2010年12月13日
短時間診療体制でアナタは損をするかも知れません:時間をかけた治療は患者さんの幸せのため
本物のホスピタリティーをあなたへ
私のオフィスでは緊急の症状がある場合は例外ですが,まずはゆっくりとお話をしてから治療に移行します.お気軽に我々にお声をお掛け下さい.
患者さんは特に初診時は緊張されています.心の準備もできていない状態で直ぐに治療を受ける事は出来ません.脈拍・血圧に表れるように身体的緊張状態下での治療は非常に危険です.
一般的歯科医院での短時間の配慮不足な診療の欠点を反省すると我々が日々行っている極当たり前の診療姿勢になります.
1回の治療で終わる場合は別ですが,一般的な問診の他,患者さんのバックグラウンドを理解した上で治療させて頂くことが患者さんの幸せにかなう治療だと考えます。
雑談から始まる会話から患者さんのご性格や更に仕事,趣味,ご家族やタイムスケジュールに至るまでの治療に関わる情報を知り最も効率よく適切な治療方針をとれるように努めます。
逆に,巷の短時間診療では,このようなコミュニケーションは概ね皆無ですから,歯科医は患者さんの何ものも全く知らないで診療だけしか考えていない状態で治療を始めるわけですから、患者さんは心から安心して治療も受けられないはずです。
最近、インレーが外れた患者さんに窩洞内に残った多量の軟化象牙質を丁寧に歯髄間際まで手用エキスカベーターで徹底的に除去していたら、「タービンで削らないで雑だ・時間がかかるなど」と文句を言った患者さんがいましたが、こういった世界標準の丁寧な歯科治療に慣れていないので我々が行う徹底した治療を 不適切な治療だと勘違いする患者もいました。たぶん巷の歯科医院では手用エキスカベータで徹底的に行うう蝕治療を行っていないので、タービンで雑に削り出すだけの治療が正しいのだと認識を誤っているようです。 皆さんは、大人の正しい認識を持って自分のためになる良い治療を理解して下さい。
巷の多くの歯科医は患者さんの生活や幸福に関わる重要な仕事を任されている事さえ全く念頭に無いのかも知れません.
ところで,そんな認識の低い診療をアナタは受けたいですか?(単に短時間で終わる治療が良い治療でしょうか?)
昨今,増加している全顎的治療のし直しや進行した歯周病の治療などは比較的長い治療期間を必要とします.特に,これ等には患者さんの生活背景を考慮すべきです.当院には丁寧な カウンセリングもございますので、どうかご利用頂いて詳しく説明をお聞きになって下さい。
お口の中全般にわたる治療には患者さんの協力が是非必要です
・この事をご理解頂けば歯科治療は必ず上手くゆきます。
逆に、この認識が無いと治療を途中で止める方がいます
短時間診療体制の歯科医院では,患者と歯科医が話す時間さえ惜しんで治療の根拠さえも説明しないで治療を始めます。
カウンセリングに来院する患者さんに共通するそのような医院へのクレームは,こういったコミュニケーションの不在に対してです。
我々のオフィスを アナタの かかりつけ歯科医院としてお使い下さい:
どうぞ,患者さんをより良く理解できる我々のオフィスを"かかりつけ歯科医"としてお使い下さい。
代診を複数人使った歯科医院へ通った経験がある患者さんから「度々担当医が交替する歯科医院での雑な診療姿勢や短時間の雑な治療が不安だった」との感想をよく耳にします。
度々担当する歯科医が変わるような医院や短時間で雑に治療を終わりにする医院では患者本位の適切な治療は困難です
またそういった短時間診療体制の診療では15分〜30分程で次々に雑な診療が繰り返されています。延々と雑な保険治療を行ってゆく医原性疾患の製造所のような街の歯科医院が多いのが日本の歯科界の致命的状況です。
多くの患者さんがそういった雑な治療行為で後年,再発など歯科的問題(再発など)で大変に苦しんでいます。
そういった雑な診療は危険ですから絶対に街の短時間診療体制の歯科医院へ受診しないで、是非充分にコミュニケーションがとれる我々のオフィスで安心して本物の歯科治療をお受け下さい.
また理想的には,かかりつけ歯科医を持つべきですが定期検査を通して口腔ケアしてゆくことがすなわち,かかりつけ歯科医を持つことです。
我々は巷の情けない歯科医院で実践されていない治療の丁寧な説明と正しい歯科知識の啓蒙を常に心がけています.:患者さんが「そうだったんですね」と歯科知識を改めて正しく認識し直してもらえるように努めます.
当院では日夜,正しい歯科知識の啓蒙を患者さんへ行っています.
巷では忙しく短時間診療するだけで患者さんへの啓蒙が殆ど行われていない事が多いようです。またいい加減に誤魔化すような診療も多いようです。誤った歯科知識で患者さんは自らの口腔内をダメにし得ます。歯科知識の正しい啓蒙の延長上にう蝕予防や歯周病予防も存在します。
当オフィスの治療の説明と正しい歯科知識の啓蒙でより良い口腔内の予防や健康維持を得ましょう! 当オフィスへ是非おいで下さい。
/////////////////// 実際の症例から ////////////////
競技ダンスが趣味のあるご婦人の全顎治療し直しのケースでは我々とのコミュニケーションから最も適切な治療目標を定め,治療に反映させる事に成功しています(*)。
終了した最終補綴物の口腔内写真
こちらの患者さんは趣味で競技ダンスをされているので上顎前歯部に大きめの欠損部があっても可徹性義歯(いわゆる従来型の部分入れ歯)を装着したら動きの激しい競技ダンスでは支障が出ます。
従来型の義歯では競技ダンスに支障をきたすのは想像に難くありません。またこの患者さんはインプラントの危険性を心配されて人工歯根を使用しない治療方法を希望されていました。そこで我々は上顎には安全で堅固なフルブリッジを装着しました。
すなわち、治療とは生活の質を担保して更に幸福な人生を送れるよう我々歯科従事者が手助けさせて頂く事です。趣味の競技ダンスも気持ちよく出来るライフスタイルに合った治療が人生を変えることだって有り得ます。
*治療の詳細は上述の下線のある部分をクリックしてご覧下さい。
治療とは歯を治すといった一元的な行為ではありませんむしろその先が更に大切な歯科医の使命です。
最近の歯科界は経営上の採算性や利益優先の傾向が医療機関の基本姿勢にも如実に現れています。
我々のオフィスに来院されて「担当医とゆっくり話したことも丁寧な治療の説明を受けたのも初めてです」と当たり前の我々の診療姿勢に驚かれる患者さんが誠に多いことには私自身、本当に驚いています。
そのくらい日本の歯科界の診療内容が低下しています。
そして巷で行われている歯科治療は歯科医の治療費目的の都合で決定される事が多いようで歯科医の良心や倫理感を喪失した現状が散見されます。
これでは全く話す暇さえ惜しんで忙しく治療して治療自体は終わらせても、患者さんには全く有難くも何ともないと思います。 このような心の無い診療が日本中で続いているのでしょう。
しかし、これが歯科界の現実の姿なのです。
巷の良心や倫理感を無くしたような歯科治療に不安を持たれた方は是非,当オフィスへお越し下さい。
2010年10月18日
メールで相談できますか? :極く簡単な説明のみです
メールは受け付けていますが、極く簡単なご返答のみ可能です。
メールでは来院を前提として内容をお伺いする事が中心です。
診察していない状態ですから診断は出来ません・極く簡単な説明のみ可能です。
メ ールでの診断行為や具体的な治療関連の相談はできませんので、どうかご了承下さい。
予約はメールでは一切お受けしていません ・電話予約制 です。
何回も相談目的でメールを送信されても、診察無しではお答えできません。
*フリーメールや携帯電話のアドレスは迷惑メールフィルターにブロックされて正常に受信されません。
必ずご本名をお書きになり正規プロバイダーアドレスで送信して下さい。
事前にメールを頂いて状況やお悩みが概ね解っていると診察はスムーズに行えると思います。
そういった程度と考え下さい。 詳しくはカウンセリングをご利用下さい。
また歯科治療相談、他院での治療や処置方針に関するセカンドオピニオンは全て保険給付外です。実際に診察して初めて解ることですからメールでの具体的な相談はできません。
カウンセリングやセカンドオピニオン(共に自費・1回¥10,000)は是非、電話でご予約頂きご来院下さい。
*また、既に治療されたモノの再治療(治療し直し)は治療が難しく時間を要するモノは手間に応じて原則的に自費治療にて御願いします(自費料金表をご参照下さい・ 但し簡単なもので保険算定可能なものは健康保険でも治療いたします・診察した上でこれ等を判断しご説明致します)。
電話でのお問い合わせは、こちらまで。
治療費についてはお尋ね下さい
歯科の専門的知識が無いため、多くの患者様は説明がなければ治療費のことが解りづらいと思います。
当院では保険治療と自費治療を両方行っていますが,自費治療費は対価として根拠ある都内での一般的額に準ずる金額を設定しています。特別高額な金額を設定している訳ではありません。
治療し直しは原則的に自費治療で行っています(詳細は,診療時にお尋ね下さい*)。
*自費治療の根拠をご参照下さい
電話でのお問い合わせでは診察していない状態ですから治療計画も出来ないし治療金額などはお答えできない事が多いと思います。
当オフィスでは診断・治療の概略の説明,相談など("カウンセリング")を行っております。日本では治療行為を伴わない歯科相談や治療説明や予防関連処置は一切健康保険が適応されません(自費)。
歯の治療に十分な治療根拠の説明や個人的ご相談がお有りの方はご来院頂き,カウンセリングをお受け下さい。当オフィスでは充分な内容あるカウンセリングを予約で行い自費を頂戴しています。
カウンセリングは一般の治療同様に充分時間をお取りして行っておりますので電話予約を御願い致します。
*一般的な治療前や途中に行う説明や相談ではなく、診療と別個に治療相談や説明を予め行う時にはカウンセリング料を頂きます(自費1万円:概ね1時間。長時間に及ぶ場合には時間に応じて頂く事もあります)。
カウンセリング をご希望の方はお電話にてご予約下さい。治療の概略が決定すれば、治療総額など見積もりが可能です。
*歯科健診や治療相談(カウンセリング)やセカンドオピニオンは健康保険法で給付外ですので全て自費(自費1万円:1回)です。 但し,複数回にわたる場合にはその都度、同額を頂戴致します。
◎自費治療費のお支払いに関する御願い:
自費治療は原則的に治療前に全額お支払い頂き治療に着手させて頂きます。
詳しくはお尋ね下さい。 多数歯にわたる全顎的治療の場合など、特に高額なケースでは2回払いも可能です・詳しくはご相談下さい。
*補綴治療の場合には例えば多数歯のケースで2回払いでお支払い頂く場合には,最終補綴物の印象採得日前に残額を全てご入金頂きます。
お支払いに関しての詳細は来院時にお尋ね下さい.
2010年7月 1日
どのような歯科医院か?
基本的治療を大切にし丁寧で正確に診療しています.
歯周病に限らず我々のオフィスで行う診療は特に 特別なことをしているわけではありません。
現在、巷の歯科医院では採算性を重視して学問的常識に基づく治療を丁寧に行うことが少ない傾向にあります。
そういった反省から本当の意味で患者さんのためになる診療を我々のオフィスではポリシーにしています。
今まで通った経験のある歯科医院との良い意味での本質的違いを実感して頂けると思います。
歯周病治療、う蝕治療も補綴治療も正確で丁寧に学問的にコンセンサスを得た治療法を施せば問題なく多くのケースで疾患は改善し治療は完了します。
全世界の教科書に載っている正しい基本的治療法を行った延長上で私の著書や論文もある"エムドゲインによる歯周再生療法"のような最新の治療法も可能になります。
むしろ、「特別な治療をする」といった歯科医院ほど歯科保健の本質を忘れた問題や医療倫理に反する場合が多いと思います。 皆さんの知的リテラシーが問われます! 怪しい医療関連のウソに騙されないで下さい。
◎義歯も得意です。
総義歯やパーシャルデンチャー(部分義歯)といったオーソドックスな義歯による補綴も20年以上沢山の症例の治療経験がございます。
インプラントなどより遙かに安全性の高く再治療時も安全な義歯は私の得意とするところです。ご依頼があれば,丁寧に治療・作製させて頂きます。
*但し,義歯製作は自費治療のみで行っております。予めご了承下さい。
欠損を見つければインプラントの長所と短所や医学的特性やインプラント周囲炎の治療がまだ確立されていない状況などを説明せずに、インプラントを執拗に勧めるような一方的ないかがわしい歯科医師の話を患者さんから最近よく耳にします。
最近問題になっているそういった倫理的でない開業医としての姿勢が嘆かわしいことと考えています。
当オフィスでは科学的根拠に基づいた歯科治療を丁寧に行っています。
治療に際してその基本概念を充分に説明して皆さんにご理解頂いた上で着手します。
けして、患者さん本位の考え方は忘れません。どうか皆様、安心してお越し下さい。
2010年3月17日
症例1
50代、女性
主訴:右上奥歯の冠が脱落したので治して欲しい
【治療前】
初めは、脱落部だけを治して欲しいとのことでしたが、お話ししている中で、上顎前歯部の前突も気になっていたので、これを含めて全顎的治療をすることになりました。
術前→術中(矯正中)→術後の改善を比較して下さい。
【治療後】
術前と比べて、上顎前歯前突の改善のみならず、口腔内環境が改善されたました。
くわしはこのブログをご覧下さい。
症例2
40代、女性
主訴:前歯のカタチと硬質レジン冠の変色などの問題
【治療前】
術前の硬質レジン前層冠の中切歯は幅広の形態でした。この患者さんは面長の顔貌でしたから、前歯のカタチと顔のカタチとの不調和がありました。硬質レジン冠の色合いや着色などの非審美的問題もありました。補綴物の適合性が悪く歯周組織にも問題がありました。
【治療後】
完成後はこれらの点が改善されました。また、完成後のセラモメタルクラウンのセラミック特有の自然観と硬質レジン前層冠の質感の違いに注目。十分に患者さんの主訴を解決しています。詳しくはこのブログをご覧下さい。
症例3
40代、男性
主訴:補綴物が壊れていること、全顎的歯周病(中等度~一部重度)、反対咬合
【治療前】
【治療後】
歯周組織の改善と共に、かなり良い咬合の回復が得られました。
詳しくは、私のブログ"電池ストのお仕事@麹町"のこの記事をご覧下さい。
2010年3月15日
自費治療(自由診療) 料金表
(この表は自費料金表です)保険負担では治療方法や材料等に制限があります.一方,セラミック等の自然感ある補綴物,顕微鏡下で作製される精度が高い補綴物は自費負担で可能です.
また,同じ方法でも材料(金属代金)や仕様,治療の難易度によって、また には特に自費料金には症例により幅があります.来院時に詳しくはお尋ね下さい.
◎ (詳細はおたずね下さい.)
自費・歯周病検査料(自費歯周病治療プログラム) | ![]() |
10,000円〜 (急性症状に対する緊急処置) ペリオチャート検査、診査診断と治療法の概略説明などを含む |
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自費・再診料 | 3,000円(処置費用に加算する事あり) | |
デジタルレントゲン撮影 | ||
デンタルレントゲン撮影(1枚) | ![]() |
2,000円 |
パノラマレントゲン撮影(1枚) | 7,000円〜 | |
口腔内写真撮影(デジタル画像)・ (5枚法) |
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5,000円 (自費の歯周病治療プログラムでは費用に含まれます・単独で口腔内撮影を希望された時の料金です) |
刷掃指導 (概ね30分) |
5,000円〜 (自費歯周病治療プログラムでは費用に含まれます) 単独でご希望になった場合は自費で頂きます(お子さんの歯ブラシ指導にどうぞ)。 | |
お手軽トゥース・クリーニング (=PMTCなど) |
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10,000 オススメ!(虫歯チェックなど簡単な検診も可能でご希望ならブラッシング指導等も含む:30分以上ゆっくりと行います) |
歯周治療 | ||
スケーリング&ルートプレーニング (1時間毎) |
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30,000円〜(本数難易度により)/1ブロック毎 (主に手用キュレットを使いポケット内へ行う比較的長い治療時間が必要な丁寧で繊細な除石処置です。進行した歯周病を完全に治療したい方には必須で、歯周治療の基本といえます。高いスキルが必要です) 自費歯周病治療プログラムの中心的処置です! *通常お口の中全体を数ブロックに分け、数アポイントかけて行ってゆきます。 例えば,全顎6分割の場合は1口腔では総額3×6で18万円です(状態により,お尋ね下さい)。 |
歯周外科(歯周オペ) | ||
1歯~少数歯(1回) | ![]() |
50,000円~(歯数・難易度により) |
2歯以上、多数歯(1回) | 100,000円~(歯数・難易度により) | |
歯周組織再生療法 (1回・オペ代金に加える) |
200,000+(※) ※エムドゲイン購入代(時価)など別途頂きます。 | |
再評価検査(1回) | ![]() |
10,000円〜 |
メインテナンス(1回) | ![]() |
10,000円〜 (内容:プロービングチェック,PMTC等,う蝕のチェック,フッ素塗布) |
歯内療法 | ||
感染根管治療(1根管毎) | ![]() |
20,000円~,(再治療の場合も20,000円〜+コア除去料等加算アリ) 難しいモノ30.000円~(難易度により) |
抜髄(1根管) | ![]() |
20,000円~ |
根管貼薬処置(1回1歯毎) | 3,000円〜 | |
根管充填(1根管毎) | ![]() |
3,000円~ |
マイクロスコープ加算(1アポイント毎・自費治療時に) | ![]() |
10,000円 |
根管内異物除去(破折ファイルなど除去1箇所/マイクロs別算定) | ![]() |
20,000円~(難易度により) |
外科的歯内療法 (歯根端切除+逆根管充填・オペ代含む/マイクロs別算定) (1歯毎) |
![]() |
200,000円~ |
口腔外科 | ||
抜歯/前歯 | ![]() |
5,000円~ |
抜歯/臼歯 | ![]() |
10,000円~(難易度により)・矯正学的必要性による抜歯など |
抜歯/臼歯:埋伏歯 | 30,000円~(難易度により) | |
補綴処置 被覆冠(印象材・形成料含む、暫間被覆冠は別途加算) | ||
セラモメタルクラウン (=メタルボンドクラウン :審美修復のスタンダード) |
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(顕微鏡下のラボワーク・ファーストライン)150,000円~,(顕微鏡下でのラボワーク無しセカンドライン)130,000円〜 (治療し直し:14万〜) |
ポーセレンマージン加算 | ![]() |
20,000円 |
ポーセレンオクーザル=フルベイク加算 (咬合面に金属が見えません) |
20,000円~ | |
フルキャストクラウン(FCK) (金合金など/金属により) |
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100,000円(但し,パラ合金FCKは6万〜、但し治療し直しは8万〜、ファーストラインでは10万〜)~ |
ハイブリッドセラミックス冠(メタル上に築盛) (使用金属により) |
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100,000円~ |
ハイブリッドセラミックスインレー |
![]() |
60,000円~(アンレー:80,000〜) |
プロセラジルコニアクラウン (主に前歯部の自然観ある修復に) |
![]() |
150,000円~ |
プロセラアルミナクラウン (主に前歯部の自然な修復に) |
150,000円~ | |
ラミネートベニア (著しい着色前歯の解決に) |
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現在行っておりません |
キャスタブルセラミック インレー 単純窩洞 |
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80,000円~ |
複雑窩洞(コンタクト含む場合) | 100,000円~ | |
暫間被覆冠(TEK=仮歯:原則的に治療費に含まれます) ただし,印象採得しラボで作製した場合や複雑な仕様の場合 / |
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10,000円~ / |
充填処置(窩洞形成・印象料含む) | ||
インレー(ハイカラットgold/臼歯にオススメ!) 単純窩洞(コンタクトを含まないモノ) |
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50,000円~(窩洞の大きさ・金相場により) |
複雑窩洞(隣接面を含むモノ,合金種類、金相場により) | 60,000円~ | |
コンポジットレジン修復 (即日,充填を完了する審美修復 臼歯にも充填可能) 単純窩洞 |
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30,000円〜(難易度大きさにより/但し,治療し直しは4万〜) |
複雑窩洞(コンタクトを含むもの)、再治療の場合 | 30,000円~(難易度大きさ/治療し直しは4万〜) | |
総義歯(片顎、上下顎の場合は×2) | ||
総義歯・フルレジンタイプ :(片額、上下顎の場合は×2)仮義歯は別途算定 |
![]() |
400,000円(片顎,仕様により)~ |
総義歯・金属床 (片額、上下顎の場合は×2) |
![]() |
500,000円~(使用金属により片顎) |
義歯修理(破折・人工歯脱落の修理等) | ![]() |
10,000円~ |
リベース | 10,000円(困難な症例は3万〜)~ | |
部分義歯 | ||
局部床義歯・金属床パーシャルデンチャー | ![]() |
400,000円~(使用金属により)仮義歯は別途算定 |
*主な虫歯治療(う蝕治療)は材料・治療方法を問わなければ、保険治療内でも行えます。上の様な保険外の治療については個別にご説明・相談致します。 *セカンド・オピニオンは保険法上保険外となり自費料金を頂きます。また、歯科相談も保険給付外ですので自費負担*とさせて頂きます。 *ご費用は概ね1時間10,000円〜とさせていただきます。レントゲン撮影等(別途) 詳しくはお尋ね下さい
2010年3月12日
歯科衛生士を募集しています
仕事内容 | 衛生士業務、院長のサポート |
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対象となる方 | ・ ・もっとレベルアップし、衛生士本来の業務を幅広く習得したい方 ・新しいことを覚えたり、チャレンジすることにワクワクする方 ・洗練された環境と設備の医院をお探しの方 ・キレイで清潔な医院で働きたい方 |
勤務地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-5-5 サンデンビル2F |
アクセス | 東京メトロ有楽町線 「麹町駅」1番出口より徒歩1分 東京メトロ半蔵門線 「半蔵門駅」1番出口より徒歩4分 |
勤務時間 | 9:30~19:00(休憩1.5h) |
給与 | 月給23万円以上 ★経験・能力を考慮の上、優遇いたします。 |
休日休暇 | 完全週休2日(土・日)、祝日、GW、夏季・年末年始、有給・慶弔休暇 |
待遇・福利厚生 | 賞与年1、交通費全額支給、雇用保険、制服貸与、試用期間3ヶ月 |
医療空間の冷たさを感じさせない開放的なレイアウト
「良い治療はゆとりある空間から生まれます」―我々のオフィスでは患者さんにリラックスしていただけるよう院内全体を北欧調の抜けの良いデザインで統一しました。センスある大人の鑑賞に耐える落ち着きあるシンプルでモダンな空間を演出しています。まずは、ご来院いただき一度イスにお掛けになり気持ちを落ち着かせてから診療を始めましょう。
巷の歯科医院のような 落ち着けない猥雑な空気は ココには全くありません
医院センスは高次元でのポリシーや見識の反映です
このコンテンツでは、当院こだわりの院内インテリアをご紹介いたします。
●患者さんが眠ってしまうほど快適なチェア~ユニット
●くつろいで治療を受けて欲しい~診療室
●「木の質感」を随所にちりばめました~待合室
●オーダーメイドでデザインしています~受付のデスク
●チェアを見に訪れる患者さんもいるほど~ソファ・チェア
●本物だけを集めたオブジェたち
多くの患者さんが眠ってしまうほど快適なチェアとユニット
衛生士専用にセッティングされた診療室No.2
オレンジ色が綺麗なユニット&チェア
患者さんが横になるユニット&チェアは、人間工学に基づき設計されており、しっかりしたサポートで腰の悪い患者さんの苦痛や負担を軽減させてくれます。
安心できる・くつろぎを体験して頂きたい~診療室
患者さんのプライバシーに配慮し診療室は完全個室で配置.隣の話し声や治療の音もほとんど聞こえません。どうぞ肩の力を抜いて治療をお受けください。
まずはゆっくりとお話しましょう。不安感の無い治療の第一歩は会話から.
歯科医院におけるリラクゼーションとプライバシーへの配慮は常識です。
歯科治療・医院に恐怖感のある方は当院へおいで下さい。
院内の清潔さも医院選択のチェックポイントです
麹町周辺の歯科医院に通院した経験のある患者さんは歯科医院の清潔性に疑問を持たれて来院する方が非常に沢山いらっしゃいます。
例え,比較的新しい医院でも清掃が行き届かない歯科医院では良い治療が受けられるはずはありません
モダンな北欧テイストで抜けの良い爽やかなセンス・落ち着きある空間~待合室
北欧調のイメージでまとめています。木の質感。
そして音楽がしっとりと聞こえてきます。
表通りの喧騒を忘れさせてくれる、落ち着きとモダンなエッセンスが共存する空間
一般的な歯科医院のような垢抜けない雰囲気や医療機関に多い冷たいイメージを廃しました。
壁掲げる版画は日本で唯一北欧の日常を表現できる版画作家・小井田由貴さんによるもの。
コンシェルジュ・デスクのように〜医院の顔に品格を表現
入って最初に目に飛び込んでくるデスクは収納メカの寸法を測ってコンセプトを現したラフな設計図も院長の私が描きました。ベテラン家具職人の手による全くのオーダーメイド。
コンピュータとプリンターなど周辺器機をデスク内に完全収納しました。デスク上や周囲が雑然とするのが嫌いだったのです。また、PCやディスプレイの裏側を患者様にお見せする失礼を回避できました。木の質感を生かした機能的で上品な佇まいにデスクをまとめました。
受付と待合室は医院の顔ですから品格を表現致しました。
ホテルのコンシェルジュ・デスクのように、こちらに座って受付やお会計をお済ませください。
一つのイスから始まった医院の空間〜私のコンセプト
チェアやソファは北欧デンマークの巨匠/Hans・J・Wegnerの作品。木のぬくもりを感じさせてくれる座り心地で患者さんにも評判です。
また,受付前のイスは銘品The Chairの50年代ヴィンテージモノ.インテリア愛好家垂涎のマスターピースです.
北欧家具好きな方もよくおいでになります.家具好きな方も,お気軽においで下さい.
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受付のイス(The Chair)をチョイスしてから待合室のインテリア・イメージを決めました。料理に合うワインのセレクトと同じでmariageが大切です。私の好きな空間にしたかったのです。
他人任せの医院設計では空間の何モノかが、院長の個性やポリシーと分離して違和感を生じますが,正に私の好む環境を具現化できました。
すがすがしい空気を感じて下さい
院内にちりばめられた小物も、すべて院長のチョイス。
たとえばデスクのガラス器はHolmegaard(デンマークのガラスメーカー)などの北欧のヴィンテージモノです。
美的に、月並みな医院とは違ったさりげなくセンスある空間にしました。
皆様に美的で素敵なモノをさりげなく目にして頂きリラックスして頂こうと思います。
この空間であなたは不安を持ちますか?
嫌な記憶を呼び起こす薬のニオイを感じますか?
他院にはない、すがすがしい空気を感じて頂けましたら幸いです。
医院センスは高次元での我々のポリシーや見識の反映です
口臭はう蝕治療や歯周病治療で改善されます
会話の途中,自分の口臭に気付いたことはありませんか?ご家族や友人から口臭を指摘されたことはありませんか?
口臭は細菌が産生する物質、すなわち硫化水素やメチルメルカプタン(ガスなど)が原因です。実は特に歯周病の病巣には酸素が嫌いな嫌気性細菌がたくさん棲んでいて口臭の原因物質を産生しています。
口臭自体は二次的に生じるもので"口臭症"という病気ではありません.これは口の中に治療すべきところがあるというサインだと前向きにお考え下さい.
ですから,通常のう蝕治療や歯周病治療を正しく行い細菌が除去されれば自ずと口臭は改善されます。ほとんどの場合は通常の適切な保存治療(う蝕・歯内療法・歯周病)だけで特別な治療方法は必要ありません。
◎更年期でも口臭が出やすくなります。
該当する年代の患者さんは原因が更年期症状に因るものかも知れません。
昨今,更年期の諸症状が健康関連サイト等でも解説されています。
その中で、更年期に唾液の分泌が減る傾向から口腔内の自浄性低下が起きやすく口臭の原因になります。また同時にその状態はドライマウスとも言えます。症状が酷い方は歯科大学のドライマウス外来にご相談下さい。また,更年期の側面では婦人科も良い対応が可能かも知れません。
「口臭が気になって人前で満足に話せない」という方,歯科治療を受けて口を清潔に保つことでぜひ爽快な息を手に入れてみてはいかがでしょうか?
すべて元を断つ すなわち 保存治療で原因除去をすれば治ります.
◎「口臭治療専門」と標榜して(現在この標榜は歯科医師法上無効もしくは違反)、"特別な方法"と主張する療法を行っている歯科医院があるようですが、上に書いたような方法論で治る場合が殆どで特別な治療法を行うことも特別高額な治療費が派生することもありません。
"特殊な療法"を語る医院にお気を付け下さい。
原則的に一般的な歯周病治療や歯内療法治療は保険治療で行っております。ただし,手間のかかる進行した重度歯周炎や難症例の歯内療法の場合などや治療し直しの場合には手間や技術が必要なため当院規定通り,自費価格表に示す自費負担を御願いすることがあります。その場合にはご説明致します。
健康的な歯と歯周組織で笑顔が映える~補綴・修復治療
という悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
このコンテンツでは、当院で行っている自然観ある補綴・修復の治療方法の種類についてご紹介いたします。
<当院の補綴・修復方法>
●美しく自然な機能的にも優れた歯を入れることが、補綴・修復の目的
●コンポジットレジン
●オールセラミックス・ダイレクトクラウン(3M)
●メタルボンドクラウン
●セラミックインレー
●ラミネートベニア
*保険の雑な治療の金属インレーの下は腐っていました。このように感染歯質を残した例は患者さんの口の中には良く見かけます。
を知って安易に認識の低い歯科医の治療を受けないようにして下さい。
歯科治療と美容を混同しないように:審美歯科・ホワイトニング・インプラント?
最近、
一般の業界と同様に経営的側面ではこれ等は正解です。正にこういったモノで歯科界では稼ごうとしています.
初診患者さんで「歯医者さんも審美歯科とか歯をキレイにして云々とかいう先生ばかりでしょ嫌だったのでHPを観てきました」といったことを来院動機としておっしゃる方がいます。
こういった患者さんの知的勘の通り 歯科界は正にそのような安易な迎合商法で成り立っています。
そしてHP一つにしても歯科医院や院長のポリシーが現れることを知って見識が高い良い歯科医を選ぼうとする知的患者さんが増えています。
そういった知的判断ができる方々は"審美歯科"等と大きく宣伝するエステと見間違えるような保健医療機関らしくない思惑がある歯科医院の怪しさを感じているようです。
インターネット・リテラシーの高いフォロワーの来院も増えています。
歯科医院選択に迷った方はおいで下さい。
結局、年月を経てから何らかの問題が生じてそういった歯科医療の間違いに気づくことだろうと思います。
「審美歯科」という言葉は、世間でエステが一般化して以来の更にスター美容家まで出現し現在では一日中TVCFで美容整形外科のイケメン医師が「好きな言葉は情熱です」などと美容整形があたかも日常的なものという印象操作を洗脳するに至っています。大変に日本の精神文化の歪みを感じます。
審美歯科という言葉には,このように美容整形ですらハードルが低くなった昨今の美容崇拝志向が作り出してしまった造語的な語感が強いと思います。
◎最近、厚労省も医療機関としての宣伝等に関するガイドラインを提示し始めて俗に言うネットパトロールを始めているようです。いち早く美容整形外科などは規制対象になるモノと思われます。もちろん我々歯科医院も根拠無き宣伝や術前術後の画像の羅列は取り締まりの対象になると思われます。
この言葉がひとり歩きして歯科保健から解離して間違った方向へ向かっていると私は思っています。実に軽く医療らしくない歪んだ語感なので我々はオフィスでは使用しません。
もちろん、日本の大学には、元々そういった名称の正式な学問分野はありません。
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◎要注意! :
最近CAD/CAM 冠が一部保険診療の対象になったことにより昨今歯科業界では保険・自費を問わずこういったコンピュータを介して作製された補綴冠で治療する方法が流行りつつあります。
業者も歯科医もこれをいわゆる審美歯科治療のネタにして稼ごうという方々が増えたようです。
比較的新しい修復学(補綴学)の方法論ですが、それを取り入れる事自体は良いことです。しかし基本となる知識や歯科医側の認識が追いついていない点と治療費を得ようとするいかがわしい焦りから不完全な治療や間違った処置によって装着後に破折する事例が散見されます。
当オフィスにも新素材のジルコニア冠などが破折して転院して来る患者さんが複数名いらっしゃいました。
・咬合面の削除量が極端に少ない状態で不完全な接着処置で咬合圧によりセメント層が崩壊して破折に繋がったといえます。
・そして歯軋りや食いしばりのような口腔悪習癖のある禁忌症の患者さんの臼歯部にオールセラミックスやジルコニアクラウンを装着してしまうことで破折する事故も起きています。口腔悪習癖がある方へのこのような補綴物の装着は"禁忌症"です。
このように適応症や症例の条件を丁寧に見極める慎重さが臨床医に欠如している現状では患者さんに迷惑を掛けることがあります。
一部の患者さんにはこういった新しい方法を宣伝する歯科医院が先進医療が出来る良い医院だとの認識を持つ方がいるようです。
しかし医院の見識や診療姿勢といった根本的な部分が全てに先行し最も大切です。
先日来院されたある患者さんも前医が待合室にCAD/CAM作製マシーンが置かれている歯科医院だったようですが、結果的に冠が直ぐに破折して当院へ転院して来られました。
その医院はHPで宣伝して待合室にまでわざと機械を置いて患者にアピールしてCAD/CAMで作製する補綴物を勧めていたようです。
このように,せっかくの新しい歯科技術も認識の低い歯科医によって方法論自体の世間での評価を不用意に下げてしまう事があれば大変に残念です。
当院ではこうした新素材を使用した治療方法に対しても慎重に対応し処置していますので安心してお任せ下さい。
また、巷では多くの患者さんに勧めてどういう根拠で健全歯を形成してまで冠を装着したのか不思議な例も多く見られます。これ等は患者の意向より先に歯科医の都合(自費獲得の思惑)が優先している可能性を懸念します。
極論では、歯科治療の成功は担当歯科医の見識に依存します。
アナタにとって安全で良い歯科医院を見つけて受診しましょう!
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精度ある補綴・修復物の装着は歯の寿命のためには必須です
当オフィスの典型的補綴臨床例:
;総合的な歯科治療で健全な口腔内に回復したことが解ります。
バランスの取れた歯科治療で本物の審美性が獲得されました。
歯周病治療や歯内療法治療とう蝕治療を終えて、上顎4前歯をセラモメタルクラウンを装着しました。このケースは技工所ラボで技工操作をマイクロスコープで精度高い過程を経て作製されています(当院ファーストライン技工が行われています)。
*この症例に関しての詳細はこちらをご覧下さい。
4前歯以外のう蝕治療は,最少限の侵襲で健全な歯質を残してコンポジットレジン充填で適切に修復しています。
この症例のように不必要な歯の切削を行わないで治療した事さえ他人に解らないように自然観ある修復が当オフィスでは可能です。
*写真の色調の違いは撮影条件の違いによるものです。この症例は歯牙漂白など全く行っていません。
◎真の補綴・修復治療
敢えて言うならば、"真の補綴・修復治療は、目に見えない部分である痛んだ神経など歯根内の治療に関する歯内療法治療や歯の支持組織の治療である歯周病治療を徹底的に行った上で健康な口腔内組織を得た後に、施されることが重要です。
そして、歯内療法治療でどんなにスキル有る歯科医が治療しても必ず コロナルリーケージと呼ばれる歯冠部から根尖まで細菌が移動できる極く狭い間隙が必ず存在することが研究から解っています。
この事実は今では世界的に歯科医の常識になっています。故に根管治療など歯内療法を行い根管充填された歯には精度高い補綴物を装着しこのコロナルリーケージを封鎖して再発リスクを低下させることが見識ある歯科医の常識です。
上↑の様な学問的根拠から
根管充填後には早期に補綴物の装着をするように患者さんへは御願いしています。
もちろん歯の形成(歯を削ること)や印象(型どり)も適切なモノでなければなりません。またその上で最終的に重要なことはレベルの高い歯科技工士により作製された精度が高い補綴・修復物を装着することです。
高いスキルの歯科技工士とのコンビネーションも補綴・修復治療には必要です。
当オフィスはこれらを実践しています。
単に歯を"白"くするだけでなく健康的な口腔内環境を得る総合的なバランスの良い治療が大切です。
精度の高い補綴・修復物を装着した健康な口腔内の獲得で美しい歯と美しい笑顔が映えます。
これが結果的にいわゆる"審美性を持った正しい補綴・修復治療"になります。
ー当オフィスの症例ー
cf.他院で受けた精度不良の補綴物で歯周組織が傷害を受けた症例 も比較して下さい。
歯の微妙なニュアンスも再現可能です
全顎的治療も綺麗に治療出来ます。
コンポジットレジン
金属が目立つ歯は嫌だけどセラミックの歯は治療費が高価では......」コンポジットレジンによる治療はそんな方にオススメの治療方法です。
コンポジットレジンによるう蝕治療とはう蝕(虫歯)の部分を削った後にコンポジットレジンというペースト状の材料を充填してそれを強い光線で硬化させる歯質色の歯科用材料で充填する治療方法です。
*既存修復物(金属インレーやコンポジットレジンなど)を除去し新たに再治療する場合は修復物除去と感染歯質の完全な清掃除去には手間や技術を要するために自費治療(修復物種類により値段が異なります・表参照のこと)で行っています。比較的簡単なモノではレジンや他の充填材料で保険治療で行得る場合もありますが,自費治療が必要なケースでは治療前にご説明致します。
*:銀色の保険金属インレーを除去してコンポジットレジンによる歯質色のきれいな修復をご希望される方は自費治療(税抜き30,000円〜*)で治療致します.
*既存の充填物等を除去して治療する場合の説明は治療し直しの項を参照して下さい
多くの方が3ミックスによるう蝕治療法(3MIX-mp法)をネット検索してこのHPにお越し頂いているようですが(我々はこの方法を否定し絶対に行わない立場です )、
コンセンサスを得た科学的根拠がない3MiX-mp法によるう蝕治療は行っていません。
注意:
当院周辺の歯科医院でも過去に沢山行われた形跡がありますが、幾人もの方が歯髄炎を治療後に起こして再治療に来院している極めて酷い治療方法です。
う蝕治療の基本は感染歯質を徹底的に除去することですが、敢えて感染歯質を残してその上に3種の抗生物質のミックス粉をのせて治療しようという不確実で常識外の治療方法です。
すなわち、科学的根拠が無い(誤った)治療法です。一部の先生方が自費治療で行っているようですが、多くの患者さんに再発が生じる障害が起きています。う蝕治療を真摯に勉強した歯科医の間では有名なエセ治療法ですからご注意下さい。
・・
◎巷の保険治療の金属インレーの酷い実態もお読み下さい(院長ブログより)
コンポジットレジン自体はかなり以前から使われていますが、かつての虫歯治療ではコンポジットレジンを噛む面に詰める方法では物理的強度が弱いため不適応とされ、高価な陶材(セラミックなど)や金合金による修復法を使っていました。
最近では適応症を選択すれば、ポジットレジンの物理的性質の向上により噛む面に応用して問題がなくなりました。
よって、印象が必要なく治療が即日完了しリーズナブルかつスピーディーに自然観ある充填物が完成します。
コンポジットレジンには歯と色調が光学的に馴染む"カメレオン効果"があるため自然観ある修復物ができるようになり、これは特に前歯ではアドヴァンテージになると思います。
ただし、噛み合う歯の材質の種類や強度の問題で適応できない場合もあります。適切な材料をオススメしますので要相談です。
比較的小さい咬頭(咬む面の山の部分)を含まない詰め物や前歯の虫歯治療には大変にコストパフォーマンスが良く最適な治療法になる場合が多いと思います。
修復後、10年以上の長い期間を想定すると将来詰め替える必要性が出る可能性も前提に考えてください。しかし、詰め替えもできますので安心してください。
<コンポジットレジンの特徴:長所と短所>
・上手に治療すれば天然の歯と見分けがつかない
・前歯、奥歯共に使用できる
・1回の通院で治療を終了できる
・セラミック製の冠などより切削する歯質量が圧倒的に少ない。
・一般的インレーに比べ歯質の削除を最小限に抑えられる( MI:minimal intervention可能 )
・オールセラミクスや金合金と比べて安い
・詰める範囲が大きい時,咬頭を含む場合には向かない
(噛む面の1/3~1/2くらいの範囲なら可能)
・ そのまま形成すれば冠など補綴修復物の土台(支台)になる
→ CR を充填してから支台として形成する処置(治療費はCRのインレーに準じます)。 を良くおこなったいます。これは生活歯(神経を抜かない)のまま冠などで補綴できるので歯を長持ちさせる良い治療方法です。
・コンポジットレジンは咬耗(摩耗)したら、詰め替え可能。
・厳密な処置過程をとれば、充填部と歯質に隙間(leakage)は起きにくい耐久性と接着性も高い方法です。
<症例>
【治療前】
保険適応12%金銀パラジュウム合金によるインレーを除去して、コンポジットレジン充填にて修復した症例です。
(治療前)これは、保険の弊害を現した一典型例です。精度の悪い治療、適応金属の制限はありますが、良く見受けられる寿命を短くする治療(インレー充填)です。
【治療後】
第一大臼歯に綺麗にコンポジットレジンの充填が完了しました。これ以上大きな場合は、コンポジットレジン(CR)での修復は不適当です。
逆に最大このくらいの充填範囲まで可能です。また、このまま形成して冠を装着して安全な補綴修復を行うこともできます(=生活歯築造処置)。この頃、特に大臼歯部ではCR充填した後、歯を形成してセラモメタル・クラウンなどを装着する症例をよく治療しています。
CRの良いところは充填後に天然歯と同様に形成して支台歯にできることです。
向かって左の不適合充填物には大きな隙間があり、内部には大きな虫歯が存在しました後日、こちらも冠を装着しました。
*手間や配慮が必要な場合はコンポジットレジンによるう蝕の修復処置は、自費治療(自費治療費の表参照のこと)で行っています。 ご希望の方は予め,ご承知の上ご予約・ご来院下さい。
メタルボンドクラウン(=セラモメタルクラウン)
金属でできた冠へ、七宝焼きのようにセラミックを焼き付け覆った綺麗な冠です。
金属部分は極力目立たないようにできるので
、多くの患者さまがよく選択される治療法です。また、
ことも忘れてはならないメリットです(オールセラミックはすべて"陶材"でできているためメタルボンドに比べると割れやすい場合もあります)。当院では患者さんに合わせて適切な素材をオススメしております。<メタルボンドの特徴>
・表面硬度が高く摩耗しにくい
・色素が付着しにくく、変色がない
<メタルボンドのデメリット>
・オールセラミック程の透明感が得られない場合もありますが、スキルのある技工士なら、むしろ患者さんの天然歯に近いリアルなキャラクタリぜーション(色調)の表現が可能
<症例>
【治療前】
この患者さんは、年齢28歳のOLで、会社でつまずいて右側中切歯を折ってしまったそうです。電話を頂いてからすぐに来院されました。
【治療後】
色調がみごと調和している点に注目して下さい。歯ぐきが健康だったので、数回の治療で見事に装着できました。
当院担当技工士青木氏による仕事です。
当院の前歯を補綴した典型例と考えて下さい。大変精度も高い仕事をしていますので、歯の寿命を縮めること無く長く自然観ある歯を使って頂けます。
このブログを参照して下さい。
詳しくはセラミックインレー/ ハイブリッドセラミックスインレー
「セラミックインレー(アンレー)」とは、セラミック製の歯の詰め物です。
従来の「金属修復物では、目立ってしまうことに加え、体質によっては金属アレルギーの問題も指摘されていました。しかし、
を金属の代わりにつめることで、それらの問題をクリアすることができました。レジン樹脂にセラミックスフィラーを配合した素材をハイブリッドセラミックスと呼びます。この素材はセラミックスに比べ軟らかい特性があるために噛み合う歯を痛めない性質や噛み合わせが強めの時には破折しづらい特性があります。
患者さんの症例によってハイブリッドセラミックスが適する場合にはこちらの素材を選択しています。
*ハイブリッドセラミックスはインレーの他、通常の冠(クラウン)やブリッジの素材としてセラミックスと同様に使用しています。
症例によって適する素材をご提案していますので、要相談です。
噛み合わせに問題がある方は金属がお嫌な場合は通常のセラミックスよりもハイブリッドセラミックスを選択し装着した方が破折を予防できて安全な場合があります(適切な素材選択が必要です)。
しかし、特に自然観ある充填物をご希望でない方やブラキシズム(口腔悪習癖)が強い方は、破折のリスクが高いため精度の高いハイカラットの金合金製インレーなどが安全で問題を起こしづらいためオススメします。
<セラミックインレーの特徴>
・自然な歯に似た色と質感があり、質感・強度ともに問題ない
・金属アレルギーの方も安心して利用できる
・正確で適切な接着操作をしないと破折することがある。
ラミネートベニア
この治療は、女性の手元を美しく彩る「ネイルチップ(付け爪)」とよく似ています。歯の表面を薄く削り、
を貼り付ける治療方法です。
歯を白くしたいのでこの方法で前歯部・多数歯に行いたいといった希望には、賛成できません。
"審美"といった言葉による余計な加療になる場合が多いと思います。韓国スターのようにしたいといった患者さんもいましたが、健全な歯を切削するのは良くないので(そう説明し)お断りしました。
。
<ラミネートベニアの特徴>
・歯を削る量が少なく、ダメージを減らすことが可能。(全周削る場合に比べ)ダメージが少ない。
・離開し隙間の空いた歯の修整、矯正治療を使わない僅かな歯の修整なども
可能ではある(特にオススメはしません)。
*デメリットは、上の文章を参照のこと。
歯周病治療のコンセプトはシンプル! 歯を抜きたくない方はおいで下さい
実は歯周病治療のコンセプトは非常にシンプル。細菌が原因で生じる疾患ですから原因となる細菌を徹底的に除去するだけで歯周病は大きく改善し治癒します。
原因菌は、歯周ポケット内の根面に付着した歯石上とその周辺に棲息しています。歯石は歯垢が唾液や血液からカルシウムを取り込み石のように石灰化したモノです。歯石表面はザラザラして表面積が大きいので細菌がそこに付着しやすく、そこが細菌(歯垢)の温床となります。
適切な歯周病治療で歯石を徹底的に除去しない限り悪循環が続き症状が進行します。
実はこの歯石除去が不完全では歯周病治療は成り立ちません。多くの歯科医院では歯石除去が出来ていないために歯周病が治りません。
→ 我々には歯石除去の手技(SRP)にトレーニングで培われた充分な技量が有ります.よって患者さんの歯周病を治癒に導く事が可能です。
進行した歯周病で歯を抜きたくない方は、是非当院へおいで下さい。余裕を持った治療でより良い治癒へ導きます。
歯周病治療ではポケット内の歯石を除去することがすなわち細菌を除去することなのです。このように歯周病治療の基本は細菌を除去する原因除去療法です。
具体的な治療法としては歯周ポケット内の歯石はスケーリング&ルート・プレーニング(SRP)と呼ばれる器具を使った治療方法で、根面に付着した歯石を徹底的に機械的に除去します。
とにかく、お口の中全体の歯をSRPします。
経度の歯周病を別にすれば,キュレットと呼ばれる手用器具(左の画像)で丁寧に手で治療(SRP)を行います。歯石を取り残さないように充分な治療を施すには熟練した技量と知識が必要でSRPには充分な治療時間も必要です。
途中で止めたら効果がありません,口腔内全体を治療できるよう少しの期間は頑張ってお通い下さい=口腔内を一様にキレイにすることが大切です.
当オフィスでは余裕有る診療時間の確保とスキルを持った体制で自信を持って日常的に歯周病治療を行っています。短時間診療体制の巷の多くの医院では徹底した歯周病治療は困難です。現在,治療に値する徹底したSRPをルーティンで行っている医院は誠に少ないのが現状です。 歯周病治療は是非,当院へお越し下さい.
◎歯周病でお悩みの方はまずは最後まで当院へ通いお口の中全体にSRP*を受けることが重要です。 途中で止めてはそれまで行った治療も無駄になります。歯周病を治したい方は歯周病治療のコンセプトを理解した上で頑張りましょう。
*SRPを徹底的に行い歯石や歯垢の除去を完全に行えば歯周病は治癒します。反対にSRPを充分に行わず、そのままメインテナンスに入るとポケット内の取り残された細菌が再び増えリバウンドします。臨床症状ではポケットの深化や出血の残存などが現れて明確に歯周炎の再発や残存と認識されます。 そうならないためにも充分お時間を頂いて細菌の除去(SRP)を徹底的に行い可能な限り完全な治癒に導きたいと考えます。
◎特に、進行した中等度〜重度歯周炎の治療には1アポイント・1〜2時間ほどの時間と労力や技術・知識に、その対価として自費治療費を頂きます。このように徹底して行う処置の価値が1回3万頂く根拠です(進んだ歯周病の場合、このような治療の対価として自費治療で御願いしています。)
徹底的にSRPをお口の中で行い、しばらく期間をおきチャート診査(歯茎の診査)をして以前(初診時)と比較し充分な治癒が得られなかった(ポケットが浅くならなかった、出血がある等の)部分は再SRPもしくは、歯周外科手術を行います。
<症例>
【治療前】
ここに示す症例は、降圧剤服用患者(40代女性)で、下顎前歯部の歯肉の腫脹を主訴に来院されました(SRPの効果を外見的に明瞭に示すために典型例として提示しました)。
※
一部の降圧剤(ニフェジピンなど)は副作用で歯周病があれば歯肉増殖症を生じます
【治療後】
前歯部の腫脹のみならず、他の部分も含めてお口の中全体の歯周病が顕著に改善されました。引き締まって健康な状態となりました。
※この症例では、全顎SRPのみで改善されました
高血圧症でお薬(降圧剤)をお飲みの方は歯周病でなければ歯肉増殖症は防げますが、発症していなくても、一度検診においで下さい。
<基本的歯周外科のコンセプト>
SRPは、目に見えない歯周ポケット内で行われる手探りの治療ですから歯石の取り残しを起こすことがあります。術者の技量にも因りますが、特に5ミリ以上の深いポケットの場合は深さに応じて取り残す可能性は高くなります。
SRP後にポケット内に歯石が取り残されて充分な治癒が得られなかった際には、再度SRPをするかもしくは、外科的方法で明視下で直接術部を観て歯石を除去する必要があります。こういった時には歯周外科手術を行います。
●フラップ手術(Fop)は、基本的歯周外科手術の方法です。すなわち、歯肉を切開して、歯槽骨から剥離し、露出したポケット内・歯根面上の歯石を実際に目で見て丁寧に除去します。除去が終わると歯肉を元に戻し縫合します。原因が取り除かれた歯周組織はやがて治癒してゆきます。
歯周外科手術はこのように取り残した歯石などを歯肉を歯槽骨から剥離して直接目で見える状況で除去するために行う治療です。
逆に,SRPで充分治癒に導けた際には歯周外科手術は必要ありません。よって歯科医の技量があるほど歯周外科手術の機会も減る傾向にあります。
<成人歯科矯正は歯周病治療が済んでからお受け下さい>
コレは重要!!
昨今、成人歯科矯正が盛んに行われていますが不見識な矯正医によって
歯周病のまま歯を動かして歯周病を悪化させたり不用意に顕著に骨吸収をさせてしまう事例が私のオフィスに来院された患者さんにも起きていました。
不見識な矯正医にだまされないように!
まずは成人矯正治療前に歯周病治療をお受け下さい。また動的治療中や保定期の歯周病ケアも承ります。
予防処置で虫歯知らずのお口に
あなたはそのように思っていませんか。
◎いわゆる虫歯とは?(ライオンwebより)をお読み下さい。
ここで言及する
我々はう蝕(虫歯)や歯周病にならないようにお口の健康を維持することが歯科医療の正しいカタチだと考えます。
予防歯科の治療は具体的には虫歯や歯周病の検査,清掃.ブラッシング指導やフッ素塗布などを行います.
「過去に治療して詰め物や被せた歯が沢山ある方」や「ブラッシングをしているはずなのに会社や学校の健診で虫歯を指摘された方」,ぜひご来院頂き予防歯科的処置をお受けになる事を検討してみてはいかがでしょうか。う蝕や歯周病治療した患者さんでは定期検診時の処置内容です。
特にお子さんには是非虫歯を作らないように当オフィスの予防処置をお受け下さるようにオススメします!定期的にかかりつけ歯科医院として受診頂ければ効果的です.
・・・当院のオススメ歯ブラシ・・・
歯ブラシの勘違いはしないで下さい歯ブラシで行うオーラルケアの正しいポイントを身に付けましょう!
歯科界で広く推奨されているバトラー#211を当院でも推奨しています。
形状や大きさが計算し尽くされた極めてオーソドックスで使用しやすいマスターピースです.
◎歯科情報の氾濫でブラッシング一つでも混乱している方へ(フッ素の薬理効果を利用するブラッシング:モーニングショーから) 当院の見解で迷いを解消して下さい。
///////// 是非 知って下さい ////////////
○最近では オーラルケアがインフルエンザ予防にも有効だと言われています。
また、オーラルケアは誤嚥性肺炎予防にも重要だと言われています。ご高齢の方々にはインフルエンザと供に重要な影響がある事を知って下さい。
◎予防歯科治療を以下に具体的に説明します。
<予防処置のメリット>
(1)虫歯・歯周病などのお口の中のトラブルを未然に防ぐ
(2)治療の痛み・治療費を低減できる
(3)お口の中がスッキリ爽快になります
<当院の予防処置メニュー>
●気になっていた歯石を除去する~スケーリング
●お口の中がサッパリ。眠ってしまう方も~PMTC
●知っていますか?磨き方~ブラッシング指導
●定期的フッ素塗布で虫歯に負けない強い歯を
気になっていた歯石も簡単に除去可能~スケーリング
「スケーリング」とは、歯肉縁上や歯周ポケット内の根面に付着した歯石を除去する歯周病治療の基本的処置法です。キュレットと呼ばれる専用器具や超音波スケーラーなどを使用して、歯石が除去します。もちろん、疼痛が予想される時には痲酔下で行う事もあります。
保険ルールに則り、積極的な歯周ポケット内の歯石除去は、麻酔下でスケーリングルートプレーニング(SRP)として、スケーリングを終えた後に別個のアポイントで数回に分けて行います。 詳しくは来院時に衛生士にお尋ね下さい。
お口に感じる爽快感。眠ってしまう方も~PMTC
歯科医師、歯科衛生士などの専門家が歯のクリーニング専用の器具を用いて、専門的にお口の中の清掃を行うのがPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)です。
残念ながら、普段のブラッシングではすべての汚れや付着物(微少な歯石や歯垢の硬化し始めたモノ)を落とせません。ステインがない時でもこれ等の歯質色に近い小さな付着物が存在していると考えて下さい。付着物を放置すると、そこへ新たな歯垢や沈着物が付着し歯石がさらに成長することがあります。すなわちブラッシング効果を高めるためにもPMTCは意味を持つ処置です。
PMTCはこれらの汚れや沈着物を除去します。それと同時に歯の白さや健康な歯肉を取り戻します。また、虫歯や歯周病の予防だけでなく、有り難いことに黄ばみやタバコなどのステイン除去、口臭の改善にも極めて効果的です。
通常のステイン除去にはこのPMTCで充分です。ホワイトニングのような歯に傷害を与える方法を行う必要はありません。 我々は定期的にPMTCにおいで頂く事をオススメしています.
*歯科用に特殊配合された世界の専門家が使用する研磨用ペーストを使用するために、歯の摩耗を心配する必要は全くありません。ステインは落ちても歯は削れません。
最近では、検診を兼ねて通う方もいらっしゃいます。当院のPMTCは、"お手軽トゥースクリーニング*"として好評を頂いております。本来は歯周病治療での除石後やメインテナンス時に行う行為ですが、歯周病プログラムでなくても"お手軽トゥースクリーニング*"としてお気軽にお受け下さい。「口の中がツルツルして爽やかになりました」と多くの患者様から一様に良い評価を頂いております。
オーラルケア全般のご指導も含めて充実の約1時間。
同時に歯周病や虫歯のチェックも行っております。
ですから歯科健診代わりになるかも知れません。
*お手軽トゥースクリーニングは自費治療(税抜き¥10,000)です。
*自費負担でのトゥースクリーニングは健康保険のような制約がないため特に歯周病治療を伴わない(美容的な意味合いやステイン除去の目的)のお口全体のクリーニングが1回で行えます。
<PMTCの特徴>
(1)歯の白さや健康な歯肉を取り戻せる
(2)爽快感があって気持ちが良い
(3)タバコ・お茶のステインや黄ばみも取れる
(4)ホワイトニングのような歯に対する障害が無い
知っていますか?磨き方~ブラッシング指導
元々、虫歯や歯周病の原因はブラッシング不足や不適切な清掃です。すなわち歯茎に細菌の塊である歯垢(プラーク)が残るので発症します。
歯科医院で行う予防処置や治療だけでは歯を守ることはできません。
日常的なオーラルケアが必須です。
"磨いている"と"磨けている"には大きな差があります。しっかり磨いているつもりでも や などに歯垢が残っている場合が頻繁にみられます。
下の画像は毎日よく歯ブラシをしていると主張されていた50代男性の歯垢染色の結果です。
赤く染まっているところが歯垢の磨き残しです。歯垢は歯頸部に特に沢山残っているので、歯頸部にブラシが当たっていなかった事が解ります。
歯の大きな表面はだいたい磨けていますが歯頸部に取り残しがあることから、いい加減に歯ブラシを横磨きしていたことがわかります。→ この方には,歯頸部にも歯ブラシが充分に当たるような磨き方を指導致しました。
この方の歯頸部はこの時点で初期のう蝕様の少し進行した白斑が見られたことから、歯のクリーニングと供にフッ素塗布を定期的に行うことにしました。
ブログ記事はこちら
当オフィスでは患者さんのお口の状態や歯並びなどに合った正しいブラッシング指導を行っています。歯ブラシはもとより必要に応じて歯間ブラシやフロスなどもご指導いたします。
正に、テイラーメイドのオーラルケアです。
口腔ケアの指導は、保険/自費を問わず歯周病治療の基本的内容です。
虫歯に負けない強い歯を作る~定期的なフッ素ジェル塗布
歯に耐酸性を与えることで知られる「フッ素」を歯に塗布するう蝕(虫歯)予防法です。
世界中の専門医や臨床医が長い間使用している予防方法で、安全性や臨床効果の評価が最も高い安心できる予防方法ですから、安心してお受け下さい。
具体的には フッ素含有ジェルの歯への塗布で、エナメル質に取り込まれてエナメル質の結晶であるハイドロキシアパタイトはフルオロハイドロキシアパタイトというより丈夫な結晶に変化してう蝕をつくる菌の出す酸に歯が溶け(脱灰され)ないように守ります。
また、歯周病治療後に露出した根面にはう蝕が生じやすい傾向があります。これを根面う蝕と呼びますが、 根面う蝕になり易い部分にも定期的(メンテナンス時)にフッ素ジェルを塗布して歯周病治療後の根面う蝕を予防することも有ります。
*小さいお子さんのう蝕予防には特にオススメいたします。定期的にフッ素ジェルを塗布するために検診を兼ねてお通い下さい。(=特に幼少期に虫歯が問題になります)
永久歯は放出直後が、エナメル質にフッ素が充分に取り込まれていないため耐酸性の結晶が少なく、一番う蝕になり易い時期です。
できるだけ早期から定期的にフッ素ジェルを塗布して、う蝕にならないように予防しましょう!
もちろん、子供だけではなくオトナや高齢の根面う蝕の出来やすい方にもう蝕予防の効果がありますので定期検査をした時には必須です。
*最近,フッ素の毒性が語られることがありますが内服ではない歯科用のフッ素塗布程度では人体へ悪い影響は特になく、むしろフッ素塗布によるう蝕抑制効果が圧倒的に大きなメリットがあります。よって我々歯科医師はフッ素塗布を行っています。世界的に安全性が保証され確認されたレベルですからフッ素塗布をお子さんでも安心してお受け下さい。
cf.主に飲料水からフッ素が摂取され続けると歯の形成質不全(斑状歯)等が生じる事が解っています。よって,日本では上水道にはフッ素は添加されていません。
◎ 詳しくは、当院へお尋ね下さい。
痛みが少ないのは当たり前
「治療が怖くて歯医者に行けない」といって、虫歯をそのまま放置している方がいます。そういった方も心配要りません。最近の局所麻酔薬の効果は確実で ができます。痛みの少ない治療はもはや当たり前です。
このコンテンツでは、当院の虫歯治療についてご紹介いたします。
●「麻酔でさえも痛くなかった!」~表面麻酔後の注射
●無菌的な状態で行う歯根の治療~ラバーダム防湿法を使った丁寧な治療
●取り残しを見逃さない~マイクロスコープ等による確実なう蝕治療
「麻酔も痛くなかった!」と好評~高血圧でも安心!
麻酔が怖くて治療を躊躇されている患者さんへ麻酔注射の針の痛みは軽減されます。
麻酔されたこと自体が解らないとおっしゃる方もいます。
我々は"表面麻酔"を使用し注射針の刺入時の痛みを減らしています。
チェア(ユニット)に約3〜5分ほど寝ていただき表面麻酔が効いてきた後、痛みや圧を感じないようにゆっくり麻酔を施します。
これ自体は一般的方法ですが、巷の歯科医院の10分刻みの短時間診療体制では効果的に行うのは難しいと思います。
余裕をもった診療体制だからこそ、こういった基本的気配りのある対応も可能です。
*特に、高血圧の方には細心の注意を致しますのでお申し出下さい。また、脳梗塞など既往のある方は必ず問診票にお書き下さい。
歯科治療では血圧上昇の原因の多くは麻酔剤に含有される血管収縮剤による血圧上昇というよりも効き目の悪い痲酔による疼痛のための血圧上昇が主な原因であるとの研究結果があります。
現在、これは外科領域の常識として言及されています。確実に麻酔効果を得る慎重な方法が必要です。
慎重に時間をかけて麻酔を行うおかげで、確実な効果が発揮され治療中は痛みを感じません。
「虫歯をずっと放置している」という方,「詰め物が外れたまま」という方,手遅れになる前にぜひ一度 当オフィスまでご来院ください!
ラバーダム防湿法は根管治療では必須!:ラバーダムを使わない歯科医院は受診するな
歯髄腔(歯の神経の入っている空間)は体内ですから元々細菌が存在しない綺麗な環境です。歯髄治療である"歯内療法"の根管治療では標準的な医科外科手術と同レベルで高い滅菌性の確保が感染根管でも必要です。
世界中の歯内療法学の教科書にはラバーダム防湿法下で歯内療法の根管治療を行うことは最重要項目として最初に挙げられています.
日本では歯科保険治療システムの欠点で臨床家が保険請求ではラバーダム使用の有無で点数が変わらないためにラバーダム自体使わない歯内療法が常態化していますが、
そもそも歯内療法の根管治療はラバーダム防湿下でしか行ってはいけない治療ですこれは世界の常識です.
根管治療とは虫歯の細菌侵入で歯髄神経が死んだあとの清掃を根管壁をヤスリがけして壊死物質と細菌をリーマーやファイルという針状器具で除去する行為です・滅菌した器具でラバーダム防湿下で行うことが必須です pic.twitter.com/muGu9Y68Mr
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術部への細菌の進入を防ぎ,術部とその周辺を口腔内環境から隔絶して清潔な環境を作る治療方法です。
さらにリーマーやファイルの誤嚥と 根管充填材を焼き切る際のヤケドも防止する安全対策のためにも必須な方法です。→使わないと非常に危険です!
↑これは真っ当な歯科医師からの極めて倫理的啓蒙です
巷の危険な歯科医(およそ9割)は経費がかかるような言い訳を語るそうですが全くのウソです〜騙されないように!
ラバーダムシートは僅か1枚50円以下です!
世界的常識のラバーダムも使わない根管治療は安全性すら考えていないトンデモ無い歯科治療です!!
巷の歯科医院の9割程がラバーダムを使用しないと言われていますが、アナタの通院する歯科医院はラバーダムを使用していますか?
もし使っていない歯科医院なら 患者の安全性すら考慮せずラバーダム代の数十円の経費をケチる様なトンデモ無い歯科医院ですから根管治療のみならず歯科治療全般が信用できない三流以下の歯科医院です上から5%の優良な歯科医院を探して通院しましょう!
下顎大臼歯の感染根管の治療中:術野と根管内に唾液や汚染物質の混入など汚染を防止するためには必要不可です。
ラバーダム防湿法は予後の良い治療に必須な世界標準の処置条件です(これを使わない根管治療はクズです)。
根管治療でラバーダムを使わない治療は危険ですから絶対に受けないように!
医療過誤の際には、ラバーダムを使わないで歯内療法を行うことは重大な法的過失事項です*
日本でも年間沢山のリーマーファイルの誤嚥やヤケドが起きています。ただ歯科医師会などから漏れて一般の患者さんには聞こえてこないだけで,潜在的にかなり起きています。
そのような危険な歯科医師がいる医院へは危険ですから絶対に受診しないように!
アナタもラバーダムさえ使わない危険な歯科医院を避け,自分の身は自分で守りましょう!
術中の滅菌性を維持するためには、更にそれと共に滅菌性の確実な器具を使用することの両方が揃って、必要条件が整います。
* 最近、患者さんへアピールする手段として間違った基準や方法でラバーダムをカタチだけ使用し滅菌性の重要な条件を忘れる・治療の根本を無視している歯科医もいるので気を付けて下さい。
当オフィスではラバーダム防湿法のみならずオールラウンドで厳格な基準で保険/自費治療の区別なく歯内療法を行います。この点はご安心下さい。
ラバーダム防湿法による治療なら是非当院へ!
ラバーダムを完全に正しく装着するには時には手間がかかるだけではなく、ちょっとした工夫や技術も必要です。歯内療法治療では自費・保険治療の区別無く、必ずラバーダム防湿法を使用します。おかげで良い予後が得られています。
//////////////////// 修復治療にも //////////////////////
コンポジットレジンなどの修復治療では根管治療のように必須ではありませんが、唾液に術部が汚染されて接着に不都合なケースでは利用する事があります。
◎う蝕治療でも必要な際には使用しています。
根管治療の時のような根管への感染防御のためではなく歯質と修復材との接着性を得るためにドライで綺麗な環境確保に使用する事があります。
特に,下顎臼歯部で唾液コントロールが困難な際には有効です。
*ただし、器具の挿入具合などの理由でラバーダムを使えない場合には他の防湿方法で行っています。
最近ニーズが高まったセラミックス・ハイブリッドセラミックス系インレーの合着時に使用するレジン系セメントには完全な防湿と表面処理のステップワイズの処置が重要になります。その際接着面が汚染される可能性がある際にもラバーダム防湿を使用しています(汚染されない場合には使用しません)。術後疼痛を誘発するマイクロリーケージを防ぐためには有効な方法です。
金属インレーやコンポジットレジン下に虫歯ができたモノの充填し直しをした症例(処置前)
ラバーダム防湿法で術野が唾液や血液に汚染されることなくボンディング剤の接着性が発揮されたコンポジットレジン充填、これで良い予後が期待できる。(処置後)
接着が不完全では,後に歯質とコンポジットレジンの間に隙間が生じ細菌の侵入を許します。つまり歯の寿命を縮めるリスクが高くなります。
このように修復治療でも歯内療法ほどの絶対的必要性はありませんが唾液が接着面を汚染する可能性を回避するために使う事があります。
*コンポジットレジンなど修復処置(虫歯の詰め物)では隔壁などの器具装着の都合上ラバーダム防湿法が使用できない状態もあります。この場合は他の簡易防湿法で行います。
「マイクロスコープ」による精密なう蝕治療・歯内療法
マイクロスコープとは:一般的にマイクロスコープとは顕微鏡のことですが、ここでいうマイクロスコープは医師が外科手術で使用している専用の顕微鏡のことです。
最近では歯科治療でも使用されるようになってきました。
これは微生物や病理標本を観る顕微鏡ではなく、ピンポイントで数倍〜数十倍に拡大して治療に使用する装置のことです。細菌が観るような役目では使えません。
歯科臨床では、歯の細かい部分を拡大して確認できます.今までの肉眼での治療では発見し難かった微少なモノの判別.例えば歯内療法(歯の神経の治療)では歯髄の入っていた狭窄した微細な根管口(歯髄の入り口)の確認や、逆根管充填では根尖孔(根の尖端にある歯髄入り口)とその形態まで容易に確認できるようになります。
外科的歯内療法治療の臨床成績も向上します。
このように、歯の微少環境での確認・診断能力が大幅に向上し確実な治療が可能になります。
感染歯質が拡大浸潤した象牙質の特に歯髄間際での感染歯質部の除去が正確に可能になるので、大切な歯の保存には最高の戦力となります。マイクロスコープは微少環境でのピンポイントの治療で意味を持ちます。
具体的には、歯内療法の逆根管充填、破折リーマーファイルの除去、根管口の確認等などで必要に応じて使用することがあります。
また、キートゥース(補綴設計などの可否に関わる重要な歯)保存のための治療では感染を見逃さないように最高の戦力となり得ます。
一般の歯の形成や切削等では拡大率2〜3倍程度のルーペ付きグラス下で行います。これは器具尖端から全体が充分に視野に入り治療が円滑に行えるからです。このように私たちは拡大装置の合理的で妥当な使い分けをしていますのでご了承下さい。
すなわち,マイクロスコープを使って臨床的に意味がある治療はある程度限られます。
もし、マイクロスコープを使った歯内療法などご希望でしたらご来院の際ご相談ください。
患者さんがご希望になっても通常使用を必要としない処置や使うことに意味を持たない場合にはご希望に充分に添えない事もありますので、予めご承知下さい。
*マイクロスコープを使った歯科治療は現在、保険の対象外(自費負担・治療毎に加算)で自費治療で必要がある際に使用することがあります。来院時、お尋ね下さい。
ようこそ!麹町アベニューデンタルオフィスへ
数ある歯科医院の中から当院をお選び頂きありがとうございます。
御願い:このHPをお読み頂き,我々のポリシーをご理解いただいた上でご来院頂ければ幸いです。
私たち麹町アベニューデンタルオフィスは2007年ここ麹町に開院しました。
現在,地元の方はもちろん遠方からも多くの患者さんが来院される医院へと成長することができました。
我々は歯科医院の本当の価値とは何か,これを考えて医院姿勢や診療内容にそれを反映させてきました。
これからも緊張感を持ち患者さん一人ひとりと各々の立場を考えて接していくことをお約束いたします.
<当院の特徴と治療内容>
●木の温もりを感じさせる清々しい院内空間~院内のこだわり
●痛みが少ないのは当たり前~う蝕治療
●予防歯科治療で虫歯知らずのお口に~予防歯科
●健全な歯ぐきに映える美しく自然な補綴・修復物~補綴・修復処置
●口臭は虫歯・歯周病治療で、改善されます~口臭予防
●本物の治療は、確かなモノを選ぶことから~院内設備
*当オフィスHPや院長ブログのコンテンツは全て院長自らが作成しています。
よって院長のポリシーを直接反映しています. お読み頂ければ幸いです.
スカンジナヴィアンセンスの院内空間
当オフィスの院内空間は月並みな垢抜けないセンスとは無縁です。医院のセンスに惹かれれば、きっと通院も苦ではなくなるはずです。
一歩扉を開けて待合室に入った途端、表通りの都会の喧噪を忘れる落ち着き。
痛みが少ないのは当たり前
「治療が怖くて歯科医院へ行けない」といって虫歯をそのまま放置している方はいませんか?そんな方も大丈夫.
時間的余裕を持って表面麻酔の後,痲酔を充分施す様に気を付けて行っているので ができます。
*臨床では炎症の急性期には麻酔薬の薬理学的作用機序から、麻酔効果が多少落ちる時もあります。こういった時には、ゆっくり確実に効果を上げるように努力致しますのでご安心下さい。
>>「虫歯治療のこだわり」へ
予防歯科治療で虫歯知らずのお口に
あなたはいつも歯が痛くなってから歯科医院へ行き、痛くない時に行った事が無いのでは?
「予防歯科治療」とは「痛くなったら治療する」という考え方ではなく、予防学的処置法で虫歯や歯周病を防ぐ自然な概念です。
また、1,2回の処置だけではなく定期検査も含めて意味を持ってくる治療方法です。
これは、
>>「予防処置」「予防歯科治療」へ
美しく健康的な笑顔を目指し
「笑うと金属の歯が見えて気になる」「歯や歯肉の色が気になる」「笑顔に自信を持ちたい」という悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。そんな方にオススメなのが当院のこだわりをもった徹底的に行う精度ある です。
審美歯科といった商業的造語を掲げて,患者さんのトレンドに迎合する安易で軽薄な実質的な正しい歯科保健を蔑ろにし患者の意識が及ばない見えない部分を軽視して見かけだけの審美的治療を行うような誤った歯科界の傾向に強く反対しています。 それ等は時間を経て患者さんに迷惑を掛けるからです。 すなわち我々は常に本物の歯科治療を目指しています。
口臭はう蝕治療や歯周病治療で改善されます
会話の途中、自分の に気付いたことはありませんか?親しい友人や家族から、口の臭いについて指摘されたことはありませんか?
>>「口臭予防」へ
本物の治療は、科学に真摯な姿勢と確かなモノを選ぶことも
痛みを取り除くだけでなく、心から満足していただける高度な治療を提供したいと考えています。当オフィスでは、第一に科学に真摯に従う治療技術やそのコンセプトを大切にしています。
それと供に、 などDevice(装置)に対してもこだわっています。歯科用ユニット(治療装置とチェア)やレントゲン装置・マイクロスコープ等々など高度に満足のゆくモノをセレクトして我々の治療の良き戦力にしています。
>>「院内設備」へ
2010年3月11日
3ヶ月に1度の定期検査をお受け下さい
我々のオフィスでは,歯周病の基本的治療を終了された方には,3ヶ月に一度の定期検査を行っています。
なぜ3ヶ月に一度の定期検査なのか?:
例えば、SRPという歯周病の基本的治療をお受けになればSRP終了時には歯周ポケット内の細菌はかなり減っています。理想的には細菌が0になれば良いのですが臨床では0にはなりませんが、かなり細菌が減っています。技量に依存するので上手い先生が行えば再発しないレベルの細菌数まで減っているはずです。
ところで(歯垢に存在する)細菌は歯周ポケット縁上に歯垢が付着していれば、そこから細菌がポケット内へ移動してゆきます。これによって細菌は再度歯周ポケット内に戻ってそこで再増殖します。
ポケット内の細菌叢のこういったリバウンドはブラッシング不良で歯周ポケット縁上に歯垢が付着していれば約2~3ヶ月弱で治療前(SRP前)の状態に戻ってしまうことが知られています。
これをグラフで表現すれば下↓の通りです。
このようにだいたい3ヶ月に1度来院してもらえば,もし歯周ポケット内に細菌の再増殖が起きても、ポケット内を再度エアスケーラーでスケーリングや洗浄して細菌を減少させれば、治癒させることが可能です。
*3ヶ月では以前のようなポケット内の歯石は付着しませんから、3ヶ月の時点で治療(再び増殖した細菌を除去)すれば以前のような手間のかかるSRPなど必要もなく歯周治療は可能です。
歯周病の定期検査では,歯周病だけでなく齲蝕やその他の口腔内の健康や補綴修復物の点検やチェックも同時に総合的診査を行っているので、二次う蝕のが発見されて早期治療にも役立つことがあります。
また、同時に歯のクリーニングでステイン除去にもなるので患者さんには、ご好評を得ています。
麹町アベニューデンタルオフィスでお口のインフラ整備の歯周病治療!
歯周病は歯周ポケット内に細菌が棲息して生じる疾患の総称(歯肉炎、歯周炎など)です。
皆さんも,ご存じのように健康な歯と歯茎(歯周組織)を持つコトで快適な咀嚼ができる事は疑う余地がありません.
歯周組織が歯周病ならば問題になるのはご承知の通りです.
できれば一生ご自身の歯で快適に食事が出来て健康を担保できるように皆さんも望まれていると思います.
特に虫歯(う蝕)や欠損歯が有る場合には残された歯に冠やブリッジなど補綴物を装着して快適に咀嚼出来るように治療する必要性があります.
この場合,歯周病のままで冠やブリッジなど補綴・修復物を装着しても長持ちしません.
その前に正確に印象(型どり)も採れません.どんな治療でも大切な歯の"土台"となる歯周組織の健康が前提です.
特に冠など補綴物を装着する際には歯周病治療は歯周組織の基礎治療として重要です.
各種歯周外科手術や私の著書もあるエムドゲインによる歯周組織再生療法*も適応症ならば可能です。
*エムドゲインによる歯周組織再生療法を参照
街の多くの歯科医院で正しく歯周病治療が行われていない現実を知って下さい
→ 出来る麹町アベニューデンタルオフィスへ!
当院では正しいコンセプトをもった予知性の高い治療,すなわち世界でコンセンサスを得たゴールデンスタンダードな歯周病治療を基本に丁寧に行っています.
巷で中等度以上の歯周病が治らないのは歯科医が適切な技量で手用キュレットを使用した丁寧な歯周ポケット内の機械的清掃(スケーリング&ルートプレーニング:SRP)を行っていないからです.
→ すなわち,先生や歯科衛生士など術者に技量が無いために歯周ポケット内に除去出来なかった歯石を取り残して再発の原因を作っています.
歯周病を治したい方はイイ加減な根拠の無い似非治療に騙されないで技量有る歯周病治療が出来る当オフィスへおいで下さい.
我々のオフィスで丁寧なSRPをしっかりとお受け下さい
2010年3月 9日
インプラントを使わない歯周補綴治療 〜 インプラントが嫌な方おいで下さい
進行した歯周病の徹底した治療が終わった後には補綴処置が必要なケースもあります。
こういった場合にはケースに応じて自分の歯を利用して適切な補綴処置をします。
ここで例に挙げるのはかなり進行した重度歯周炎の歯周病治療に伴う補綴治療の例です。
比較的軽い歯周病の治療後の補綴治療とは見かけ上も全く異なります(お間違えないように)。
また欠損部には従来型の安全な可撤式の各種義歯を装着できます。最近では、局部床義歯などの補綴治療の話をしないで、高額治療を容易に得ようと執拗に人口歯根を埋入する治療方法をススメる歯科医が多いので騙されないようにしましょう!
中等度〜重度に歯周病に罹患した歯は歯周病治療を終えても健全歯とは歯周支持組織の状況は歯根を歯槽骨や歯根膜などが支持する割合(支持する深さ/表面積など)が異なります。よって歯の動揺が増加しなおかつ歯と歯のコンタクト部が離開して食べ物も詰まり易く快適に食事さえ出来ない状況になります。そういった状況でより良く咀嚼出来るような工夫を歯周病学的視点で考慮して設計することが必要です。
こういった視点で行う補綴治療を「歯周補綴(治療)」と呼びます。
歯周補綴にはその特徴的な臨床上の配慮が必要なので歯周病と補綴学の両分野の高い知識と臨床的治療のスキルが要求されます。安易に経験不足の歯科医が治療すると的確な治療が失敗する様な事もあり、それでは意味を成しません。
我々のオフィスでは進行した歯周病ケースにはこのようなクロスアーチ・ブリッジ(フルブリッジ)のようなオーセンティックな歯周補綴を行っています(歯列不正等で支台になる歯の平行性が得られない症例では不可能な場合もあります:症例選択が重要な歯周補綴治療です)。
昨今の戦略的に歯周病治療で保存可能な歯まで抜歯して無歯顎堤に人工歯根(インプラント)を埋入するような方法論を心配される患者さんには自身の歯を可能な限りしかも有髄歯のまま保存出来て高評価を得ています。
↓ ↓ ↓
正にインプラント治療を歯科医の都合でファーストチョイスするようなタイプの歯科治療コンセプトに対するアンチテーゼです。
我々は、天然の歯を極力保存してそれを補綴処置する事が最も道理にかなう生物学的な方法だと考えています。その次の段階の選択肢に人工歯根はあっても良いと思いますが、歯科医の都合で人工歯根を執拗に勧める風潮は間違った臨床姿勢だと信じて疑いません。
重度歯周病の歯周補綴例:上顎をフルブリッジを装着して安定した状況を維持できるよう多くの支台歯(支える歯)を有髄歯の状態で保存出来ました。
詳しくはこちらを参照して下さい。
この症例では、欠損部には局部床義歯(部分義歯)を使う事無しに口腔内の咬合のバランスと咀嚼運動を行えるように設計できました。
人工歯根によるのではなく、歯髄を極力保存した状態で上のように安定した咀嚼を行えるよう設計されています。何よりも有髄歯に補綴を装着できる安心感(耐久性と安定性)を評価できます。
この症例のように患者さんの歯を残すことで噛み応えがそのままに担保できます。
簡単に抜歯して人工歯根にしてしまう危険な歯科医を避けて、自分の歯を残しましょう!