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歯科治療と美容を混同しないように:軽薄の象徴=審美歯科?


審美歯科という軽薄な造語には騙されないで下さい

私は "審美歯科"という言葉を持ち出すことで本当に必要で、まず最優先される大切な歯科治療をおろそかにしてまで、オーバートリートメントすなわち、美容目的だけの治療を過剰に施す医療機関や先生が多いことに大きな疑問を持っています。  おまけに、そういった先生方の治療が精度が悪く不完全であったり、二次的障害を残す場合が有れば更に患者さんに迷惑をかけることになります

こういった現状を皆さんは、どのようにお感じになりますか?

多くの患者さんと歯科医師は「健康を獲得するための歯科治療と美容を混同している」のが現状です。そういった非常に誤った傾向は、誰もその間違いを指摘しない「ただ儲かればよい」と考えている昨今の歯科界における軽薄な患者さんへ迎合する風潮を象徴しています。
結局、多くの患者さんが年月を経ってから問題が生じて気づくことだろうと思います。


「審美歯科」という言葉は、世間でエステが一般化して以来の,更にスター美容家まで出現するに至り、美容整形ですらハードルが低くなった昨今の美容崇拝志向が作り出してしまった造語的な語感が強いと思います。この言葉がひとり歩きして間違った方向へ向かっていると私は思っています。実に軽く医療らしくない歪んだ語感です(ですから、使用しません)。

もちろん、日本の大学でもそういった名称の正式な学問分野はありません。


私は、歯科保健の本筋から逸脱して患者さんが認識を誤る傾向は、改めてもらえるよう患者さんへの啓蒙は忘れないつもりです。もちろん、自然観のある審美性に優れた自然な治療を常に心がけています。自然観のある補綴修復治療を行うことは、歯科医師として当然の責務ですから。
ですから、私は、歪んだ歯科の治療行為は改めます。必然的で理屈にあった治療は正しく行います。これがポリシーです。
 本来の歯科保健から逸脱しないようにバランスを取って治療しています。

知的な大人ならば化学的に歯を脱灰修飾するホワイトニングなど希望しません

間違った健康観を持つのは患者さんの知的レベルの問題でもあります。
健全な歯質を害するため、ホワイトニング(歯牙漂白)は、行っておりません。 

患者さんに将来デメリットを生じる様な非歯科的加療には反対します。
良く業界で耳にするコトですが、漂白状態が"後戻り現象"で、また色が戻ってしまうので幾回も漂白を希望して繰り返し来院する患者さんがいるということです。これは、歯の硬組織に不可逆障害を与える可能性が強く大変に悪い行為です。それに付き合って、その都度加療する歯科医師を皆さんはどう思います? 治療費のためだけを考える軽薄な歯科医です。

私は、患者さんの健康意識の傾向に間違いがあれば安易に軽薄な迎合はしません。

"ホワイトニング"、"審美歯科"などと、看板を掲げて安易に、「本来の保健医療から逸脱した美容的側面の非常に強い加療を疑問無く続ける先生方が巷に多いことは誠に残念です。」医療人として、私はそういった傾向が大変軽薄だと思っています。
歯科医療は、正しいサービス業種であって、他の第三次産業の様に、来院した患者さんの望む通りをそのまま行えばよいわけではなく、正しい啓蒙のもと本物の 歯科医療を提供すべきと考えるからです。


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