歯科関連の業者・その巧みな商売方法 :あなたは知ってますか?
[あなたの会社には無料の歯科健診の話は有りませんか?]
現在、他の業界と同様に歯科界もとても厳しい状況にあります。
毎日のように、不思議な歯科関連業者からの沢山のメールや郵便物・怪しい業者の訪問を受けます。
多くの場合は当院に関係ないのでお断りしています。
怪しいHP作製業者、怪しいソフトウエア業者・詐欺まがいの歯科コンサルティング業者..
そういえば、現在御願いしているweb作製会社は誠に良く面倒をみて下さる良い会社です。
しかし、以前任せていた会社は月々今の倍以上の金額を取りながら、無責任極まりないコンサルティング会社でHP1つまともに作るノウハウもなく、自分が債務の履行をしていないにも関わらず、全部クライアントの責任のような言い方で、逆ギレまでする信じられない業者でした。
後で解った事ですが、他の医院の仕事も放り投げたようでトンデモナイ頭がおかしいコンサルタントだったようです。
当院もクダラナイ被害と大きな損害を受けました。歯科界ではこの業者の当時のことは有名になって来つつあります。本当にヤクザな業界(コンサルティング業)ですから,歯科医院の先生方もこのような業者には気を付けて下さい。
今、この業者は経営母体も変わり社名も変わってまだ存続しているようですが、当時は周辺業者の話ではメンタルな問題がボスにあったようでズタズタだったようです。まったく信じられない人間でした。気分障害か当時は意味もなく非常に怒りやい状態だったことは周辺業者からも聞こえてきました(被害に遭わないように)
一応、震災直後で当院にも暇があったので実際に会うことにしました。
「O社の健康保険組合ですが、貴院に歯科健診をして頂きたいのですが...」
当初、企業の歯科検診を依頼されると思っていたのですが、話を聞けば、実体はその信販会社と直接関係のない第三者(業者:以下MA社と略す)だったのです。
よく考えてみるとすなわち、この点では全く"怪しい業者"と言えます。
内容を聞けば、このMA社は多くの大手企業の健康保険組合に無料で歯科健診(予防健診)を仲介するシステムを提供しているようです。また、加盟会社(健康保険組合)の社内でのポスター掲示・ビラ配布や健康保険組合のホームページを通じてクライアントの歯科医院を宣伝する。そういった内容でした。
宣伝のチラシ? こんなモノ↑が配布(掲示?)もされるらしい...
ただし、ここからがMA社にとっての商売に重要な部分です。
その替わり、クライアントの歯科医院はネット予約システムのソフトウエアをリース契約することが条件になります(こういった○○替え商法は昨今有名な商法で、怪しい事が多い)。
すなわち、実は宣伝やビラ配布はソフトウエアを売るための付帯サービス(MA社にとってのオマケ)ということになります。
例えれば、食玩に海洋堂のフィギュアが付いているのと同じことです(=お客はお菓子ではなくフィギュア目当てで買います)。
ので、
付帯サービスとしてのカタチを変えてソフトウエアのリースと絡めて医院PRや健診による集患をあたかも主な目的のように装いながらもその実、ソフトウエアを売る商売をしているのです。
MA社の商売はソフトウエアの販売でしょうが、付帯サービス(医院紹介・斡旋)が歯科医院にとっての事実上の有り難い商品(食玩のフィギュア)になります。
MA社が考え出したこのシステムは、全く上手い商売だと思います(少し誉めておきます)。
各地の歯科医師会とも上手く付き合っているよう(?)で、今のところシステムは崩れていないようです。
大変にグレーな業態ですが、法的には一応かろうじてセーフでしょうか?。
ただし、被保険者(患者)が何らかのクレームを大きく言いだし監督官庁に訴えた時には、監督官庁から怒られ業務停止状態にな
る可能性があります。
その意味で全く問題は無いことではありません。被保険者の皆さんは、訪問した医院に問題が無ければ、別に良いことだと思います。でも、その歯科医院で診療する義務はありませんから、問題を感じたら実際の歯科治療は適切な医院を探した方が良いでしょう。ここに書くような実態の会社です。単に無料検診目的だけで、後は患者さんご自身で良い医院を選んだらいかがでしょうか。
MA社の営業マンは、こう言いました。
「当社は千代田区の九○にありますが、麹町に当社のシステムに加盟して下さる適切な良い歯科医院を探しておりましたが、貴院が真面目な診療をされているので適切だと考えます。ラバーダムも使用しているし、滅菌・消毒も完全で清潔な医院内環境が、周辺の他院と比べて素晴らしい。当社としてはどうしても歯科健診を貴院に御願いしたいと思います。」このように褒めちぎって近づいてきたわけです。
MA社としても、加盟の健康保険組合からクレームが出ると問題になるので、それなりに医院選択には気を使うのでしょう。たぶん、そういった意味ではMA社がセレクトしてきた他の医院も概ね水準以上のある程度まともな内容の歯科医院だろうとは思います(平均以上でしょう)。
表向き、MA社は正しい歯科保険医療を目指すようなきれい事を語りますが、企みは正直に言えば誠に怪しい。ただ、ある意味では、 商売としては誠に上手い仕組みを考えたものだ と私は思っています。
私には不必要な予約ソフトウエアのリースは迷惑ですから断りました。このシステムを拒否したわけです。これは当たり前です。実質的でない無理な"押しつけ"商法だとも言えます。この先いつまでこの会社が現状のシステムで存続するのか疑問です。たぶん無理でしょう。このシステムに加盟しているある歯科医院の状態も、秘密裏に聞きましたが、ある種、質を重んじる医院では正常な診療の状態が破綻しているようです。やはり、無料検診というような歯科医療の価値を下げた運用は患者への価値観を下げて医療に関する誤った患者層を相手にするような傾向がありダメだと思いました。
今頃、麹町周辺でどこかの歯科医院がMA社のこのシステムに加盟したかも知れません。結局、当院はこのシステムとは何ら関わりはありませんのでお間違いにならないように。当院は通常
の歯科診療ならば、喜んでお受け致します。
やはり、本来価値ある医療行為関連で 「無料××」といった事を眼にしたら、怪しいと疑ってみる方が良いのかも知れません。価値を下げてまで行うことは何か必ず怪しい裏があります
「あなたの会社には無料の歯科健診診断票といった用紙の配布は有りませんか?」
MA社が健康保険組合経由で配布する 歯科健康診断表
もしそういったポスターやビラなど宣伝が会社内にあるのならば、それはここで紹介したソフトウエア会社の戦略のオマケで行われている大変にグレーな部分のある上記のようなサービスかも知れません。
こういった裏事情は知っていると、"歯科健診"も、また違った見え方が出てくると思います。
Julian Assange氏