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2018年2月10日

  

  SNS、ブログ経由でカウンセリングにおいでになった患者さんから複数の医院で診てもらったが良くならないというコメントをよく聞きます。


  5年ほど前、ある患者さんが東北の主要な歯科医院を幾つも受診して最後は東北にある医科大の歯学部病院で治療を受けたが一向に顎の症状が良くならないので困り果てて正しい治療をする歯科医院をネットで探していたという方が、私のオフィスへ来院しました。

私は、この患者さんの診療にあたり中心位(顎関節の中で下顎頭が生理的位置にある額位)に両手で下顎を押さえて誘導(バイマニュピュレ-ション法)したところ、大臼歯で他の歯よりも先に強く当たる早期接触(premature contact)する歯が見つかりました。

私は更に客観的に分析するために、上下顎を印象採得しフェースボー・トランスファー(上顎の模型を口腔内と同じ三次元的な位置に咬合器に付着するための記録方法)と中心位での噛み合わせの記録(バイト採得)を取って、それ等を基に咬合器に石膏模型を付着して咬合分析を行いました。これはオーソドックスな咬合診断のための咬合分析と呼ばれる方法で、大学教育でも行われるはずの(*)基本的分析方法です。

*大学は経営優先の現状から国家試験合格率偏重教育が常態化して本来必要な臨床教育を沢山割愛するレベルが低い酷い大学が日本では多くなっています。よって大学では咬合分析法を実際に臨床的手技として全く教えない大学ばかりだと思います。


咬合分析法の結果、大臼歯の一部で早期接触する箇所が明確に模型上で判明しました。 
すなわち以前補綴された不良な数歯の補綴物を除去して理想的に噛み合う形態の冠を技工ラボでテクニシャンが製作しそれを装着すれば理想的に中心位で上下顎の歯が同時に全顎的に一様に噛み合う様になる事で顎関節の非生理的負荷を治療出来ることが解ったため、数歯を補綴し直すことにしました。

このくらいは大学の先生なら日常的仕事のはずですが、この患者さんの場合,担当医は早期接触(premature contact)がこの顎関節症の原因だと診断できないとは、大学が大切な先進的医療機関の役割すら果していないことは大変に残念です。

真っ先に精密機器で検査をしてしまうような大学と異なり私は専門的欧米の顎関節症の専門教育を受けていませんが、私の場合は前述のように従来までのエビデンス有る古典的咬合学理論に則るオーソドックスな診断方法で、早期接触する歯があるために顎関節異常の症状を慢性的に起こしていたことが診断できました。

すなわち、歯科臨床の大部分の疾患は初歩的な教科書レベルの簡単な方法で診断できます。
むしろ、診断能力が無い臨床家ほど間違った診断アルゴリズムを行って挙げ句の果て、診断自体を誤ってしまいます。

  大学ではわざわざ咀嚼筋の運動による変化を高価な精密機器の筋電図等でモニタリングまで使っていたそうですが、全くそのような精密な検査を真っ先に行う臨床常識は無く、むしろ元々必要性自体がなかったはずです。たぶん研究に必要な機械だから使ってみたかったのでしょう。

私のオフィスへ来る前に診察した大学の先生は診査のスクリーニング方法の常識を全く知らない方だといえます。

すなわち、この大学の先生は第一段階のスクリーニングは荒い目のザルでふるいにかける方法論を採るべきを最初から数段階先に行うべき精密検査を行ってしまった訳です。

 精密検査を診査診断の概ねの当たりも付けていない内に行ってしまったので無理に細かい目のザルを使ってしまっったことになり、ザルの目が詰まって何も診断を得られなかったのです。

例えば、内科医師が問診、触診、視診や聴診といった1,2世紀前から行われてきたゴールデンスタンダードの臨床的診査を抜きにして真っ先に血液検査をするような論外の診査方法を採ったのと全く同様だといえます。 

 ベテラン内科医ならそういった初診の診査で概ねの診断の予測は可能かも知れません。精密検査を真っ先にしただけでは初診時検査を考慮しなければ正しい診断を導き出せない可能性は高いはずです。




○臨床に於ける常識的診断のアルゴリズム:


診断では、大まかな目が粗いザルでふるい分けした後に徐々に絞り込んでゆくことが鉄則です。

論理的な過程を経たからこそ意味のある絞り込みが可能で、それによって段階を経て正しい診断が得られるはずです。

誤ったスクリーニングでは早い内に、絞り込んだ末に行うより細かい精密な検査を行ってしまえば、むしろ診断自体の答えが得られない場合は多いと想像されます。

医科でも歯科でも診断の常識は同様です。臨床医として 見識の無い先生ほど誤った診断学的なアルゴリズムが頭に膠着していて診断を誤り、結果として患者に迷惑をかける医原性疾患を被らせてしまうのでしょう。 もちろん,私自身への戒めを込めてここではそのように語ってます。

この反省は臨床医への忠告です。同時に患者さんは歯科医の診断能力不足や間違いの怖さを知りましょう! 
自分の身を守るために、確かな信条や見識がある歯科医をアナタの多角的視点で是非,正しく選んで受診して下さい。


○我々麴町アベニューデンタルオフィスでは一種の保守的歯科の学問的核を忘れること無く安全で長持ちする歯科治療を日々行っています。 エビデンス無き治療,誤った自費う蝕治療軽薄なまでに審美歯科などという造語を掲げる歯科医院との違いを多くの患者さんのコメントで頂いております。日本の危険な歯科界に迷ったら、是非おいで下さい。また治療し直しを適切に受けられる医院を探している方から沢山お問い合わせを頂いていますが、可能なケースでは治療し直しを綺麗にを沢山手がけてきました。 電話予約制です。「診療はまずはお話することからゆっくりと始めます。」院長













2018年2月 8日

  

昨日,来院された患者さんは自分の歯ブラシのテクニックが悪いので、歯周ポケット内に歯ブラシの毛先が入らないために歯周病が治らないと考えているようでした。
これは,この患者さんだけの勘違いではなく意外に沢山の患者さんが同様の認識の誤りを犯しています。

ライオンのTVCFに、下の画像のような図がでてきます。
多くの視聴者が、図のように毛先をポケット内に入れ込んでポケットの掃除をしなければならないと勘違いしている場合も多いようです。

誇張CF.jpg
もちろん,歯周ポケットへ毛先を入れられればそれは結構な事ですが、これでポケット内の細菌を充分に除去出来て、歯石を取れるわけではありません。また 5mm以上の深いポケット底まで毛先を到達させることは通常は不可能です。


歯周ポケット内部は、あくまでも我々歯科医院で治療する守備範囲です。一方、 患者さんは歯周ポケット縁上から歯面全体に付着した歯垢を徹底して除去する事が守備範囲です。

我々歯科医院側は、歯周ポケット内の歯根面に付着した歯石とその周辺に棲息する細菌を除去します。(歯周病治療の要はポケット内の歯石を除去する事→細菌の除去です。)

商業主義的な歯ブラシの宣伝の妙な誇張CFを信じるのではなく、正しいセルフケアの方法は歯科医師や歯科衛生士の指導を受けて身に付けて下さい。

しかし、歯科医師でも現代の歯周病学などコンセンサスを無視して我流の治療や誤った持論を持ちそれを臨床で説明する先生がいるので同業者の我々は大変に迷惑します。

「歯ブラシ一本で何でも治す」と豪言するトンデモ無い先生も街にはいますが、当オフィスでは正しい学問的根拠に基づき指導させていただきます。

商業的にはある種の工夫を加えて上の画像のように差別化する製品を開発して売るのが歯ブラシを製造する企業の命題です。それと学問的スタンダードはズレがある事を社会人なら理解して下さい。

また、歯垢は歯表面に付着してこれは歯ブラシのような物理的な力で除去するのが第一義的な方法論です。世の中には水流式の清掃用具(ウォーターピック)等もありますが、これでは歯垢は除去出来ないケースが多く食物残渣を除去する事が主な使用目的だと理解して下さい。

  歯ブラシで入念に口腔内全体を歯一本一本綺麗に磨いた後で、ウォーターピックなど水流式の清掃器具を利用するようにして下さい。あくまでも,ブラシで機械的に歯垢を充分に除去した後に利用する補助清掃器具とお考え下さい。  

また,歯間部に隙間がある方は歯間部には歯垢もかなり付着することもありますから、歯間ブラシも併せて使用して下さい。

また、電動ブラシを使っている方も多いようですが、電動ブラシ使用者でも手用の一般的歯ブラシの正しい磨き方をマスターしていない場合には歯垢の取り残しが多く清掃不良の場合が多いので、電動ブラシは手用歯ブラシをマスターできた方に使用して頂いています。歯ブラシの当て方や磨く部位を理解出来ていない患者さんは電動ブラシを使わないよう指導しています。

ソニケア.jpg


とにかく、歯周病学的常識(科学的根拠)を正しく理解して頂く事が大前提です。
それは特に難しい事ではなく誰でも理解出来る程度の簡単なキーポイントです。
そうした歯磨きのキーポイントを知っていればブラッシングなどオーラルケアは簡単な仕事です。

何故か日本では歯磨きが高度なテクニックが必要な特別な行為のように妙にハードルを高くする先生や歯科衛生士が多くいるので、逆に患者さんは初めから諦めてしまう傾向があるようです。
歯科界関係者が作ってしまった妙な壁は患者さんにこそ迷惑なことだと思います。


 極言すれば オーラルケアは難しいものではなく、誰でも少し努力すれば出来る日常行為です。


○当院へおいで下さい:

麴町アベニューデンタルオフィス では、歯周病治療や日常的に必要なオーラルケア一般を丁寧に指導しています。来院される患者さんには、随時オーラルケアの説明やご指導をさせていただきますので。ご来院時にご希望によりオーラルケアの指導をお受け下さい。また、巷では適切な治療が行われていない歯周病治療も歓迎しています。う蝕治療や治療し直しも歯1本から全顎的な大規模なモノまでお受けしています。また、治療に関する説明や相談も時間を割いて行うカウンセリングも行っています。
当オフィスは電話予約制です.ご予約の電話をこころよりお待ちしています。















2018年2月 3日

    

  初診で来院される患者さんは以前治療したモノが再発したり壊れたりして治療し直し(再治療)を希望されて来院されることが殆どです。

その多くが何処の歯科医院で治療し直しが出来るのか探し続けて、当院HPやブログをネットでご覧になり来院されます。

治療範囲は1本の場合も複数歯の場合も様々で全顎に及ぶ20本以上が対象になるケースも希ではありません。

治療し直しというのは以前の治療に何らかの不良な部分があって起きるのが通常ですから、そういった前医が行った不十分な治療を適正なカタチで治療し直す事は技量と手間がかかります。

全く初めて手を付ける場合に比べれば遙かに手間がかかり技術的にも難しい治療になります。よって  治療し直し(再治療)は最も経験と技量が要求される最も難しい治療分野です。

当オフィスでは千葉県で開業している時代から25年ほど全顎的治療し直しを多数手がけた実績があるので他院に比べ治療し直しのスキルには自信を持っています。

巷に溢れる上部(うわべ)だけの審美性を追求した安易な歯科治療ではない見えない部分である歯内療法や歯周病治療など歯のインフラの治療を徹底する事をモットーに治療しています。

安心出来る歯科治療とはステップワイズで徹底して基本的治療を積み上げることです。

さらに良い治療とは科学的根拠に基づく治療を割愛しないで積み上げて行うことで、そういった治療を行う歯科医こそ良医と呼ぶべきだと換言できます. 

このような当たり前の治療を行ってこそ健康的な歯茎で綺麗に補綴物も映えます。
真の審美性ある補綴治療とはそういった正しい治療が成されて獲得される総括的適切な臨床の結晶です。



過去に行った臨床例から:

不良な歯内療法と不良な歯周病治療のやり直しは必須です。
補綴治療し直しに際しての歯内療法と歯周病治療のやり直しなどはこのブログ記事をご参照ください.

術前術後症例4.jpg


前歯部の審美的でない状況(自然観のない硬質レジン前装冠)も精度が高い補綴再治療でスッキリと口元の印象がアップします。

以前レジン前装冠で治療した歯の摩耗や変色による審美障害は治療し直しに最も多い理由の一つです。  


下の写真の症例の詳細はこのブログ記事をご覧下さい。セラモメタルクラウンの技工過程も見られます
OY術前術後白バック.jpg


OYスマイル1.jpg

上の画像のように術前術後でバランスが良い適切な治療によって口元の印象が大きく変わりました。


上顎4前歯のみセラモメタルクラウンで補綴して下顎の黒く見えるう蝕は全てコンポジットレジンで最小限の切削で綺麗に修復完了しました。→敢えてここは上顎前歯のように歯を形成して補綴物を装着しないで治療でき、お望みの審美性も充分に得られました(コストパフォーマンス良く出来ました)。

このケースでは最小限の侵襲的治療で過剰に多くの歯を侵襲する事も無く妥当な方針で審美性を獲得することができました。当オフィスでは,この症例のように過剰診療にならないように合理的で妥当な治療をすることもポリシーの一つにしています、こういった側面も大切日常的に診療しています.

これは正に歯科医の治療費獲得の思惑による過剰な治療方針に対するアンチテーゼで、患者本位の姿勢だと我々は信じています。  





SH完成スライド-3.jpg

上の画像のように上下顎の全顎規模で徹底的な補綴再治療を行った典型的な治療例のような全顎的な咬合の再構成も当オフィスは精度高いマイクロスコープテクニックによる補綴物の作製で精度高く行っています。 
正に一生モノの安心出来る補綴治療を極めて慎重な配慮と補綴設計で行っています。

前医の不良な治療でも妥当な方法論で患者さんのライフスタイルに即して再治療し終えた全顎再治療の症例のように治療目標を見事に達成できた例は臨床医に多くの示唆を与えるものと思います。

このブログは歯科大学や歯学部など多くの研究機関からのアクセスがあるので是非、歯科医師にこそ参考にして頂きたいと思います。歯科界に何らかの臨床的示唆を与える事がもし出来れば幸いだと思います。  





/////////////////  まとめ  ///////////////////


そもそも適切で質の高い歯科治療を受けられずに被った一種の医原性疾患やかかりつけ歯科医を持たずに転院を繰り返して無計画な治療を受け続けてバランスに欠ける補綴治療を受けてしまったことを悩まれた末にようやく決断されご来院頂いた方々が多いと思います。

そういった方には今までの轍を踏まないように、最後まで通院して頂く事を条件に治療をお受けしています。 

すなわち,真っ当に歯科治療を受けられるように,まずは歯科治療をお受けになる際には今までの受診姿勢を省みていただきたいと思います。

我々は治療に関する概念や根拠を一通り平易に説明し充分にご理解いただいた上で了解を得て治療を開始致します(カウンセリングで行います)。

患者さんの気まぐれから途中で通院を止めるようなことがないようにある程度の努力が治療には必要です。
予約などのご相談にも可能な範囲で応じますので、お互いにがんばって治療を完結しましょう。

安易に見かけだけの治療を受けては再度再発や色々な歯科的問題が発生するでしょう。
治療に関する心配の悪循環を我々の治療で断ち切って健康的で美しく歯の健康を担保して下さい。 


昨今,真摯な歯科医の心を感じられない信用に値しない営利主義のブログ記事やwebサイトが多いのが現状です。
患者さんが認識不足で、そのような情報に混乱しないよう患者さん本位の視点で正しい歯科知識の啓蒙のためにこのブログを私は作成しています。

私がオフィスで実際に行った臨床例を解説するカタチのブログ記事を作成しています。
これらコンテンツ全ては私が作成した私自身の臨床姿勢を明確に反映したものです。

最近,セカンドオピニオン*や治療に関する説明を聞くためにカウンセリング*へおいでになる方々が増えています。充分時間を割いて予約で行っているため1時間自費1万円(税抜き)で行っていますのでご了承下さい。 

    *元々,セカンドオピニオンや歯科的な相談等(カウンセリング)は全て保険給付外の自費です。


  私の診療姿勢に共鳴され,ご来院希望の方は是非電話でご予約下さい。
虫歯1本から全顎治療まで内容を問わずお問い合わせ下さい。実際に診察した上でないと個別の治療方法や治療方針に関してはお答え出来ません。とにかくまずはご来院下さい。
大切な時間ですから話途中で帰るような事をしないで済むように充分に余裕を持ってお越し下さい。
治療に関する説明とご相談は自費カウンセリングとしてお受けしています。

その他診療に関しては麴町アベニューデンタルオフィスに電話でお問い合わせ下さい.



        



        



        



        



        



        



        



        


2018年2月 2日

   

 

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ラバーダム防湿法とは:  是非,歯科界での不使用の実態を知ってアナタ自身で身を守って下さい
 

ラバーダム.JPG
部分的な画像なので解りずらいかも知れませんが、ラバーダム防湿法では治療する歯だけをラバーダム(グリーンのゴム膜)から出して、その周囲はゴムで覆っているわけです。 実はラバーダムを使わない歯科医はラバーダム防湿法の使用方法すら解らない先生がいるので恐ろしい事です。ラバーダムはフレームという枠(画像では黄緑色のプラスチック製の枠)と金属製のクランプと言われる金属器具(歯を固定している金属)で固定します.日常的に使用していないと例え自費を払っても適切にこれ等を使用できない先生もいます。(これくらいの仕方も解らない)ので皆さんもそのような先生だったら、臨床全てがイイ加減な責任のないものだという可能性が高いので真摯な臨床家がいる歯科医院へ転院すべきかも知れません。

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ラバーダムを張り固定するためのフレームにラバーダムを張って使用します。治療する歯だけをラバ-ダムパンチという器具で穴を開けてそこから歯を出します。 ゴム膜のラバーダムはたった1枚30円〜50円ですが、その程度の絶対必要な経費をケチり患者にリスクを与えて平気な歯科医をアナタはどう思いますか?

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リーマーやファイルは太さに応じて柄が色分けされています。 また根管長に合わせて長さも様々(12〜28mm)なものがあります


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リーマーやファイルをこういったボックス(滅菌用ファイルボックス)に入れ滅菌して清潔な器具で根管治療を行います。根管治療ではラバーダムを使用するだけでなく、使用器具全て(画像にない器具が沢山あります)の滅菌性が確保されて初めて及第点です。巷の歯科医院では充分滅菌消毒がされていない器具で根管治療をしている先生が多いのでカタチだけラバーダムを使用して他の条件がいい加減では治療の予後が悪くて再発するので気を付けましょう。  
日本では,金属疲労が起きるなどと詭弁を言って殆どの歯科医院でリーマーやファイルのオートクレーブ滅菌 (高圧蒸気滅菌*)を行っていません。肝炎やHIVなどの感染症も心配です.

   *ウイルスは煮沸消毒や薬液消毒では不充分です。→ オートクレーブ滅菌を使用すべきです

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   このような針状の器具(リーマーやファイル)をラバーダムを使わないと、誤嚥させてしまうことも有り得ます。 
  食道に入らず気管に誤嚥させたら,耳鼻咽喉科で取り出す様な大変危険な事態に陥ります。   ラバーダムを使わない歯科医は患者にそのようなリスクを負わせる可能性も無視するトンデモ無く危険な人間です。

  治療する歯をその周囲とを隔絶して術部を清潔に保ち歯の神経などの治療(歯内療法)時に細菌感染やその他諸々の術部への汚染を守るための方法です。

 

 

○歯内療法以外でも必要に応じてラバーダムを使用:

また,歯にコンポジットレジンなど充填する際に歯を表面処理した後、ボンディング剤を使用する過程で唾液や呼気で歯の処理表面が汚染されると理想的接着ができないのでラバーダムで周囲から隔絶し汚染から守る事もあります。
  同様に支台歯(削られた歯)に歯科用セメントで補綴物(冠やインレー)を合着する際にもレジンセメントなどでは特別にラバーダム防湿法を利用する事もあります。*コンポジットレジンやセメント合着で簡易的防湿で局所が汚染されない時には、特に利用し無いことが通常です。 一方,歯内療法の根管治療では必ず厳格に利用しなければなりません。


○  器具誤嚥とヤケド防止でも根管治療では必須:

上のように根管治療での根管への細菌等の汚染を防ぐ目的が第一義的使用目的になりますが、それ以上に安全性確保では根管治療では使用器具の針状のリーマーやファイル(画像参照)の誤嚥防止と熱可塑性樹脂(ガッタパーチャ)の根管充填材時に加熱して赤熱させた器具で根管充填材を焼き切る際のヤケド防止を行うためにも必須な方法になります。

   むしろ,例え治療が失敗しようとも器具誤嚥やヤケドのような医療過誤は起きてはなりません。根管治療の安全性確保の意味でも最も重要です。

実は日本全国では毎年、かなりの件数の  リーマーやファイルの誤嚥、ヤケドなど大小幾例も事故は起きています。ただ歯科医師会などから事故の話が漏れてこないだけで事故はかなり起きています。私は大学院時代にも隣の医学部病院へ事後処置の緊急対応として数例依頼された事例を見聞きしているので間違いありません。

 私は以前から医院webやSNSでラバーダム防湿法を使わない歯医者は危険で最低 だと説明していますが、いくら警告しても臨床家は聞く耳を持たないで歯科界は変わらないので、懸命な患者さん方へ歯科界の危険性を知ってもらい自らの注意で医療過誤から身を守れるようとこの記事で再度警告しています。

  私のオフィスへ来院された患者さんには十分歯内療法のラバーダムのことと厳格な滅菌性確保に関し説明していますが、殆どの患者さんがラバーダム防湿法が初めてだと仰るので巷の歯科医が全くラバーダム防湿を使用していない現状がよく理解出来ます。日本では約9割の臨床家が常時ラバーダム防湿法を使用していません。換言すれば9割の歯科医師がこんな基本的な医療過誤防止策さえ無視していることになります。 殆どの患者さんがリーマーやファイルの針のような器具を飲見込み、ヤケドさえする可能性があるまま放置されているのです。

皆さんはこのような驚くべき危険性を全く知らずに歯科治療を受けています。すなわち歯科医に騙されているのです。
もしラバーダムを使用しないで根管治療し始めたら、治療を止めて、良い歯科医院へ転院して下さい。

  私のオフィスのwebにはラバーダム防湿法の重要性を以前から掲げているために,それを見て来院される方が多いのが現状です。ラバーダム防湿法を使用してくれる真っ当な歯科医院を探していた方が常時かなり来院されていますが,他院でラバーダムを使ってくれるように先生に申し出ても
「自費なら使う」、「上顎は使わない」、「前歯は使わない」等々と妙な条件や屁理屈を語る先生が多いのには驚きます。 
  だいたい歯内療法(歯根の治療など)には常時使うのは世界では教科書レベルの初歩的常識です。ハッキリ言えばラバーダム防湿法を使わない歯科医は最低・最悪の人間ですから、治療を受けるべきではありません。

○歯科医の言い訳:ラバーダムが高いといった馬鹿な言い訳は全くウソです。たったの1枚50円弱です。 日本では保険診療が中心なので、この程度の経費もケチる先生が多いようです。また、20年ほど前までは診療報酬でラバーダムを使うと 保険点数では10点(100円)もらえました。これを知っている歯科医はラバーダム防湿法が保険請求できなくなったので使わないと言い張る人間もいますが、そもそも保険請求していた時代でも歯科医の殆どがラバーダムを使用していないにもかかわらず保険請求はしていた事は業界内では有名な患者に内緒の常識でした。
こういった現状を監督官官庁は十分承知していたので、保険点数改正時に当然のように保険算定出来る項目から削除された訳です。
  私が千葉県で開業していた頃、材料屋から新しく購入したばかりのラバーダムが容易に破れて使い物にならないコトがよくあったので、材料屋へクレームを言ったら、「ラバーダムは先生のところぐらいしかこんなに頻回に卸していません。他の先生方には余り卸すことがありません」と 材料屋が語っていました。
すなわち材料屋でもラバーダムの商品在庫が余り動かないので在庫が期限切れになって古いラバーダムが私の医院に廻ってきたのが理由だった訳です。  
当時、私の医院周辺の千葉県の歯科医院でも全くラバーダムなど使っていなかったのでしょう。他院から転院してきた患者さんが根管充填された歯に根尖病巣が当たり前のようにレントゲン画像で観察されてのは、ラバーダムも使わないで不潔でデタラメの治療をしていたから当然だったのでしょう。たぶん今も変わらないことでしょう。歯科医の姿勢は相撲界と同様に全く業界内部が変革されないことが特徴です。

○絶対にラバーダムを使わない歯科医:私の知った先生にも外科の器具の滅菌性にはかなり厳格なのに歯内療法の根管治療では平気でラバーダム防湿法無しで治療する先生がいます。
その医院の歯科衛生士などスタッフも院長のこのいい加減さに怒っているので不思議ですが、臨床を30年以上やってきたので今更意地でもラバーダムなど使えなくなったのでしょう。意固地になっていますが、本当に残念です。
街の歯科医院では同様にラバーダムを全く使用しない先生が9割近いので、殆どの患者さんが知らない医療事故に隣り合わせの実態を過小評価しないで安全な歯科治療を真面目な歯科医院を選んで是非お受けになって下さい!

 


○当院へお越し下さい: 私のオフィス・ 麴町アベニューデンタルオフィス では、ラバーダム防湿法使用の励行など当たり前ですが、他院の常識を無視した治療で問題を生じた症例の治療し直し 簡単なう蝕治療〜全顎的な治療し直しまで日常的に行っています。歯科治療に関する説明や相談を時間を割いて行うカウンセリングも ございます。電話予約をこころからお待ちしています。

 

 

 

 


 

 


 

 

 


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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。