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2017年6月14日


今朝のモーニングショーで誤嚥性肺炎の危険性が特集されました。


最近は週刊誌(週刊新潮↓)等でやっと誤嚥性肺炎の脅威を特集され始めるようになりました。

週刊新潮.png週刊新潮の最新号

最近では有名人の訃報にも直接の死因として"誤嚥性肺炎"を挙げる例まであります。
既に歯科界ではこの20年ほど一大トピックでした。
誤嚥性肺炎とは肺炎の中でも口腔内細菌などが食道ではなく肺に入り込んで炎症が起きる肺炎のことです。
特に高齢者では肺に繋がる気管と食道の切り替えスイッチがよく働かなくなるために、口腔内の食物残渣と供に口腔細菌が肺に入り込んで誤嚥性肺炎が生じ易くなります。

解剖図.jpg

今朝のモーニングショ-ではその概略を解り易く解説していましたが、気管と食道のいわゆるスイッチの老化を防止する訓練のようなモノまで披露されていましたが、まずは歯科領域では口腔内の清掃を徹底する事が大切です

入院していない方でも就寝前にはブラッシングしてから就寝しないと寝ている間に気管から肺へ口腔細菌が入り込む可能性があり危険です。⇒寝る前に歯磨きが◎




○高齢者の口腔ケアを助けてあげて下さい:


特に、高齢者が入院されたり、病気で自宅療養で寝ている方には、口腔清掃の徹底をはかるように私は患者さんには指導しています。
しかし、療養中の高齢の患者さんは可能な限り出来れば口腔清掃を行って頂く事です。
また,患者さんご本人が口腔清掃が困難な際にはご家族がブラッシングなどケアの手伝いをしてあげるように御願いします

但し、ご家族が他人の口腔内を清掃するのは難しいと思いますので、ソニケアのような効率的な電動歯ブラシを使って下さい。また、ブラシ部分を交換すれば他の方へも利用出来ますから、手が不自由な患者さんや認知症の方々を多数介護する介護施設や病院でもソニケア本体が1つあれば歯ブラシ部(患者別に所有させる)を交換することで多くの患者さんへ利用出来ます。ソニケア.jpg必ずケアの手助けやチェックを毎日してあげて下さい。これは臨床家の私からの忠告です

○特に口腔内にインプラントがある患者さんは要注意:

また、高齢者でインプラントが埋入されている患者さんの場合には、口腔ケア不足で入院中インプラント周囲炎を生じるリスクが高いことを知って配慮して下さい。特に介護する方々は積極的にインプラント周囲と口腔内全体を綺麗な状態を保てるようにケアしてあげて下さい。


実態では、このようなパラメディカルの職員や家族が患者に対してプラークコントロールする事は未だ日本では希なことです。

関係者には患者さんの口腔衛生管理の重要性に関して覚醒していただきたいと思います。

インプラントは手が利かなくなった時や認知症の時には口腔ケアができないことで人工歯根自体が周囲炎でダメになる可能性がある事実を知って、高齢者の方やご家族は、もしケア出来る自信がなければ、インプラントの治療を止めて従来型の義歯による治療を選択することも考慮すべきでしょう。関高齢化社会になった現在では、むしろ義歯の選択で安心した老後を送る選択ももっとあってもよいだろうと考えています

今の日本ではインプラント治療の可否に関する考慮を歯科医師側から語る事が無いことが私は誠に情けなく思っています.







































2017年6月 2日


  


小池百合子都知事が公共施設や飲食店などの建物の中を原則禁煙とする罰則付きの受動喫煙防止条例を制定する方針を固め、基本的な考えを発表した。とうとういわゆる禁煙ファシズムも現実味を帯びてきたのかといった印象を持ちました。

欧米では公共の場所や飲食店では全面禁煙化している国が多いので、日本も2020東京五輪を期にグローバル化の一環として社会全体に禁煙と受動喫煙を阻止出来る状況にすべきだという"グローバル化"の認識が拡がっています。以前の記事でも書いたようにこれには大変に危険を感じます。
東京五輪を政治的に利用するのは安倍晋三総理の改憲論争と同様です。

日本の世の中で個人の自由がドンドン公に干渉され規制されていく状況に恐ろしさを感じるべきです。個人の嗜好さえ自由にできない窮屈で嫌な世の中の始まりでしょうか?.コンプライアンスが高い民族である日本人を公の規制や干渉にとことん慣らして,戦前同様な危険な状況へ突入するのかも知れません。ルールで縛り付けてそれに慣れるように矯正されて国民を飼育できれば重税を払わせて、官僚,政府や支配層が自由になる、戦争さえ起こせるような世の中は出来上がります。
重税を払い自由や言論も統制される日本社会に変貌して、孫子は戦地に送られるのでしょうか?

身近な多種多様なルールで根拠無く(怪しい詭弁だけで)縛り付けても疑問さえ持たせないように出来さえすれば国民の手なずけは完了したも同然です。これは事実上,敗戦後から日本国内を根底から変質させ続けるCIAが行う大衆洗脳の基本的手法です。
小池都知事はそうは考えていないかも知れませんが、これは大げさでない危険な管理社会です。疑いを持たない国民は矛盾あることでさえもメディアが印象操作すればルールは受け入れされ続けることが可能だということが大衆洗脳の特徴です。日本社会の現状がまさにそうなりつつあります。

小池百合子は大衆洗脳や政治家としての人気取りの方法論を他の国会議員(特に自民党)よりも熟知している狡猾な政治家です。
"都民ファースト"というキャッチフレーズはいかにも大衆ウケする大衆迎合型のフレーズです。そして着々と今でも選挙民の心を掴んでいるのでしょう。

今回、更に受動喫煙を挙げて,社会全体を弱者になる子供達の健康や生存権を持ち出して語り始めます。
たぶんこういった条例に反対する者は社会悪を見過ごす悪者であるかのような印象を持たせようとしているように思えてなりません。

実はこの手法は極めて単純化した二項対立の争点を挙げて、選挙を行った大衆洗脳型手法を上手く使った小泉郵政選挙のいかがわしい手法です。これに再び騙されてはいけません。

日本社会は、いちいち法的に徹頭徹尾に規制しないで良心やモラルで社会の中でバランスを取る事を行ってきた民族のはずです。
米国型の規制社会に日本を変容させるべきではありません。

自宅での喫煙なら、子供に健康を考えて対策を取るのが当たり前の両親の行動です。
家庭まで法的規制を持ち込んで社会全体に監視や規制の範囲を拡大して構築するようなギスギスした社会に日本をすべきではありません。そのような事を政治家が成し遂げたらファシズにも極めて鈍感な国民の出来上がりでしょう。

前回の記事でも書いたように、歴史的には嗜好品の国民への禁止(禁煙や禁酒)を強制した時にはファシズムの台頭が有りました。これは米国社会やドイツのナチの台頭で証明されています。
日常的な嗜好品にまで規制をし出したら戦争が起きると換言しても良いでしょう。

流石に小池百合子は極右の日本会議のことは有ります。恐ろしい社会にあたかも美しい言葉を纏わせて知らず知らずの内に国民が巻き込まれてゆく様に思えてなりません。





















2017年6月 1日

  

    
  昨日,ネットを観ていたら歯科関連の記事が眼に入りました。
 一般人的視点では良く書かれています。さほど否定的なコメントはありませんが一般的勘違いがあるので歯科医師として以下のように記事を書かせていただきました。

  いわゆる銀歯=12%金銀パラジウム合金(俗称・金パラ:以下金パラと略す)の合金の物理的特性に注意が必要です。

保険歯科治療で歯科医がう蝕治療として"インレー"と呼ばれる歯の一部に詰め物をする治療方法では金パラが物理的に硬いために辺縁不適合や辺縁部で隙間を生じ易い特徴が有ります。

そもそも歯科医学の常識ではインレーに使用する合金は適合性が良く辺縁封鎖性が良い材料以外は禁忌です。

ですから適切な治療を励行する歯科医は18K〜20K程度の軟らかい物性の金含有率が高いものを使用しています.世界的に見たら日本の金パラのように硬い合金を使用するのは異様です。

しかし日本では保険適応できる合金としてコストパフォーマンス上,仕方なく金パラを使用しています。

私は常々,ブログや医院webで皆さんへ保険の金パラインレーで雑に治療する歯科治療=街の歯科医院で疑いも無く金パラインレーの治療を受けたら歯がダメになるので絶対にそのような不良な治療を受けてはいけないと警告をしています。

特に、お子さんには絶対に不適切な歯科治療されないように、う蝕予防を徹底的にして馬鹿な歯科医に金属インレーのような悪い歯科治療を受けないで済むように言い続けています。

しかし金パラでもクラウン作製で精度を高く行えば適切な材料として使用出来ます:


 12%金銀パラジウムは歯科用金属材料として全く劣った金属では有りません。

金パラという金属が悪いといった誤った観念が患者さんには多いようですが,むしろ形成や印象採得が雑すぎて患者さんに迷惑をかけているのが現実です。
視点を誤ると材料が悪いといった見当違いの認識を持つようです。

他院では保険治療の印象採得(寒天+アルジネート連合印象)が余りにも雑に行うので驚きます。
適切な印象採得など殆どされていません、しかもいい加減に石膏を流して適切な保湿等々の精度管理の常識を守って行われていないのが街の標準的歯科医院のスタンダードです。

私はこの20年、シリコン系印象材しか利用していませんが、保険中心の短時間診療の歯科医院ではコストを理由にこういった精密印象を使わないのが普通で、よく技工士があのような汚い精度が狂った石膏模型で技工物を作れるものだと妙に感心することさえあります。

それぐらい雑で精度が狂った技工物が口腔内に保険治療だからといって装着されて、後年二次う蝕や歯周病を助長して、そのような医原性疾患で歯をダメにしている現実を知って下さい。



私は患者さんの再治療を毎日オフィスで行っていますが、ハッキリ解るのは余りに常識外の雑な処置が多いことです。
たぶん、出来高払いの保険治療の制度が作り出した日本の雑な歯科診療の副産物ばかり患者さんも観ているので本来の正しい歯科治療を全く受けた経験も無いし理解出来なくなっているようです。


インレーのように外形が比較的複雑な充填物では不適切な材料と言えますが、金属冠(クラウン)では形成と印象を精度よく行えば、リング状で一線のマージン形成が出来るので、形成された歯質マージン部が充分にクラウンとフィットすれば適合性や口腔内安定性を得られる良い材料になります。


また、黒変する事が嫌な場合には20%ほど金をブレンドした金パラ合金(保険非適応金属)を使用すれば黒変することを免れます(自費治療で可能)。

またパラジウム単体は10年ほど前に世界的に"貴金属"(precious metal)に分類された高価な金属ですから、金属アレルギー(*)が無い患者さんには特に嫌がられる根拠は無い金属です。パラジウムはswiss有名時計メイカーでは時計ケースに使用する高価なモデルも発売されています。

金含有率が20%以上の金パラでは貴金属用語では"ホワイトゴールド"に分類されます。

昨今は金合金は黄金色(イエローゴールド)は嫌われる事が多いので、大臼歯の冠には白金色の金の含有率が少し多いホワイトゴールドを使用する事が臨床では多くなりました。

*金属アレルギー:時々金属アレルギーであると患者が訴えることがありますが、殆どは既に保険の金属インレーやクラウンが装着されていることさえ多く、臨床的に顕著なアレルギー症状を呈する例はむしろ希です。


むしろ、患者さんが金属アレルギーと語った時には多くの場合は不適切なクラウン形状や不適切な支台歯の形成や雑な印象採得で出来た不良なクラウンによって二次的に歯周疾患が惹起され助長され、また二次う蝕も生じて、それ等が為害性を生じる医原性疾患になっています。


このように金属製クラウンに利用するなら保険仕様の12%金銀パラジウム合金が悪いという事ではありません。
ただしインレーに利用するのは不適切だと明確に言えます。
 

私は歯科治療で20年間以上、数例の例外を除き保険の12%金銀パラジウム合金のインレーは二次う蝕を誘発する可能性が高い故に行っていません。 
また金属インレーでも良いとする方には20K以上の軟らかい金合金インレーを装着しています(自費治療で可能)。

また一方、金属が嫌な患者さんにはセラミック系インレー(自費で可能)を装着して解決しています。

また特に,窩洞が小さいときにはコンポジットレジンで充填して、不必要な健全歯質を削除する事無しにミニマルインターベンション(MI)などの機械的侵襲の少ない治療方法を行っています。
私のオフィスではコンポジットレジンによる充填処置はこのMIの概念に則って治療しています。

う蝕の基本的知識はこのう蝕治療の記事を参照して下さい。


例え、う蝕治療1本でも、いい加減な治療が横行する巷の雑な歯科治療を避けて当オフィスの丁寧なう蝕治療をお受けになり歯を健全で確実に保存して下さい。

治療方法にはケースバイケースの方法があります。充分な説明をお受けになりたい方はカウンセリングをお受け下さい。

電話予約をお待ちしています。

















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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。