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2009年1月13日

日本は、年々高齢化が進んできています。高齢化が進むと、介護するヒトも沢山必要ですし、高齢者に対する医療費も大変な予算がかかる訳です。



予算に関しては、国のお仕事かも知れませんが、直接家族に高齢者を抱える方々は、身近なレベルでそれに立ち向かわなければなりません。ここに、ちょっとし
たある高齢者の方の例を提示します。同様なケースは世の中に沢山存在すると思いますが、実際に画像でご覧いただけることは希であろうと思います。







[ 高齢者症例 I.T. ]



この患者さんは、長年学校の先生をされていた方で、校長先生も数校歴任されていた教育者です。奥様も、教職者で私も小学校時代教わった経験があります。奥様も難治な持病を抱えながら旦那様のお世話をされています。医院にいらっしゃる時も,奥様が同伴でお見えになるのです。







初診正面





初診時5枚法



初診時、79才でした。写真の通りにお口の中には沢山う蝕があり、以前充填された充填物も壊れています。ここには、X線写真を提示しませんが、根尖病巣も沢山存在していました。これらを治療し、全顎的に治療を終えました。



術後正面



術後5枚法



これが、一応治療を終えた直後の状態です。

この時、ちょうど80才で市の高齢者の歯の健康コンクールで選ばれ表彰されたりしたのです。



高齢者で、治療をきちんと受け、ケアが行き届いていたことが評価されたのでしょう。

ですから、この時点まではご自身でお口のケアを十分していたのです。

私も、"模範的な患者さん"だとご本人や奥様に褒めたことを覚えています。





 ところが、2,3年後お会いした時には





ぼろぼろ正面





ぼろぼろ5枚法

このようになったのです。



はっきり言ってボロボロです。



奥様によると、認知症が突然進行してしまったとのこと。最近出た治療薬が利いたので、少し落ち着いたそうですが、身の回りの簡単なことができなくなってきたそうです。

現在は、病院にいるそうですが、お口の清掃ができないため困っているということでした。

(=奥様にも、旦那さんの歯ブラシをしてあげることは困難なのです。これが現実です。)



この方の場合は、不幸にして"認知症"によって口腔ケアができなくなった例ですが、半身麻痺などで手が利かなくなった場合も同じような結果になります。

困ったことに、日本の病院では患者の口腔ケアは、病院の看護士も介護士もまず十分に行ってくれません。ですから、必然的にこの場合のような悲惨なことにな
ります。日本の医療現場のこれが現実です。例え、ご家族がいてもどれだけ口腔ケアを寝たきりのご家族にしてあげられるのかも疑問です。



高齢者というわけでなく、あらゆるお年の方でも、病院に入院したり、寝込んでしまったときには同様です。こういった時に、お口の中にインプラントが有ったらどうなるでしょうか?



例えば、○医科大学の病院には歯科室があります。この歯科室には○歯科大学から先生が派遣されて勤務しています。この歯科室は、入院患者で歯科室まで移動
して来れるヒトや外来を受け付けていますが、寝たきりの患者さんの口腔ケアなどはしていません。たぶん、入院患者の口腔清掃など関心がないようです。変な
ことですがこれが現実です。入院する期間が長くなればそれだけ、歯が悪くなってしまうのが今の日本の病院なのです。



こういったことも考えて、インプラント治療を考え直してみてください。高齢者を中心として、駄目になったインプラントが病院で歯科的な手を下されないまま
放置されている例が潜在的にたくさんある現実を知る必要があります。現在の医療機関のこうした現状を考慮すると、特に高齢の方には、インプラントなど埋入
することは、絶対に止めるべきだと考えています。



患者の皆さんに、このような本当の姿を知ってもらいたいと思います。



リスクを知って、あなたの責任で治療を選択してください。





 入院した時のこと

 インプラントの具合が悪くなった時、誰が処置をしてくれるのか?

 そして、どうなるのか?







 盛んにインプラントを埋入入している先生に聞いてみてください。

 どんな回答が聞けるやら...







高齢者歯科治療
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麹町アベニューデンタルオフィス 麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村真一

麹町アベニューデンタルオフィス
院長 戸村真一

こんにちは、麹町アベニューデンタルオフィス院長 戸村 真一です。

街の歯科医院へ行くと感じる嫌な感覚を皆様が受けないような雰囲気にしました。 スカンジナビアン調に私自らがエントランスから室内の隅々に至るまでデザインし、 患者さんがリラックスできる清潔で清々しいセンス溢れる空間をご用意しました。

 巷の歯科治療の嫌な記憶を思い出すことのない快適な環境でお持ちしております。気持ちよく治療をお受け下さい。

日本の医療機関のホスピタリティーは低くセンスが感じられないのが現状です。 当院の室内環境は、私の診療哲学の現れです。 また、私のオフィスでは正しく丁寧に本当の歯科治療を致します。 正に、日本の酷い歯科医療のアンチテーゼを具現したのが私のオフィスです。