«  2011年11月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2011年11月24日

【 口腔衛生の重要性は医学的にも証明されつつある 】



最近では、口腔疾患、取り分け歯周病が全身的疾患と関連があることが言及され始めています。
この10年ほど、歯周病の学会誌では、歯周病の罹患と低出生体重児(未熟児)出産リスクや全身疾患発症リスクとの関連性が言及されています。また、かなり前から歯周病の患者さんは心臓弁膜症を発症するリスクが高いことも言及されていました。

ただ、極端に 「歯周病がある→○○病になる」  といった短絡的な考え方は全くの間違えです。



  「体に良い治療を装って歯科治療の基本原則を破る歯科医には要注意」 

そして、歯科界の一部で蔓延する局所の原因因子を正しく除去しないで全身的・内科的歯科診療やいかがわしいホリスティック○○といった全身疾患と歯科治療を強調する一部のおかしな先生方すなわち、誤った治療解釈=コンセンサスがない療法(エセ歯科治療)には反対です。

原因除去を正しく行わない間違った治療をしている先生方には騙されないようにして下さい。困るのは、いかにも体に良いような印象を与え一部の健康志向の強い患者さんが間違って同調してしまう事です。これには、歯科界の真っ当な治療をされている先生の間では疑問の声が出ています。     当オフィスに来院された患者さんの一例では、漢方薬の内服や針灸など東洋医学的エセ治療を受けて、歯周病の基本的治療(スケーリング&ルートプレーニング:SRPなど)がほとんど行われていなかった例もあります。

   この10年で得られた多くの知見から、歯周病に罹患していることが幾つかの疾患発症では、その発症のリスクファクターにはなり得るという考え方は予防学的見地からも言及しても良いと私は考えています。

疫学的手法(大勢のヒト達を調べる)で調査すると、例えば歯周病に罹患したヒトに○○病になるヒトが多い傾向があった。もしくは、 「歯周病があると○○になるリスクが比較的高い」といった事が統計学的解析で傾向が算出されることがある。簡単に言えばそのような意味です。
一般には、極端に相関性や因果関係が強いといったコトはないようです。
  


そういった疾患発症との科学的因果関係(関連性)が比較的明確に確認されたモノの中でもそのメカニズムは多くの場合(一部を除いて)充分に解明されていません。

ですから、あまり短絡的に直結させて考えない方が良いと言えますが、関連性が語られ始めたということは、是非全身の健康のためにも歯周病は治療すべきで、歯周病はメインテナンスを含めてケアすべきと考える必要があります。


ここで、ハッキリ言及して良いことは、少なくとも歯周病などお口の中の疾患を完全に治療する事で、口腔内の疾患によって起り得る全身的疾患の発症のリスク(起きる確率)は低くなると思われます。
お口の中の治療を充分していれば関連が疑われる全身疾患発症の可能性はその分だけ低くなると思われます。

換言すれば、 少なくとも「お口の治療をしていれば全身疾患予防にも役立つ」という事は言及して良いと思います。
  




《 歯石除去で心血管疾患や脳卒中などのリスクを減らす!? 》 


ところで、つい最近も、医療界では「歯石除去の頻度と歯石除去の頻度に心血管疾患のリスク減少や脳卒中の回避率にも関連する」ことが科学的に示唆されています。




 《 全身疾患と歯周病の関連性: 基本的概念》   


全身疾患発症と歯周病の関連性とその仕組みは充分に解明されていません。
しかし、ここでは解っている範囲で、その概念を簡単に解説します。


我々の歯の周りには歯周ポケットが存在しています。歯周ポケットは(図)のような構造です。
ポケットには内縁上皮というポケット内に面する上皮組織で基本的に細菌が体内へ直接侵入することをブロックしています。
しかし、ポケット内に細菌が存在する時には、細菌を攻撃するために上皮下層に存在する毛細血管の透過性が亢進して免疫細胞が局所の細菌に対する攻撃に参加します。すなわちコレがいわゆる「炎症」の実態です。炎症の臨床症状は、歯茎の腫脹・出血・疼痛などです。歯周病でよく見られる臨床的兆候です。

炎症が続くと反面、毛細血管へ細菌が分泌する物質が侵入することを許す可能性も出てきます。もしくは、炎症時に免疫を担当する細胞間の信号伝達物質(サイトカインなど)が血流に入り全身を循環する可能性があります。

そういった状態になると微量ですが細菌由来の色々な物質や毒素も血液を介して全身的に運ばれる可能性があります。
この量は極めて少ない量ですが、時には歯周ポケットから離れた遠隔臓器の細胞に到達することもあります。
このように細菌の作った物質や毒素が血流を介して全身に運ばれる可能性があります。ゆえに、こういった物質を体細胞が受け取った場合(細胞の受容器に結合することもあり)には様々な疾患発症のトリガーにもなることが想定され、疾患の発症との関連が疑われます。



  〖 歯周ポケット内面の総面積は掌ほどの広さがあります  〗

そして、我々の口にある歯周ポケット内面(の内縁上皮)の総面積は、我々の掌(手のひら)程の面積があります。
言い換えると、掌ほどの面積が細菌と触れ合っているのと同じ事です。もし我々が擦り傷のような手のひら程の大きな傷を体の表面に放置したらどうなるでしょうか? 

多くの皆さんは、正しく創面(傷口)を消毒して保護する処置をお医者さんでしてもらうことでしょう。このような大きな創面を歯周ポケット内では毎日放置して、全く処置されないままにして、ポケット内の細菌からの攻撃を受け続けるのです。

そう考えて頂ければ歯周病を治療しないで放置することがいかに無防備で恐ろしい事かとご理解頂けると思います。 歯周病を治療するとは、原因である細菌を除去することです。


 ですから 皆さん、
  歯周病は正しく治療しましょう。 そして健康に過ごしましょう!  


  巷では、実質的治療が成立していない雑な診療が多くみられます。
歯周病は原因である細菌をポケット内から徹底的に除去しないと治りません。
ただ、歯科医が保険点数を得るだけの通り一遍の雑な治療では取り残しの細菌による再発が生じて治りません。
歯周病のことなら、是非当オフィスへおいで下さい。
 


  〖  低体重児出産(未熟児出産)のリスクのメカニズムは解り始めてきた!〗

感染症によって炎症がおこると、それに伴ってからだが色々な物質を作り出します(ここでは、これらの物質を総称して難しい物質名はやめて"炎症性物質"と呼びます)。

この"炎症性物質"の中には、子宮を収縮させて出産を促す物質も含まれているます。そして、
歯周病に罹患した母親は、早産や低体重児出産のリスクが高いことが報告されて始めています。
これは、歯周病にかかった歯周組織が作り出す"炎症性物質"が血流に入り込み、血流によって子宮まで運ばれて子宮の収縮に関わるためだと考えられています。また、歯周病菌の毒素が歯周ポケットから血液中に入り込むことで、血液の"炎症性物質"を増やすことも想定されています。


 
 

2011年11月 1日

◎3.11以降の異常な症状


既に4月の段階で、東北地方を中心に、特に子供に原因不明の鼻出血、下痢・腹痛、アトピー性皮膚炎など皮膚疾患が治らない、風邪などが長期に治らない。といった子供達のストレスが原因というだけでは理解できないような少し異様な顕著な症状が増えていました。もちろん、次第に首都圏でもそういった症状が発生していることをネット上(twitterやブログ)でお母さん方のコメントで沢山見かけました。現在でも異様な症状はtwitter上などでは散見されます。どう考えても、ただならぬ事が起きているようです。

たぶん、キャリアのある小児科や内科医なら今まで経験したことがない異常感を持ったはずです。例えば、鼻出血の止まらない子供が1日に何人も訪れるのですから。....(^◇^;)

震災直後はそういった本当の状況はネット上でも極々一部でしか語られなかったように思いますが、大新聞の東京新聞が取り上げ始めてから少しずつ現状を正直に話す医療人も一部には出てきました。現在は検索すれば、一般のお母さん達に混ざってわずか数名の医療人からのそのような報告が見されます。
ただ、ほとんどの医療人は触れない(触れてはいけない事象として無視しています)。もちろん、身の回りの,例えば室内の清掃方法や除染方法などお母さんの身になって語るヒトはほとんどいません。情けない(>_<)ゞ 一応、私は語っていますけど....


安全デマと歪んだアカデミック・イデオロギーに押さえられていた医療人もこの頃は一部で正常な倫理と心を少しは取り戻した者が出てきたようです。医療人が眼で見た現状さえも報告しない(無言でいる)といった異常性は一部では和らいできたようにも思えます(この当たり微妙な表現になりますが...)。



最近では、特に東北地方の放射線管理区域レベルの高線量地域に住む子供達にはもっと大変な事態が起きているようです。
本当の実態は私にもよく解りませんが、先日は岩手県一関市の女子中学生が校庭で運動中に倒れて亡くなりました。原因はクモ膜下出血でした。 校庭は10μsv/hという非常に高い線量率でした。このような高度汚染地域で子供達が学校に通い汚染された校庭で運動もしています。これは驚くべき事実です(実は、従来の法律に従えば校庭で運動させること自体が違法なことです)。結局、違法環境での生活を国や地方自治体が従来の法律を無視して住民を居住させ被曝させ続けています。もちろん、この違法な長期の居住によって子供のみならず大人も多量に被曝して大変に危ない環境です。



この少女に生じたクモ膜下出血ですが、脳血管系の疾患です。チェルノブイリ原発事故の調査から、周辺地域では、がんの発生率のみならず、脳血管系の疾患(脳出血・脳梗塞等)や心疾患が顕著に増えたことが解っています。科学的合理性からはチェルノブイリの教訓を過小評価しないで、最重要事項として危険回避するのが公の正しい対処法だと私は考えますが、現実は国民を更に沢山被曝させようと国は考えているようです(=いわゆる「政府の国民皆殺し計画」の1つ)。



従来、守られてきた放射性物質の取り扱いや被曝に関する法規が国、公的機関や地方自治体によって無視されています。現在の日本社会は法治国家としてはこういった側面では完全に破綻しています。

たぶん、科学的因果関係の立証は出来ませんが、一関の少女も放射性被曝に因って発症したと考える方が自然でしょう。             


そういえば、      小室哲哉氏の奥さんのKeikoさんもクモ膜下出血で先日倒れ入院し手術を受けられました。ただ、この件も放射性被曝との因果関係不明です。もちろん関係ないかも知れませんが関連を疑ってしまいます。 


今後、放射性物質による汚染環境で生活していれば、もっと多くの方々に同様な疾患が増えるものと想像されます。さらに心疾患である心筋梗塞も増える事が懸念されます。
既に、福島第一原発作業員が心筋梗塞で死亡下事件もありました。この場合、なお放射性被曝に因る可能性を疑います。

福島ユナイテッドの松田直樹さんの心筋梗塞での死が報道されていますが、松田さんは本拠地が福島で、危険な被曝環境にいたことを考えると放射性被曝の影響を懸念する方が自然と考えてしまいます。



◎東日本女子駅伝に反対する:少女達を利用した復興のプロパガンダは人道上許されない



今月行われる予定の東日本女子駅伝大会は、福島の高度土壌汚染地帯でかなり空間線量率が高い地域で行われます。ビックリするような高度放射性汚染地帯が駅伝のルートに含まれています。人殺し被曝女子マラソンです。大会後時間が経ってから現れる症状に不安があります。解らないうちに体は蝕まれます。内部被曝に不安が....


既に中学生の女生徒がクモ膜下出血で死亡した事実を考え合わせると、高度汚染地帯で放射線感受性が高い若年者の少女達が激しい運動である駅伝を競うなどということはもっての他です。
大人達は福島の健在ぶりや復興をアピールしたいとの思惑があるのでしょうが、そんな一方的なプロパガンダに若く将来有る少女達を利用することは断じて許せません。一種の傷害で、選手でも亡くなった場合は間違いなく傷害罪(殺人罪に等しい)です。

先週から、twitterなどではこの駅伝大会中止が叫ばれています。                                         山本太郎さんも、先週現地に入って    高度の汚染状況を動画で伝えてくれました。

現地福島が、本当はヒトが住んではいけないような汚染状況であることに驚きました。そして、この大会に協賛する"ケーズ・デンキ"の不買運動もtwitter上で盛んに叫ばれました。確かに、大人たちの都合で危険な状況下で駅伝を少女達にさせることは一種の犯罪行為です。参加者の少女が一人でも倒れたら大変なことになります。人道上の配慮さえない醜い大人達の思惑は許せません。こういった大会に関わる人間達が全く医学的配慮を理解できないという現状です。それほどまでに地元民の心が何処かへ置き去りにされています。
全く寂しい被災地の現状です。これでは正しい復興などあり得ません。若年者の危険を放置して復興など有る訳はありません。医学的知識のある識者の助言が無いのなら大問題で狂気ですらあります。


◎危険な思惑を持った公の発言には要注意



「直ちには影響はありません」→非常に危険で後年、障害が出ます。
「いたずらに恐怖感を煽る」→怖がって当然だが、国民が騒ぎ出さぬように本当の危険性は隠蔽する。

「放射能は正しく怖がる」→放射能は危険だが、国民は怖がらせないよう事実は隠蔽し、低線量では体によい(いわゆるホルミシス効果:コンセンサス無く怪しいウソ)ことを信じ込ませる。

「特に恐れる必要はありません」→放置すれば被害が起こり危険で恐ろしい事態だ。

「何でも放射能のせいにしてはいけません」→全てではないが、放射能の影響は沢山あり得る。


◎原発事故直後のネット上やメディアの怪しい状況を思い出して頂きたい。


だいたい、「いたずらに恐怖感・不安感を煽る」って、どういうことか考えて下さい。放射性被曝は怖いに決まっています。相当危険な非常事態が起きているため、国民が騒ぎ出すと収拾が付かないので「黙っていろ・パニックを起こさないように隠蔽する」といったことのようです。「怖がるな安全だ」と政府が言った時は非常に危険な事態・事象に移行している事を現します。現に3.11直後がそういった状況でした。

3.15時点で福島で爆発が起きた直後に、欧米のある学者が、「原発事故の際は体制側は1%も真実を語らずに事態を完全に隠蔽するものだ」と語っていたことを思い出します。これが正に正解です。




◎もう既に歯科臨床の上でも影響は出ていると臨床家の観点でも私はそう考えています。それは具体的には次↓のようなことです。


この頃、慢性病巣(根尖病巣・二次う蝕)の急発症状で来院される患者さんが例年に比べて著しく増えているように思います。

例えば、多くの患者さんの口の中には酷い日本の歯科医療の結果不良治療の痕跡が沢山あります。眼に見えない根尖病巣、充填物の二次う蝕、深いポケット内の取り残しの歯石など。これ等はみな慢性で経過する慢性病巣ですから、患者さんの抵抗力(免疫力)が低下すると問題が表面化します。


  多くの患者さんはこういった時限爆弾を口の中に幾つか持っています。皆さん自覚していないようですがこれが現実です。
問題にならないようにするには、正しい治療を受けることが重要です。
ですから、ラバーダム防湿法を使わないで歯根の治療をするような歯科医院で治療を受けては絶対にいけません( →後に再発や急性症状が生じて問題になります)。

今後、日本のこの状況は数年単位で長期化するでしょう。問題を生じない正しい歯科治療の重要性は今後益々重要性を増すことと思います。街のダメな歯科医の不良治療に騙されてはいけません。お口の中に時限爆弾を作らないためにも正しい歯科治療を是非受けて下さい。

すなわち抵抗力・免疫力の低下した時に急性症状を生じます。歯茎が腫れ膨らんだり、歯髄炎が起き歯痛が生じ、歯に今まで無かった違和感などを感じ始めます。  この頃こういった症状で来院する人が増えています。ほとんどは以前治療している不良治療がなされた場所や治癒不全の病巣です。
  私の歯科臨床医の勘ですが、このような急発症状を訴える患者さんが最近例年にも増して顕著に多いことには、異常感を感じています。

最近の患者さんの状況にすなわち、多くの患者さんの免疫力低下の兆候を強く感じるのです。

私個人は、3.11後から喘息様の症状が強く出て大変になりました。元々、花粉症等のアレルギー体質なのでなり易かったのでしょうが、その後ずっとウイルスをカットするフィルターの細かい95Nのマスクなど屋外では使用しています。
今考えれば当時、首都圏でも放射性物質の微細(ミクロンレベル)なホット・パーティクルが沢山空気中に舞っていたのです。

体の反応は意外なほど正直です。現在私は線量計を常に携帯していますが、安全デマが御用学者や政府の発表で流されていた3、4月の時点では手元にありませんでしたが、私は当時から都内の空気が変だと強く感じていました。もちろん当時からtwitterでそれをツイートしていました。皆さんも体の反応で解ることには敏感になって下さい。体感は原始的な感覚なようですが、時に重要な情報を送ってくれている事に気づくはずです。

皆さんは、今後いかなる災いが日本に生じようとも出来るだけ健康で生き抜いて下さい。
そのためには、知性に基づいた勘と正しい情報を得て下さい。


« 2011年10月 | メイン | 2011年12月 »

麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。