«  2012年4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

« オフィスは少しだけクリスマス気分♪  トゥースクリーニングはいかが? | メイン | 文明堂の桐箱入りカステラと歯科医院:箱は中身の反映か? »

2011年12月14日


○歯科衛生士さんもお出でになります。



歯科衛生士.jpg

この症例の患者さんは、千葉に住み歯科医院へ勤務する歯科衛生士さんです。
私とは全く面識のない方ですが、ネットを見てお出でになったようです。



咬合面にはコンポジットレジンが充填されています。比較的最近の治療のようでした。
X線像の通りその下には怪しい影(透過像:矢印部)が見えます。実際にコンポジットレジンを除去してみると沢山の茶褐色の軟化象牙質(感染歯質)が存在していました。明らかに、これは二次う蝕ではなく、感染歯質の取り残しによる歯科医原性疾患(歯科医が作った疾患)です。

これを以前治療した歯科医は、細菌が存在する感染歯質を残したまま充填したことになります。
これではう蝕治療とはいえません。こういった治療として成立していない不良処置はこの方だけではなくブログをご覧になっている皆さんのお口の中にも沢山あるはずです(日常的に多く見られる例なので確かなコトです)。

この衛生士さんの場合は、抜髄を覚悟して当オフィスにお出でになったのですが、結局完全に軟化象牙質を除去できて露髄もせず無事に治療を終了できました。
術後痛も出なかったようで一応治療は成功したと言えます。

インターネットで私のオフィスの治療、すなわちラバーダム防湿法を使った臨床写真やポリシーを観て信頼と安心感を持ってくれたようです。

実際に、こういった当たり前の(正統派の)治療(教科書通り)をしている医院をネット検索しても確認することは難しいと思いますが、私のオフィスのHPを偶然ネット上で発見して信頼して下さったのでしょう。
私の治療内容を理解して業界人がお越し頂いたことを光栄に思います。


この方は本来は勤務先で治療してもらえばよいのですが、私のところへお出でになったのです。
衛生士などスタッフは、勤務する歯科医院では恥ずかしいとか、仕事が忙しいからといった理由で他院へ通院することもあります。
実は,はっきり言えば他の理由が多いのです。すなわち勤務する歯科医院の院長や代診の先生の雑な治療を観ていて信頼できないので勤務先で治療してもらわずに他の歯科医院へ通院することが多いのです。


この方の場合はお住まいのある千葉にも先生は沢山いるはずですが、地元の他の歯科医院へ行くとバレてしまうので電車に乗って遠い都内の千代田区麹町まで来て下さったのでしょう。
歯科医院勤務者もけっこう気を使って自分の治療はするという事は、業界の人間ならよく知っていることです。


時々、この方と同じように当オフィスにも歯科衛生士さんがお出でになります。
一応、HPや私のブログで治療画像やポリシーを確認されてお出でになるので、
当方の内容を良いと思って頂けたという点は大変にありがたく光栄に思います。




○昨日、お出でになった患者さん:深在う蝕でも正しく治療すれば大丈夫

深在う蝕2.jpg

昨日、急患でお出でになった患者さんです。
「歯が痛くて夜もよく眠れず、診て欲しい」とのことでお出でになったのです。
X線像の通り、大きく深いう蝕(深在う蝕)が下顎左側第二大臼歯に存在していました。
う窩は深く歯髄(神経組織)まで近く丁寧に感染歯質を除去する必要がありました。

麻酔も充分に効かない状態の中で、丁寧に茶褐色の感染歯質を充分に除去しました。
う窩の底には、水酸化カルシウム系製剤を調薬してコンポジットレジンで充填を完了しました。
充填後、痛みもなくスッキリした顔でお帰りになりました。しばらくは予後を観察すべきですが、自発痛が出なければ一応の完了と言えます。

深在う蝕では、歯髄保存の判断が難しいケースが多いと思いますが、まずは可能ならば歯髄を抜髄(神経を抜くこと)しないで保存して生活歯として機能させるように修復するように私(当オフィス)は、考えています。





○患者さんが知らない不良な治療:これは基礎工事がデタラメな家と同じです


502前歯根充なし 2.jpg

左側上顎側切歯の歯冠補綴物が脱落したと来院された患者さんのケースです。

見ての通り、根管充填(根管を緊密に充填閉鎖する治療)が全く成されていない状態(白矢印)です。また、根尖病巣(白枠部分)もあります。
実は、意外にもこのようなトンデモナイ治療をよく見かける事があります。

cf.もっと酷い詐欺治療の例




困った歯科界の詐欺治療の状況

巷の歯科医師のモラルは非常に低下しています。

患者さんが素人で治療に関して何も解らないだろうと思って、手抜き治療を行ってしまう歯科臨床医が巷には沢山存在するようです。

治療費をもらって、こういった治療として全く成立していない事を行うことは「詐欺」行為です。
すなわち、詐欺治療といえます。

多くの患者さんが、知らずに不良な処置を受けている現実があります。

安心出来る治療を受けたいのならば・可能ならば、「正しい治療をしていることが確認できる先生が、もしいるならばそういった先生にお口の中を診てもらって下さい。」 



この例では上の4本の歯の根尖(歯根の先端部)には各々根尖病巣による黒い影が映っています(根尖病巣が存在します)。

側切歯の根尖病巣はかなり大きくなっています。ほかの3本も放置すると今後大きくなると思います。
そして、
こういった時限爆弾は体の抵抗力が低下した時に大きくなって、時には急性症状を起こして歯肉が晴れて排膿したり大変なことになります。


Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。