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2009年4月22日

皆さんに本物の歯科医療を評価して頂けるように努力します


残念ながら、ごく当たり前の教科書レベルの基本に則った歯科治療を丁寧に行うことが、現在の歯科界ではむしろ珍しい事になってしまいました。

*その悲惨な実態は私の院長ブログに色々ご報告していますのでお読み下さい。

これには歯科界の経営的な現実が大きく関与していると私は思います。
日本の保険医療制度は請求すれば原則的に歯科医院の口座に診療報酬が自動的に払い込まれるシステムです。そういったシステムの下,歯科医は経営上の要求性からも出来るだけ沢山治療をこなし沢山請求できるように努力する傾向は極めて強いはずです。

レセプト上には歯科医の技量や治療への配慮は基本的には反映されませんから,よほど悪質な行為でない限りはイイ加減な診療を日常的に行っても基本的には監督官庁にさえ解りません。

そういった健康保険の特性をよいことに歯科医の診療内容は効率重視で雑に成ってしまった現実は想像に難くありません。
そのような嘆かわしい現状にありながら歯科界内部から反省の言が出てこない事こそが,歯科界の現状を象徴していると私は思います。


平たく歯科医療の現状を表現すれば 「素人の患者には本当の歯科治療の内容など解らないのだから黙っていれば解らない。気にしないでどんどん請求件数を増やせば儲かる.」といった状況です.
さらに換言すれば「余計なことを言わなければ患者には何も解らないので悟られてまずいことは黙っていろ」ということです.


殆どの歯科医は10年以上の治療予後を確かめられないのが現状:

現在,首都圏の患者の多くは複数の歯科医院を治療ごとに転院し信頼できる1人の歯科医をホームドクターとして受診し続ける事が希です。
こういった状況下で無責任で無計画な歯科治療は増加しています.そして,こうした背景で歯科医も10年以上経過した自身が行った治療の予後すら知らない状況が生まれています.
こうして歯科医が治療に関する長期予後から反省する機会が無い状況が生まれています.
だからこそ尚更歯科治療に反省が無いのでしょう。

 cf. 幸い私は千葉県開業時代に10年以上の自身の症例予後を沢山観てきました。
また親が行った50年近く経った症例も観る機会に恵まれていました。


1人でも多くの方々に歯科治療に対する正しい認識を持って頂きたいと思います。歯科的知識と供に歯科医学の核心や歯科界の危険な実態を日常的に私は直に患者さんとお話し,ネット上ではブログやSNSを通じてご報告しています。

患者さん1人1人に正しい治療をご評価して頂けるようになれば真面目で丁寧に治療する歯科医が高く評価される事が世の中の常識になるはずです。


まずは目の前にいらっしゃる患者さん1人から丁寧に本物の治療をしてゆきます。
時間がかかるでしょうが、そうなれば必然的に歯科界も徐々に変わってゆくはずです。

全く地味な事ですが、こんな当たり前の事を実践しないから現在のような酷い歯科界になってしまったのです。

*最近、 歯科医院ブログを業者が作成しているケース も存在しています。こういった業者ゴーストライターが作成したブログも存在しますから、そういったモノを掲載する不誠実な歯科医院に騙されないようにご注意下さい。

*当オフィスのHPに掲載するコンテンツは全て院長自ら作成しています。よって院長自らのポリシーを反映しています。お読み頂ければ幸いです。   

院長プロフィール

麹町アベニューデンタルオフィス 院長 戸村 真一

【来歴】
1988年 日本大学歯学部卒業
1992年 日本大学大学院歯学研究科歯科保存学(歯周病学講座)卒業、学位取得(歯学博士)
同年   実家の歯科医院(千葉)で診療開始
歯周病学関連の講習会講師、インストラクターなどを歴任
2007年 千代田区麹町に麹町アベニューデンタルオフィスを開業

【著作】
works01.png日本初のエムドゲインによる歯周組織再生療法の教科書:
2000年2月出版
「生物学的コンセプトに基づいた歯周組織再生療法 ~エムドゲイン®療法~」
戸村真一・弘岡秀明 著
(スウェーデン・デンタルセンター弘岡秀明先生と共著)

【歯科雑誌投稿論文(の一部紹介)】
<2000年>
・戸村 真一, 弘岡 秀明 (2000)エムドゲイン®の有効性と歯周再生療法 DENTAL DIAMOND 25-351, 72-75.
・弘岡 秀明、戸村 真一 (2000) エムドゲイン®による生物学的組織再生法 IV -エムドゲイン®療法の新手法:を併用したCoronally Positioned Flap (弘岡の改良法)の1症例The Quintessence 19-11, 97-109.
<1999年>
・弘岡 秀明、鈴木 敏人、戸村 真一 (1999) エムドゲイン®を用いた歯周組織再生法  -その基礎と臨床術式 dental products news 102, 3-7.
・弘岡 秀明、戸村 真一 (1999) エムドゲイン®による生物学的組織再生法 III -エムドゲイン®療法の歯周治療における臨床的位置づけ The Quintessence 18-5, 55-68.
・弘岡 秀明、戸村 真一 (1999) 科学的根拠に基づいた歯周組織再生療法とその成功への方法論 I 歯界展望 94-4, 801-814.
・弘岡 秀明、戸村 真一 (1999) 科学的根拠に基づいた歯周組織再生療法とその成功への方法論 II 歯界展望 94-5, 1059-1074.
  他-歯周病学関連の論文多数執筆

【歯周病学会誌・投稿論文】
・ニフェジピン歯肉増殖症の関連性に関する研究 : IL-1存在下でのニフェジピンが培養線維芽細胞のウロン酸産生に与える影響
・B-2-910 ニフェジピンと歯肉増殖症の関連性に関する研究 : IL-1存在下でのニフェジピンが培養線維芽細胞のウロン酸産生に与える影響
・ニフェジピン歯肉増殖症に関する研究-歯肉組織中のウロン酸量の比較検討
・B-13-1130 牛歯根面に対する培養線維芽細胞の付着に関する研究
・超音波スケーラーによる歯根面沈着物の除去に関する基礎的研究 : 根分岐部を中心に
・表面粗さの異なるスライドグラスに対する培養線維芽細胞の付着増殖に関する研究
・フッ化物塗布による露出歯根象牙質面に対するプラーク抑制効果について
・B-17-1200 表面粗さの異なる Silde Glass に対する培養線維芽細胞の付着増殖に関する研究

【その他】
・学位トピック: "Nifedipine-induced gingival overgrowth"
・歯科関心事項: 歯周組織再生療法, GPへの実践的教育方法論
            歯科医原性疾患から患者を守る啓蒙的方法論
            ネットリテラシーと歯科医療:歯科医と不良歯科治療に騙されない方法論とその啓蒙法

当院のポリシーのご理解もしくは、歯科治療のご理解にブログ電池ストのお仕事@麹町院長ブログの記事がお役に立ちます。

*この医院HPも歯科治療のエッセンスを理解して頂けるように院長の私がコンテンツを全て作成し、症例は全て当オフィスの実際の治療症例です。巷に溢れる単なる宣伝用の読むに値しない医院webとは全く性質を異にする啓蒙的側面で書かれたものです。

 歯科治療の理解を深めるためにご通読をオススメします。

昨今,業者提供の画像を羅列していわゆる審美歯科治療やインプラント治療を薦めるカタログのような医院HPが多く患者さんへ歯科保健の核心や医院の信条を伝える質の高いモノが殆ど無いのがネット上の状況です。
我々はそういった低レベルのHPによって患者さんが勘違いをされないように本当の歯科医療を理解出来るようコンテンツを作成しています。

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