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2016年11月 2日

臨床家はコンセンサス有る治療以外は行ってはいけません

◎科学的根拠のない治療法に騙されないで下さい:


昨今,最新の歯科治療法と称して作用機序や効果・安全性に専門家や正規の専門学会でコンセンサスが得られていない未認可の治療法を直に臨床応用する危険な歯科医院があります.
そもそも我流や一部の歯科医だけが説く治療方法や理論を基に直に患者の治療を行うことは歯科医師法違反です。臨床家はその時代の水準の治療(コンセンサスを得た治療)を行わなければなりません。
歯周病学会等で効果が否定された抗真菌剤(ファンギゾン)による歯周病治療,
・自家製剤3MiXを使用した3MiX-mp法
・エビデンスが曖昧で安全性のコンセンサスを得られていない次亜塩素酸水溶液によるパーフェクトペリオとよばれる治療法
YM療法と言われる"デトックスr療法"を自費治療で行っている極く一部の先生もいます。
このYM療法では延々と歯肉から膿を除去され続けて結局治癒が不明瞭だとの主訴で来院される患者さんもいました.
*またYM療法は業者が売る専用の治療器具を購入した歯科医のみが行える閉ざされた特権的独占性が強い治療法としてカルト性が強い治療法だと思います。

そういった勝手な団体でも学会という名称を名乗り認定医や専門医といった公的標榜と勘違いする様なモノまであるので素人の患者さんが勘違いするようです(厚労省とは無関係の不認可の任意団体です→トンデモ標榜です)。

以上のような評価が定まった科学的根拠(EBM)もコンセンサスも得られていない治療方法を使用する歯科医師法に抵触する違法行為は一切我々のオフィスでは行っていませんのでご安心下さい。

*これ等,根拠が曖昧もしくは全くない療法を行って患者に傷害や不利益を与えかねないものです。むしろこういった方法で治療費を得ることはハッキリと詐欺行為や医師法,薬事法違反になる可能性が高いと思います. 

しかしそういった詐欺行為が歯科界では常態化しています.

上のような治療法を受けて効果が無く、悪化して当院へ転院してくる患者さんが未だに沢山います.

また、使用方法を誤って、本来の効果を発揮できないまま患者に医原性疾患を負わせる歯科治療も一分では増えています。最近,ドックベストセメントを誤った使用法で臨床を行う歯科医院が多く、当院ではそれ等の治療のし直しをお受けしています、お困りの方は是非お問い合わせ下さい。

広く安全性や効果が確認されていず,それ等が全く保証されていないのに何故アナタは自費まで払ってそのような曖昧な治療を受けるのでしょうか?.



知性的な患者さんならごく一部の歯科医が行う特殊な治療法を懐疑的に観るべきです。




歯科界で広くコンセンスを得た評価と安全性が高い治療方法は多くの先生が一般的に行っています. 特定の歯科医や怪しい団体だけが行うモノには要注意です!

そもそも科学的根拠が無い治療方法を歯科医が臨床で勝手に行うことは歯科医師法に抵触する極めて悪質な違法行為です。

残念ながらこのように歯科界には倫理が欠如し始めています.根拠無き治療方法を臨床で行うのは医療人の倫理欠如による暴挙です.
また,全く科学的根拠のないデタラメな似非治療法で詐欺など金銭的トラブルを生じる可能性も懸念されますので、ご注意ください。


 現在、歯科医院を差別化するために特殊な治療法を使って馬鹿げたアピールをする妙な傾向が歯科界にはあります.またこれ等は換言すると私が以前より語ってきた認識不足の患者さんが好むような事を連ねて騙す"迎合的歯科治療"とも言えます。
そのような歯科医の自費治療費獲得のための怪しい思惑を理解して歯科医の危険な思惑と怪しい治療を回避して下さい.



適切なう蝕治療(虫歯治療)をアナタに:巷には危険なう蝕治療が沢山あります


  //////////////////////////// 適切なう蝕治療を! //////////////////////////


 今のうちに歯科治療を! 歯科治療も立派な防災準備です!

災害や社会不安の中では手間のかかる良い治療を受ける事は困難になります。今の内に歯科治療を受けてお口の健康を担保しましょう・歯科治療も重要な防災準備です!


歯の解剖学.jpg 歯冠部は2種類の全く異なる組織のエナメル質と象牙質により構成されています。エナメル質は無機質の石灰化組織で、象牙質はコラーゲンに富んだ有機質の組織で細菌感染で腐敗します。また象牙細管(管状の空間)が存在して細菌が潜む空間が多いのが特徴です。よって 象牙質に細菌が感染すれば細菌が潜り込む大きな領域として厄介なう蝕になります。*

インレーと窩洞2.jpg左画像はインレー除去後の高度に腐敗した軟化象牙質の状態です。

*齲蝕と歯周病の細菌学的知識はこのブログをご覧下さい。

軟化象質は歯が腐った状態ですから、身体に毒ですから過小評価しないで、早急にシッカリ治療して下さい。

   巷の歯科医院で毎日行われている"雑なう蝕治療"によりインレーや充填物の多くのものには、その下に細菌が存在する感染歯質の取り残しが観られます.またそれによって治療後に二次的にう蝕は更に進み軟らかく腐敗した感染歯質の軟化象牙質が頻繁に認められます

う蝕治療を安易に考えている方が多いようですが、歯の寿命を縮める原因の多くはう蝕を放置したことや歯科医が行った雑で不良な治療(医原性疾患)です。

雑で不良な歯科治療で歯はダメになります.


 特に保険治療で行われる金属インレーは、雑で精度不良の治療が頻繁に観られて、それは最も危険な治療と成り得ます。 

下の画像は街の歯科医に不良な保険の金属インレーで治療を受けた患者さんの典型的な口腔内です。
 アナタは下↓の画像のような治療を受けたいですか? 

保険治療の功罪3.JPG

隙間だらけの雑な歯の詰め物を観て驚いているアナタの口の中の(保険の)金属インレーやアマルガム充填も同じ状態だと思います。

他人事だと思わないで真剣に考えて, アナタも痛む前に歯の詰め物を当オフィスで適切に治療し直して下さい。

インレー模式図01.jpg


 巷の歯科医が保険点数を得る目的で数をこなす不適切なう蝕治療が日常的に歯科医院で行われ続けている現実を知ってご用心下さい。  上の画像のように歯と金属の詰め物との間は大きな隙間が空いています。ここからミクロサイズの細菌は入り放題です.よって詰め物の下は細菌に侵されて象牙質が腐ってしまいます(=軟化象牙質)。

 自分の頭で考えて良い歯科医院を選択して適切な治療を受けましょう!

巷の歯科医師の多くがこのような雑な治療に終始するので歯科界全体が信用を無くしています.その通り、今の歯科界はデタラメが散見されます。


 巷の短時間にこのような治療を沢山行う短時間診療体制の歯科医院は危険ですから、注意しましょう.

良い歯科医院選択が歯科治療成功のカギです


 

最近、以前治療したこうした金属インレーなどの再治療(コンポジットレジン、セラミックスやハイブリッドセラミックスなどへの治療し直しを希望される方が沢山来院されます。


 是非、こういったう蝕の再治療は適切で丁寧に治療する 当オフィスへおいで下さい。

 















2016年10月24日

症例5


◎簡単に症例の解説:


この患者さんは30代の女性で主に上顎前歯部と未治療のう蝕病巣による審美障害を主訴に来院されました。
*この症例の詳細はこのブログをお読み下さい。

術前前歯部.jpg


上顎左側側切歯は失活(歯髄が死んだ)していたので歯内療法(根管治療⇒支台築造)を行いました。
上顎左側中切歯はレジン冠(辺縁部で不適合)が装着されていました。
また上顎右側中切歯と側切歯は不良なコンポジットレジン充填が成されていました。

OY術前.jpg

上の五枚の画像が口腔内の全体像です。
臼歯部では古い充填物が幾本か咬合面に認められます。
また歯冠部に黒いう蝕病巣が治療しないまま放置されていました。


◎補綴治療完了


術後前歯.jpg

作製したセラモメタルクラウンをセメントで合着後、前歯部歯肉も美しく健康的な状態です。
健康な歯周組織に補綴物が美しく映えます。


OY術前術後白バック.jpg


術前と術後の比較で、主訴の審美障害の治療が達成されたことが解ります。

また今回は黒いう蝕病巣は全てコンポジットレジン(CR)でキレイに修復治療しています。
 日本のCRなどの歯科材料は世界最高レベルで深在う蝕でも適切な処理をすれば、全く充填処置されたように見えない美しい修復が可能です。

このケースは上顎4前歯以外はCR充填を利用して主訴の審美障害を解決できました。

◎補綴治療は総合的なバランスの良い治療が求められる

 昨今、歯科界は自費治療のネタとして軽薄な程「審美歯科」という造語を多用して患者が望む美容志向に迎合した治療方針で安易に補綴治療する傾向があります
この点には、患者さんの側で注意が必要です。

初診患者の過去の治療に歯周病や歯内療法を適切にしないでセラミック系補綴物だけ装着されている気の毒な症例に度々遭遇しています。

そういった軽薄な治療行為で最も多い問題が歯内療法の不良と歯周炎で歯肉が腫れて来院するケースです。前歯部の補綴では不必要な抜髄で感染根管を歯科医が作ってしまったケースが殆どです(医原性疾患)。

私は、目に見えない箇所の治療(歯内療法・歯周病治療)をシッカリやることを信条に上の様な概念を大切に治療しています。
私のオフィスでは安心出来る治療し直しを励行しています。

安心してお任せ下さい。

 

 


 

2016年1月 5日

症例4


上顎前歯部のブリッジ(連結冠継続歯)が脱落して来院されました。

この症例の詳細はブログ を参照して下さい。
大変内容がある"ライフスタイルを考慮した歯科治療"ですから是非ご覧下さい。

こちらの患者さん(75歳女性)は上顎前歯部の連結歯(継続歯のブリッジ)が脱落して来院されました。
初診時の口腔内写真では仮の歯を装着した状態で撮影しています。
*歯が脱落した状態の画像は撮影していません。
nf初診五枚法2-4.jpg
nf前歯継続歯3.JPG
この連結された歯(ブリッジ継続歯)が脱落しました。


NF最終補綴(5枚法)3.jpg

最終補綴物装着後の口腔内の状態。
これで、趣味の競技ダンスも歯を気にしないで自由に踊れる状態になりました。



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