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2018年9月21日

    

  ○最近流行の社会病理か:


  過去30年間には、いなかったようなタイプの患者さんがこの数年増えています.
以前は余りいなかった 歯を削らないで欲しいと強く希望する患者さんがこの数年で異常に増えています。
こういったことを訴えるのは概ね女性患者が多かったのですが、先日の患者さんは現役男性サラリーマンでした。

masaya2.jpg

上顎左側側切歯(2番)に近心隣接面に既に軟化象牙質が自然崩壊したう窩(空洞になっています)があり違和感を感じるそうです。
下顎右側第一大臼歯(6番)は咬合面裂溝部は以前コンポジットレジンで充填されています。
またその後ろの第二大臼歯(7番)は裂溝部に放置されたう窩があります。
また上顎右側第一大臼歯(6番)は頬側面に茶褐色の大きな感染歯質を露出した状態でう蝕が放置されています。患者の言では右側は噛んだ際に違和感や痛みを感じるそうです。

*上に列記したようなう蝕はレントゲン画像上では2番のう蝕以外は、殆ど確認が出来ません。


    この患者さんは、ハッキリとう蝕治療を早急に終えることが必要です。

この患者さんは歯を削りたくないと強く希望していますが、う蝕治療では全く歯質を形成しないでは治療は出来ません。

しかし、我々は巷の金属インレーで雑にう蝕治療する歯科医院とは異なり、細菌が入り込んでいる感染歯質のみ選択的に除去して健全歯質は可能な限り保存する ミニマルインターベンション(MI)の概念に則り 歯の削除や形成は最少限に抑えて、出来るだけ多くの健全歯質を保存する姿勢で治療している事を丁寧に説明しました。


そういった説明を聞いても患者さんは、まだ我々のMIに則るう蝕治療をうけるのも勇気が要るようで、「よく考えてから後日、決心がついたら来院する」と言い残して、この日の診療を終えました。

また、次のような勘違い↓をした患者さんもいました。


最近、インレーが外れた患者さんに窩洞内に残った多量の軟化象牙質を丁寧に歯髄間際まで手用エキスカベーターで徹底的に除去していたら、「タービンで削らないで雑だ・時間がかかるなど」と文句を言った患者さんがいましたが、こういった世界標準の丁寧なエキスカベータを使用した歯科治療に慣れていないので我々が行う徹底した治療を 不適切な治療だと勘違いする方もいるようです。たぶん巷の歯科医院では手用エキスカベータで徹底的に行うう蝕治療を殆ど行っていないので、タービンで雑に削るだけの治療に慣れてそれだけが正しい治療だと認識を誤っているようです。 皆さんは大人の正しい判断力を持って自分のためになる正しい認識を持って下さい。


○大人の幼稚化の流布で日本社会は?:

そもそも、いい歳の大の大人が、「注射が嫌だ、歯は削るな」 などと子供じみた事を言うこと自体、かなり子供じみたことで異常だと思います。こういった常識的理屈が理解出来ない大人が、どうして会社で仕事を出来るのか、むしろそちらの方が不可解です。最近はこのような"大人の幼稚化"が日本社会に流布している状況を私は非常に恐ろしく思っています。


この患者さんのように情報過多のネット社会で、自分が認識不足で勘違いしたまま歯は全く削らないで治療すべきだと信じて、そういった誤った認識であっても自分の意向に合致した歯科治療をしてくれる歯科医院を捜し回って自分が勝手に思い描く理想的治療を求めてさ迷っていつまでも青い鳥に巡り会えないで(=ドクターショッピング)簡単な歯科治療さえ終えられないでいるのでしょう。

最近、カウンセリングに来院される方の過半数が,程度の差こそあれ大人の理屈が認識出来ない類の気の毒な方達です。


 こういった患者さんは、歯科医院で治せないタイプの精神的領域や性格にこそ非常に難治な問題を抱えている人達です。

院内で我々がたかだか30分ほど説明しても長期にわたって勘違いした思い込みの誤りは簡単には頭の中から一掃できません。 

これはカルト教団で洗脳された信者を現実の社会生活に復帰させることが困難だというのと同様だと私は考えています。ですからこういった青い鳥を探す様な患者の一部はカウンセリングは受けてもその後、治療に来院しません。

○ご来院下さい:

どうか、我々の科学的根拠と歯科の学問的常識に基づいた治療をブログ等で確認した上でご来院下さい。

我々麴町アベニューデンタルオフィスでは、先に書いたように簡単なう蝕治療を拒否するような子供じみたことがないように、無駄がない歯科治療を行うためにも分別ある大人の患者さんにお越し頂きたく存じます。以上.  院長




























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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。