を誤っているようです。 皆さんは大人の正しい判断力を持って自分のためになる正しい認識を持って下さい。


○大人の幼稚化の流布で日本社会は?:

そもそも、いい歳の大の大人が、「注射が嫌だ、歯は削るな」 などと子供じみた事を言うこと自体、かなり子供じみたことで異常だと思います。こういった常識的理屈が理解出来ない大人が、どうして会社で仕事を出来るのか、むしろそちらの方が不可解です。最近はこのような"大人の幼稚化"が日本社会に流布している状況を私は非常に恐ろしく思っています。


この患者さんのように情報過多のネット社会で、自分が認識不足で勘違いしたまま歯は全く削らないで治療すべきだと信じて、そういった誤った認識であっても自分の意向に合致した歯科治療をしてくれる歯科医院を捜し回って自分が勝手に思い描く理想的治療を求めてさ迷っていつまでも青い鳥に巡り会えないで(=ドクターショッピング)簡単な歯科治療さえ終えられないでいるのでしょう。

最近、カウンセリングに来院される方の過半数が,程度の差こそあれ大人の理屈が認識出来ない類の気の毒な方達です。


 こういった患者さんは、歯科医院で治せないタイプの精神的領域や性格にこそ非常に難治な問題を抱えている人達です。

院内で我々がたかだか30分ほど説明しても長期にわたって勘違いした思い込みの誤りは簡単には頭の中から一掃できません。 

これはカルト教団で洗脳された信者を現実の社会生活に復帰させることが困難だというのと同様だと私は考えています。ですからこういった青い鳥を探す様な患者の一部はカウンセリングは受けてもその後、治療に来院しません。

○ご来院下さい:

どうか、我々の科学的根拠と歯科の学問的常識に基づいた治療をブログ等で確認した上でご来院下さい。

我々麴町アベニューデンタルオフィスでは、先に書いたように簡単なう蝕治療を拒否するような子供じみたことがないように、無駄がない歯科治療を行うためにも分別ある大人の患者さんにお越し頂きたく存じます。以上.  院長




























2015年9月24日



○ドクターショッピングって何だ?


ドクターショッピング(Doctor shopping)という言葉の概念は、特に歯科医院選択に困っている皆さんに覚えておいて頂きたいと思います。
簡単に言えば医療機関を次々に替えて転院を繰り返すこと。もしくは一つの医院にキッチリと通院しないまま同時に複数の医院に受診するような事です。
歯科領域でも今正にDoctor shoppingをし続ける方が増えています。

私のオフィスでは多くの方がカウンセリングやセカンドオピニオンに首都圏のみならず遠方からもおいでになっています。
カウンセリングは1時間枠で予約をお取りして実際にはそれ以上の時間を費やすことも多く患者さんが治療概念をご理解頂けるように充分な時間的余裕を割いて説明をしています。

おいで頂いた方で一部には、患者さんが勝手に見当違いの事を間髪入れずに話すだけで我々の話を遮って全く話を聞いていない明らかに受診姿勢が誤っている患者さんもいますが、それは例外的で殆どの患者さんは一様に良く説明をお聞きになってご理解頂いたような状況でお帰りになります。

しかしこの頃、その後治療すべき状況を充分理解しているはずの方が治療の根拠や必要性を全く理解していないことが良くあります。以前はそのようなコトが希でしたが受診傾向がかなり異なってきました。もちろん経済状況も影響するでしょうが、そういった事ではないレベルの違いを感じます。

つまり、そういった患者さんは私の説明を聞いて「解りました・そうですね」などと相づちをシッカリうち肯き(うなずき)ながら聞いていても、全く実際には聞いてもいないし話の内容を理解していないことが明確に解ります。


ードクターショッピングも女性が多いー


このような傾向は殆どが男性ではなく女性患者さんです。
理解してもいない事に平気で相づちや肯く(うなずく)ことが我々男性には理解し難いことです。
これはすなわち、脳科学的な問題で男性脳と女性脳の違いと解せます。
「女性は全く話を聞いていなくても聞いているふりをして相づちや返事さえし聞き流すことが出来る」と脳科学者も指摘しています。

男性ではこれは非常に難しい事です。
肯く(うなずく)ことはボディラングウェッジ(body language)で無意識のうちに行われる本人の正直な考えや感情の言葉以外の意思表示(non-verval comyunication)です。
よって心にもない意思表示や同意できない事に肯き(いなずき)聞いたふりをする事は少なくとも女性特有の能力とも言えるかも知れません。そしてカウンセリングの目的である良い治療を受ける目的からすれば大きなマイナスに成り得ます。

せっかく自費を払ってカウンセリングに来院したのですから、わからない事や同意できないことは正直に仰って下さい。医療機関は近所付き合いのような義理や"愛想"を心配する必要がありませんから、正直になって下さい。そうでなければカウンセリングにおいで頂いた意味がありません。


また、言い方を変えればカウンセリング希望者にはDoctor shoppingするタイプの方々が多いとも言えます。実際,他の医院でも話を聞いてきたと仰る方もいます。
元々患者さん自身が勝手にある疾患だと思い込み,希望する治療方法まで指定している事が多いのが現実です。そしてその希望に合致した話をしてくれる歯科医を探して来院する患者さんが多いようです。
必然的にそのような患者さんの母集団にDoctor shoppingする集団が重なり易いはずで⇒殆どは女性患者さんです。
カウンセリングは良い治療を受けるためには必要な場合があります。ですから正しく利用して頂きたいと我々は切に願っています。

カウンセリングを受けて自身の認識の誤りを気づけたら、カウンセリングの目的の基本は達成された事になります。しかし,そういったことに気づかないのなら、カウンセリングに来院された意味はありません。
患者さんの見当違いや勝手な妄想に近いことが科学的根拠が有る場合は必ずしも多くはないと思われます。よって過ちを認識出来ない場合には更にその患者さんがDoctor shoppingし続けることになります。

このように出会える可能性がないモノを追い求めるのでDoctor shoppingは別名「青い鳥症候群」とも呼ばれますが、心理学的な側面から言えば一種の精神的傾向が存在する可能性があります。

現に、そういった患者さんの場合には不定愁訴を訴えることも多くコミュニケーション上の特徴から、ある種の特徴ある精神的傾向があります。
一般的には"優柔不断"な女性が多いと言えます。

必然的にDoctor shoppingする患者さんは一度もまともな治療を受ける機会に出会えない方が多いと思います。

とにかく、カウンセリング等に来院された時には疾患を治療すべき理屈を良く理解して下さい。
患者さんも我々プロの指摘を真摯に聞く耳を持つようにして下さい。



○歯科界の問題

日本中で多くの方々がDoctor shoppingに走る背景には歯科医療への不信感や実際に歯科医が信頼されるに足る歯科治療を行っていない現状が背景にあることは想像に難くありません。


以前から有名な自家製の3種抗生物質パウダー混合剤を用いた3MiX-mp法抗真菌剤を使用した歯周病治療法など歯科界で問題視される有名な根拠が怪しく、もしくは根拠無き治療方法です。これ等で治らない場合に歯髄炎を併発したり,歯周病の治癒に至らず私のオフィスに来院される事もあります。


このように科学的根拠ある適切な治療をしないで治療費をもらっていることはすなわちウソをつき平気で治療費を患者さんから受けとっていることが歯科界での一側面であり実情です。
歯科界では患者さんが素人故にこういったウソがある程度まかり通っています。こういった詐欺的行為が日本全国で行われているので患者さんの不信感を増すことは至極当然です。

歯科界への不信が増す今こそ,歯科医師はもう少し真摯に倫理観をもつべきです。
我々歯科医師の倫理的覚醒が不可欠です。

*麹町アベニューデンタルオフィスでは カウンセリング(歯科相談)やセカンドオピニオンを行っています(カウンセリングなどの歯科相談やセカンドオピニオンは保険法では給付外です,自費1万円で予約制で行っています)。ご予約・お問い合わせ下さい。


 


 


 


 


 

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。